ウソップとは (ウソップとは) [単語記事]

今ここで全力で戦わなかった俺にあいつらと同じ船に乗る資格なんてあるはずがねェ!!!

ウソップとは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターである。

概要

麦わらの一味狙撃手。ルフィの3人目の仲間で、ピノキオのような長い鼻とゴーグルが特徴。懸賞金は3000万ベリー(ただしそげキングとしての懸賞金)。

赤髪海賊団幹部ヤソップを父に持つ。勇敢な海の戦士になるのが夢だが、基本的には臆病で、戦闘能力も麦わらの一味で1、2を争うほど低い。しかし狙撃の腕は天才的で、戦闘では得意の嘘や話術、小道具などを駆使し、度々勝利も収めている。また、手先も器用でパチンコ「カブト」やナミの天候棒は彼が製作したものである。

シロップ村にてにんじん・ピーマン・たまねぎの3人を仲間にして「ウソップ海賊団」という遊びの海賊団を結成しており、また両親を亡くしたカヤをウソ(実際はウソというよりも自身が主人公のおとぎ話のようなもの)で勇気付けるために屋敷に通い続けていた。そんな中、執事クラハドールとして屋敷に潜入していた海賊「百計のクロ」のカヤ暗殺計画を知り、ルフィたちと協力して彼を撃破。その後、麦わらの一味に入る。
一度はウォーターセブンにてルフィと意見の相違が生じたことで一度は海賊団を抜けるも、最終的には和解して再び一味に復帰した。

2年後はヘラクレスン先生の修行のおかげで逞しくなり(臆病な部分は完全に直ってはいないが)、ポップグリーンという特殊な植物の種を巧みに操る植物使いとなった。

そしてドレスローザ編にて敵幹部に撃破されるも、シュガー（触れた相手を人形にし、人形にした相手を人々の記憶から抹消する能力者）がウソップがシュガーに食べさせて気絶させることで能力解除を狙っていたタタババスコを逆にシュガーに食べさせられた結果、あまりにもおぞましい変顔を披露。それを食べさせたシュガーが目撃し衝撃のあまり気絶して人形にされた人が元に戻るという偶然のファインプレーを披露。結果ドフラミンゴの十年に渡るドレスローザに作り上げた負の遺産と計画を台無しにするという大戦果をあげた。その後ドフラミンゴ撃破後に海軍から「ゴッド、ウソップ」という二つ名とともに2億ベリーに賞金額大幅上昇となった。

彼は作中でも数多くのウソをつくが、時折そのウソが偶然ながらも事実になることがある

ウソップが毎日ついていたウソである。
ルフィ達がシロップ村に上陸、キャプテン・クロによるシロップ村襲撃及びカヤの財産相続作戦開始する。

巨大金魚「島食い」は実在し、「フンが巨大すぎて大陸と誤解し上陸した」等のウソ話のディティールも巨人族のドリーとブロギーが実際の経験談として語っている。

ややウソと異なるがグリーンビットの小人族は闘魚のことをでっかい金魚と呼んでおり、それらを漁でとらえ切り身にして食料としていることが判明。
漁で捕えたものとは別個体だが、ウソップも闘魚を仕留めている。また、小人族は食べきれなかったとウソ話で語ったが、現実では数ヶ月分の食料にはなるとしている。

8000人かどうかは不明ではあるが、グリーンビッドの小人たちの指揮官を務めることになる。またドレスローザにておもちゃにされた者たちを解放したことで、その者たち全員が一時期部下となった。
なお1億人の部下がいる！というバリエーションもあるがこちらは人数が圧倒的に違うため別のウソとする。

ルフィに懸賞金 3000万ベリーがかかった際に、手配書に映りこんだ自分の後頭部に賞金がかかっているとうそぶいていたが、後に正式に自身にも3000万ベリーの賞金首に。更に自身が2億の賞金首になった。

バーソロミュー・くまによってチョッパーが飛ばされた島は巨大なコンドルのような鳥に襲われていた。チョッパーが見事和解させ、その鳥にまたがって空を飛んだ。

トンタッタ族に伝えられるヒーロー"モンブラン・ノーランド"の末裔だと語り、自信を伝説のヒーローだと称したが、窮地に陥ったトンタッタ族にウソだと表明しつつも海賊として伝説のヒーローになると宣言する。
ノーランドの末裔ではないことは確かだと思われるが、ルフィから誤解されたことはある。

自身は危険を冒さず小人たちにすべてをやらせるためのウソであったが、小人たちの危機及び自責の念で命懸けで駆けつけ小人の窮地を救う。

後に麦わら海賊団が対立する四皇のビッグ・マム海賊団船長、シャーロット・リンリンが発作的に食べたいお菓子を食べるまで無差別に暴れまわる『食いわずらい』という病（正確には精神病に近い癇癪癖）を持っている