エゴノキとは、北海道から沖縄まで幅広く分布するエゴノキ科エゴノキ属の小高木(樹高が5~10mの植物)である。
5月後半から6月にかけて5枚の花びらが付いた白色の花を沢山をつける。
その年に伸びた側枝の先に長さ2~3cmの花柄が垂れ下がっていて、そこから下向きに1~4個の花を咲かせる。
下から見上げられる位置に花が咲いていると、その美しい光景を見ることが出来るでしょう。ただし花期が短いので見逃さないように注意。
花は直径2.5cm。果実は長さ2cm程の卵円形で灰白色をしており、中には堅い種子が入っている。
果実は果皮にサポニンという毒が含まれており、エゴノキという名前は果実を口に入れると喉や舌に刺激が走って「えぐい(えごい)」味と感じる事に由来している。
地方によっては果実や根を潰して水中に毒を撒き、魚を捕獲していたとも言われている(現在では禁止されている)。
また、この果実は石鹸としても使われていたため、シャボンの木とも呼ばれている。
10月頃に果実は熟して裂け、中の種子が地面に落下する。
種子は山雀(ヤマカラ)が好んでおり、一度地中に埋めてから食べている。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 04:00
最終更新:2024/04/20(土) 04:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。