ウンナンの気分は上々。とは (ウンナンノキブンハジョウジョウとは) [単語記事]

概要

内村光良や南原清隆を中心にゲストを迎え、一緒に旅へ出かけたり、様々な挑戦を行う番組。
全体に敢えて緩い雰囲気でロケVTRを収録し、特に旅企画ではホームビデオを見ているような感じを意図的に演出することで、既存のバラエティ番組よりも息苦しくない雰囲気を作り多くのファンを惹きつけた。

晩年まで視聴率も好調で多くのファンが存在したが、スポンサーの花王が「今まで弱かった女性層を開拓したい」という意向から惜しまれつつ終了。次番組の「恋するハニカミ！」では、それまでのファン層の中心だった男性層を切り捨てる形で、完全に女性視聴者をターゲットにした番組となった。

番組終了後も数回特番として復活している。

南原が『笑う悪魔』こと柳沢慎吾と共に旅をする企画。
常にハイテンションな柳沢に終始振り回される南原という構図がお決まりのパターン。
特に夜になると柳沢のスイッチが入り、手の施しようがなくなる。
定番BGMは渡辺真知子の『かもめが翔んだ日』。

俳句の会での海砂利・上田の挑発からスタートした企画。
当初は内村の提案により引退を賭けていたが、さすがに重たかったのか2回目からは改名を賭けたバトルにシフト。
この企画を機にバカルディはさまぁ～ずに、海砂利水魚はくりぃむしちゅーに改名。
両者ともブレイク(もっとも、再ブレイクと言った方が適当かもしれない)するきっかけとなる。

内村がキャイ～ンや勝俣洲和と共に原チャリやスキーを楽しむ恒例企画。
この番組自体、全体的に編集に力が入っているのだが、この企画ではその入り具合がさらにシフトアップ。
原チャリの旅では玉置浩二の『田園』が、スキーの旅ではゲレンデでの定番BGMが映像に花を添えた。

南原がロンドンブーツ1号2号と共に船舶免許の取得を目指し、海を満喫する企画。
無事全員免許を取得した後に、内村も伴って航海に出たこともあり、珍しくウンナンの2人が共演する企画にもなった。

内村チームと南原チームに分かれて行われる、特番恒例の企画。
チームに与えられた10万円の所持金をいかに綺麗に使い切るかを競い合う。
が、残金が両チームともほぼ0になることが多かったため、後にどちらがより有意義な旅だったか審査されるルールに。

「水曜どうでしょう」（北海道テレビ）の番組演出に多大な影響を与えている。移動中の車中撮影や、画面中心に状況説明テロップが表示される演出はこの番組の演出手法を引用したと、後にディレクターの藤村忠寿はインタビューで語っている。
MHP3rdのプレイ動画「モンハンの気分は上々」シリーズはこの気分は上々の雰囲気を再現する事がコンセプトになっている。