ウルトラマンvs仮面ライダー

ウルトラマンvs仮面ライダーとは、1993年7月21日に発売されたオリジナルビデオ作品である。

概要

その名の通りウルトラマンと仮面ライダーという、円谷、東映の2大特撮制作会社を代表するヒーローの夢の競演を描いた作品。監督には「ゼイラム」、「鳥人戦隊ジェットマン」を手掛けた雨宮慶太が起用された。

両シリーズの歴代作品の名場面を使用した両者の比較および紹介、スタッフやキャストによるインタビュー、そして完全新作の短編ドラマで構成されている。発売後、この作品の好評を受けて製作されたのが「仮面ライダーJ」である。
短編ドラマ部分の撮影には円谷プロはほぼ関与しておらず、ウルトラマンの部分も含め東映のスタッフによって撮影された。
当初仮面ライダーの立ち回りは大野剣友会風の物が撮影されたが吉川進の指示により撮影し直された。

また、2011年にはウルトラマン生誕45周年および仮面ライダーシリーズ40周年を記念して、一部に再編集を施したBD、DVDが発売された。
このメディアには映像特典としてビデオ版発売当時には実現出来なかった、ハヤタ隊員＝ウルトラマンを演じた黒部進と本郷猛＝仮面ライダー１号を演じた藤岡弘、による対談及び記者会見の模様が収録されており、ファン必見の内容となっている。

短編ドラマのあらすじ

ショッカー中近東支部から送り込まれた怪人毒サソリ男が起こした大地震により、地下深くで眠っていた古代怪獣ガドラスが目覚めた。

街が大ピンチに陥ったその時、ウルトラマンと仮面ライダー１号が颯爽と現れ街を襲う怪獣と怪人に立ち向かってゆく。やがて、それぞれスぺシウム光線とライダーキックをまともに喰らったガドラスと毒サソリ男は融合して合体獣サソリガドラスとなった。

その圧倒的強さの前に、ウルトラマンは苦戦を強いられる。無敵のウルトラマンもこれまでか・・・

そのとき不思議なことが起こった！

なんと、仮面ライダーが突如ウルトラマンと同サイズに巨大化したのである！（どんな理由で巨大化したんだって？こまけぇこたぁいいんだよ！）

果たして勝つのは２大ヒーローか、サソリガドラスか・・・
決戦の火蓋は、切って落とされた！

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関連項目

• ウルトラマン
• 仮面ライダー
• 特撮
• 円谷プロ
• 東映
• 雨宮慶太
• そのとき不思議なことが起こった
• 有言実行三姉妹シュシュトリアン（東映不思議コメディーシリーズの第14作目で、第40話にウルトラマンが登場）
• 仮面ライダーJ（この作品が好評を博した事で誕生した、巨大化する仮面ライダー）