基本データ | |
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国旗 | 赤いドラゴン(後掲) |
国歌 | 我が父祖の土地 (Hen Wlad Fy Nhadau) ![]() |
公用語 | 英語、ウェールズ語 |
首都 | カーディフ |
面積 | 20,761km² |
人口 | 約310万人 |
国花 | ラッパズイセン |
国木 | Sessile oak |
守護聖人 | 聖ダビデ |
ウェールズ(Wales, ケルト名カムリ)とは、グレートブリテンおよび北部アイルランド連合王国(イギリス)を構成する国の一つである。
ブリテン島の西南部を占める。首都はカーディフ。公用語は英語とウェールズ語。日本ではなぜか国旗が有名。
治めるのは連合王国の君主ではなくプリンス・オブ・ウェールズという習わしがあるため、形式上のトップは英国王ではなく(プリンス・オブ・ウェールズの称号が与えられる)英国皇太子である。
ケルト文化の伝統が残る国の一つである。国旗にも使われている赤いドラゴン(Y Ddraig Goch)はウェールズの象徴である。野菜のリーク(leek, 西洋ネギ)もウェールズの象徴の一つである(長ネギのことをWelsh onionというが、これとリークは別物)。
また世界最長のSFテレビドラマ「ドクター・フー」とそのスピンオフ「秘密情報部トーチウッド」を製作しているBBCの地方支局、BBCウェールズがある。撮影現場が首都カーディフを中心に至るところにあるため、聖地巡礼の地としても有名。
人気のあるスポーツはラグビー、サッカーであり、どちらもウェールズ代表が国際大会に出場する。
ウェールズのアイデンティティの一つといわれる。シックス・ネイションズ(および前身の大会)で24度優勝。ラグビーワールドカップ最高位3位。1999年にはラグビーワールドカップのホスト国を務めた。ちなみにウェールズ代表がもっとも大勝したのは、対日本代表戦の98-0である。
「ん、イギリスの国旗にドラゴンっていなくね?」と思う方も多いだろう。連合王国になる以前からイングランドと併合していたウェールズは、イギリスになった時にもイングランドの一部という扱いをされ国旗に含まれることはなかった。
リアス式海岸で古城が多いことでも有名。ハリポタとかこのへんが一部モチーフだとさw
ウェールズは石炭やスレート、鉄や銅、鉛など鉱物の採掘が盛んであり、産業革命に大きな貢献を果たした。鉱物輸送にはナロー・ボートと呼ばれる船による河川輸送や小規模な軽便鉄道による鉄道輸送がその役割を担った。
特に南部で産出される石炭「ウェールズ炭」は世界で最も良質な石炭として有名であり、日本では日露戦争時、イギリスがロシアへのウェールズ炭輸出の停止、日本へのウェールズ炭供給を行ったことで知られる。
第二次世界大戦後はエネルギー革命に伴う需要低下により、多くの鉱山が閉山を余儀なくされた。伴って鉄道も廃止になるものが多かったが、ウェールズ西部の「タリスリン鉄道」が世界初の保存鉄道として存続していくことになった。それを皮切りにウェールズのみならずイギリス中の多くの鉄道が復活・存続を決め、世界中へと広まっていく保存鉄道運動のさきがけとなった。
現在、ウェールズには「タリスリン鉄道」「スノードン登山鉄道」「フェスティニオグ鉄道」など20ほどの保存鉄道が存在している。
北部のアングルシー島に、世界一長いことで有名な地名「ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ」(Llanfairpwllgwyngyllgogerychwyrndrobwllllantysiliogogogoch:ウェールズ語で58文字)がある。あまりにも長いので、「ランヴァイル・プルグウィンギル」もしくは「ランヴァイル」「ランヴァイル P.G.」などと略される。
詳細は「ランヴァイル・プルグウィンギル・ゴゲリフウィルンドロブル・ランティシリオゴゴゴホ」項参照のこと。
※ニコニコ大百科に記事のある人物は太字。
※並びは単純50音順
掲示板
35 ななしのよっしん
2021/08/31(火) 20:51:51 ID: A/oHYJQMR8
>>33
出雲や熊襲、蝦夷等々の事言ってると思うぞ
お陰で大ブリテン島のような地上の境界は無いし東北北海道だけでワールドカップ出たりしない
36 ななしのよっしん
2021/10/16(土) 19:01:08 ID: jsly3Ex9kZ
ブレグジットで激変する海上輸送、ウェールズ港没落はイギリス解体の予兆か
https://
欧州大陸とアイルランドを結ぶ交易路(アイルランド↔ウェールズ↔イングランド↔欧州大陸)
や連合王国域内の貨物輸送(北アイルランド↔アイルランド↔ウェールズ↔イングランド)
の中継地点として栄えていたけどEU離脱で関税手続が復活した為どちらも新たにウェールズを経由しない直結航路が開設されてガチの辺境地になりそうという
因果応報で草生える
37 ななしのよっしん
2022/12/03(土) 21:49:00 ID: Q1/LUd26/J
ぶっちゃけスコットランドと違い、
ウェールズは民族意識こそあるが、実際問題自立できるレベルの経済ではなく、イングランドがないとやってけない。
スコットランドの場合は北海油田などある程度の資源があるが。
EU離脱投票はウェールズ人も「イングランドから回されてる仕事を東欧人(ポーランド人、ルーマニア人、ブルガリア人その他)に分捕られてる感があった」というのでウェールズ内で賛成多数になったんだろうな。
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最終更新:2025/04/21(月) 20:00
最終更新:2025/04/21(月) 20:00
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