エマニュエル・トッド(1951~)とは、20世紀末から21世紀にかけて活動している歴史学者・人類学者である。
フランスの歴史人口学・家族人類学の大家であり、現代社会に関する提言から歴史学者の中では割合知られた人物である。また作家ポール・ニザンの孫である。
歴史学者としては、世界中の家族の在り方を分類し、家族形態の差異が社会に大きく影響を与えること、ローラン・サガールの研究を踏まえてこうした家族形態には一定の傾向があること、などを明らかにし、一躍脚光を浴びた。
しかし一般的には、エマニュエル・トッドは現代社会の行く末に対して予言じみた提言を行い、ここで仮説を立てた未来図が実際に実現する、ということを何度も繰り返し、思想家として割合知られた存在である。トッドは社会に歴史的な変化をもたらす要因を、識字化と出生率とみなす。識字化=革命=出生率低下というシークエンスが、一定の留保をつけつつも、おおよそ標準的であるとするのだ。
この結果ソ連崩壊、アメリカの衰退、イスラーム社会の転換を的中させ続け、時代の寵児となっているのである。
近年はかつてほど大きな主張はしていないが、グローバル化に歯止めをかけ、「保護貿易」主義へと舵を切るべき、という提言を行っている。
掲示板
23 ななしのよっしん
2024/12/11(水) 18:59:39 ID: zzviKvhBOW
>>22
その手の言説自体は割と世界中にあるけどね
日本でも同性婚や夫婦別姓なんて認めて国を壊したいのかって主張はあるし
逆に言うと長年そういうのを議論すらしてこなかった日本や、むしろ規制を強める一方なロシアにシンパシーを抱くのも自然な流れではあったのだろうとは思う
24 ななしのよっしん
2024/12/11(水) 19:01:25 ID: ZGhcB7lsKv
>ロシアよりアメリカの方がピンチって書いていたのは流石に目を疑ったよ。
ソ連が崩壊するって予言も別に理由については全然当たってなかったし…
25 ななしのよっしん
2025/02/11(火) 15:54:50 ID: ERc6l93u82
家族制度に関する論考は現代の社会の違いを理解するうえでの一助であってそれだけで持って何もかもを測れる万能器具じゃないだろ、文明の生態史観とか色々合わせて総合的に判断するならともかく
西洋が没落してるのはわかるが没落した結果のポリコレであって因果関係が逆だろと思うし金も人も信用も使い尽くした死にぞこないのロシアが今後勃興するわけもないのに陰謀論者があの本で歓喜してるがマジでバカどもだなと
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最終更新:2025/03/21(金) 16:00
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