ウォルター・バジョットとは、19世紀に活躍したイギリスのジャーナリスト、評論家、経済学者である。イギリス歴史学派。
現在でも世論に強い影響力を与えている古参雑誌「エコノミスト」の編集者として内外のさまざまな金融・財政問題に関する論文をだした経済学者である。
その名は貨幣経済学者や経済学史家について広く知られており、代表作の「ロンバード街」はあらゆる銀行関係文献において最も頻繁に引用される書物の一つである。
バジョットは政治家を目指していたが、指名されることもなく、また四回連続で当選することができなかった。しかしながら閣僚達に助言を与えることもしばしばあり、グラッドストンは彼のことを「控えの大蔵大臣」と呼んだこともある。
バジョットにも言えることであるが、思想系の古典を読むといくぶんか退屈になることがある。それは書かれている内容が酷く”当たり前”すぎるからだ。しかしながらよくよく考えてみれば、その我々の"当たり前"を作ったのが古典であるのだから、"当たり前"と考えるのは順序が逆と言える。バジョットのロンバード街もあるいは多少詳しい人がみれば当たり前すぎることしか書かれていないのかもしれないが、そのようなことを踏まえれば古典としての読む価値が再認識されるだろう。
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最終更新:2024/04/19(金) 12:00
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