ウルトマラン801とは、いかりやプロダクションが制作した哲学特撮テレビ番組の名称である。
実写作品としてはウルトマランエロ以来5年ぶりの作品である。80年代のナンバー1の新たなウルトマランという意味を込めて「801」の名称を与えられた。全50話が放映された。
大きな特徴は主人公がこれまでの地球防衛組織の隊員でありながらも、もう一方で調教師でもあるという二足の草鞋ということである。これは同時期に放映され、人気を博していた「3年淫組金閣先生」に影響を受けたものとされている(一部キャストは重複出演してた)
特撮技術は年数の分だけ進化しており、また各種造形もより性密に、よりリアルに仕上がっている。特に(性的に)夜シーンの美しさは特筆すべき点である。
今作の恥丘防衛組織であるが、ウルトマランエロから5年経過し、その間に淫獣が出現しなかったため、最初は見せかけで超びびってるなど全体的にだらしねぇ雰囲気であった。本番経験は隊長であるオオマラ以外経験がないから仕方ないね。隊員名は男性隊員の場合、鎌田以外はカタカナの名字+漢字の名前となっているのが特徴。
これら野心的な試みは性交したとは言い難く、2つの物語の軸を1本の作品に収めるのには多大なコストがどうしてもかかってしまう。学園パートは都度、新日暮里中学でのロケを行わねばならず、また放映時間の都合上、どうしても訴えたいメッセージを描き切れなかった。この為、途中から調教師編はカットされてしまう。
以降はU自慰Mでの活躍がメインとなり、展開も従来の本格的♂王道路線を歩んでいく。全話を通して客演がないのが特徴であり、わずかに回想で初代ウルトマランが出た程度である。終盤、百合あぁん!?の加入と城之内の殉職というハードな急展開もあったが、最終回の50話「あ、妖精も蟹も氷になった!」で鎌田は自分の正体がU自慰Mのオオマラにばれ、オオマラは「新日暮里の平和は我々で守る」の名の下、U自慰Mのみでマラーゴドンを打倒し、801と百合あぁん!?はM69星雲へ出ていけぇ!された。
本放映終了から25年が経過した2006年、ウルトマランゲイウス41話「お前、人の思い出の先生を…」で久しぶりに801が登場、実写作品ともなるとほとんど出演経験がないので、ファンからも注目を浴びた。
鎌田のかつて務めていた新日暮里中学校が統廃合の流れで閉校することとなり、当時の教え子たちがクラス会を開くにあたり是非とも鎌田を誘ってほしいとヒワイに頼んだのだが、鎌田は淫獣と戦うためとはいえ、調教師を放棄した自分に負い目を感じていたため参加をためらっていた。そこにかつて801が戦った乳酸淫獣ホモーが出現、ゲイウスが挑むも戦いを拒否、鎌田が801に変身すると恍惚の表情を浮かべ、ファックルビームを受けるとその姿を消してしまった。この時、当時の教え子は「やっぱりな」と鎌田がウルトマラン801であると看過していた。
かくしてホモーを倒し、晴れて教え子たちと25年ぶりの再会を果たした鎌田。その瞬間、彼らは1980年のあの日に戻り、飲めや歌えやの酒池肉林で空白の時間を埋めたのであった。
本編序盤でうやむやになってしまった調教師編を締めくくる意味として、また本編最終話のだらしねぇタイトルもあり、ファンの間でも「これぞ本当のウルトマラン801の最終話」との評価であった。
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最終更新:2024/04/24(水) 03:00
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