ウォーターポンププライヤーとは (ウォーターポンププライヤーとは) [単語記事]

ウォーターポンププライヤーとは、工具の一種である。

曖昧さ回避

ブラウザゲーム「俺タワー」の登場人物。　→ウォーターポンププライヤー（俺タワー）

概要

ペンチと同様の、強力な力で物を掴んだり回す事ができる金属製の工具。
広義的には「プライヤ」という工具のうちの一種だが、このウォーターポンププライヤーを指して「プライヤ」と呼ばれる事もある。他のプライヤと違い開口部が斜め横を向いているのが特徴で、この形状のお陰で配管工事（水道管やガス管、電気配管など）をはじめ狭い場所での工事に優れている。さらにアゴ部分の支点をスライドさせる事で開口部を開けば、より径の大きなものを掴むこともできる。
握りの部分がペンチ以上に長く、またパンプレンチよりも軽くて携帯しやすいので、ペンチと並んで多くの工事業者にとって欠かせない工具の1つとなっている。事実、配管接続用にパイプレンチの代用として、または電気工事の際にペンチでは力がかけにくいものを掴んで回す、など様々な現場で用いられている。

職人の間では「プライヤ」という名前以上に、『ウォーポン』と略して呼んだり、鳥の嘴のような見た目から『カラス』とも呼ばれる事が多い。或いはロブテックスの登録商標アンギラスから『アンギラ』とも呼ばれる事もある。
呼ばれ方は職人や仕事場によって様々なので、異なる職場の職人同士でもプライヤに限らず工具の通称が噛み合わない場合もあるので注意したい。