エシャロットとは (エシャロットとは) [単語記事]

エシャロット（仏：ёchalote / 英：shallot）とは、

ネギ科ネギ属の植物。日本では、2.と間違われることが多く「ベルギー・エシャロット」「エシャ」「シャロット」などという呼び名で区別される。
生食用に軟白栽培された根ラッキョウ。よく酒のおつまみとして食べられている。正しくは「エシャレット」である。「エシャロット」と間違われることが多く、しばしば1.と混同されるが、全くの別物である。
剛勇霊騎エシャロット - カードゲーム「デュエル・マスターズ」のトレーディングカードのひとつ。

本記事では、1.について記述する。

概要

シリア原産の多年草で、タマネギから派生した植物と言われている。実際、球根の外見はタマネギのような形をしているが、タマネギよりも小さく、内部ではにんにくのような感じに分球して数個の球根をつくっている。葉の部分は、ネギに似た感じで、だいたい20～30cmに成長する。

主に球根部分が食用に用いられるが、味はタマネギよりも少し辛い。そのため、フランス料理・イタリア料理では香味野菜として用いられており、みじん切りにして肉・魚などの炒め物をするときの臭い消しにしたり、すりおろしたものをソースやドレッシングに混ぜたりといった使い方をされる。

日本では生産されておらず、日本国内においては食材として全く定着していないが、日本テレビの朝の情報番組「ZIP！」内の名物コーナー「MOCO'Sキッチン」において速水もこみちがエシャロットを多用していることもあり、徐々に知名度が増してきている。国内でも、高級な感じのスーパーやデパートなどに行けばベルギー産・フランス産の輸入品を入手することができるので、MOCO'Sキッチンで興味を持った方は一度食材として使ってみてはいかがだろうか。