エコー(echo)とは、音の反響やこだまを意味する英単語である。
ギリシャ神話における妖精(ニンフ)「エーコー」に由来する。
オウィディウスの『変身物語』に、その逸話が伝わる。
かつてエーコーはアルセイデス(森に住むニンフ)であり、ゼウスの浮気相手である仲間を助ける為、浮気現場に突撃してきたヘーラーを相手に長話をする事で彼女を足止めした。
作戦は成功し、ゼウスはヘーラーが来る前に浮気現場から逃げる事に成功。だがこれに怒ったヘーラーは、エーコーに呪いをかけた。
「自分からは話しかける事ができず、相手が話した言葉だけを繰り返すがいい」と。
その後エーコーは、類まれなる美少年・ナルキッソスを一目見て恋に落ちる。だが呼びかけようとする言葉は出ず、ただナルキッソスが「君は誰?」「名前は?」と尋ねるのを真似る事しか出来ない。
怒ったナルキッソスは「お前なんか退屈だ」と言い捨ててその場を去ってしまい、恋破れたエーコーは深く嘆き悲しんだ。その姿は次第にやせ衰え、遂には肉体をなくし、山の中でただ人の声を真似るだけの存在となった。
「山びこ」と呼ばれる現象は、肉体を失ったエーコーが今でも人の声を真似ているのだという。
エーコーの嘆きを知った復讐の女神ネメシスは、彼女に代わりナルキッソスに復讐を行った。女神の策略でムーサの山中に呼び寄せられたナルキッソスは、水を飲もうと泉にしゃがみこみ、初めて水面に映る自分の姿を見て激しい恋に落ちてしまう。
手を伸ばせばたちまち消えてしまう自分の姿に恋い焦がれ、「君は誰?」「名前は?」と、かつてエーコーに投げかけた質問を空しく繰り返す。その場を離れられなくなった少年はやがて力尽き、泉の傍で息絶えた。
これが「自己愛」を意味するナルシシズムの語源であり、遺体のあった場所に咲いた水仙(ナルシス)の花は、今では「うぬぼれ」を意味する花言葉で知られている。
echoの記事も参照。
掲示板
18 ななしのよっしん
2013/10/27(日) 17:50:57 ID: E/8C59V1Iw
19 ななしのよっしん
2013/12/05(木) 09:06:02 ID: lmzvsqr1Nd
この人はセンスのいいゲームを選んで素晴らしい実況をするけど視聴者に恵まれないな
殆どの動画に指示厨・名人様・視聴者様が沸きまくる
かわいそうに 気にしてないといいが
声も良いしかなりのポテンシャル持ってるから頑張って欲しい
応援してまっせ
20 ななしのよっしん
2019/02/09(土) 23:17:58 ID: zSrYCP1dMl
Steamで販売されてるインディーススタジオのゲームに「ECHO」があるね
主人公の複製が一定間隔を経てプレイヤーの行動を真似しながら襲ってくる、つまり自分の行動が相手に対してとった行動が、今度は相手から自分に返されることがタイトルの由来
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最終更新:2025/03/29(土) 06:00
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