エムブレマー 単語

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エムブレマー

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エムブレマーとは、ファイアーエムブレムに心奪われた者の総称である。

概要

単純にファイアーエムブレムプレイしてる人をす事もあれば、気合の入っているFEファンす事もある。初出は不明だが、ファミ通のレビュワーであるジョルジョ中冶が使っていた言葉である。これが一人歩きし、通信(ヒゲ)が自称しだしたあたりからファンに広まったとされている[要出典]。

狭義としてはシリーズのどれか一つをプレイしただけの人はエムブレマーとは呼ばれにくく、「初代からいるぞ」や「戦から入った」とか「封印から」「炎から」と特定の作品からプレイし始めて最終的に多くの作品に手を出しているのが標準的なエムブレマーのイメージとなるだろう。

派閥の存在

シリーズ全体の特徴として、そもそもがSRPGというSLGRPG合成したジャンルの始祖であるため、この時点で幅広いユーザーを持ちつつユーザーごとに重視する部分が異なっており、ファンにも色々な考え方が存在する。
また、様々な部分を時代に合わせて変化させることで生き延びてきたシリーズでもある。

傾向として、作品ごとに重視するコンセプトが異なりそれに向かって他の要素も全で調整するため、時々かなり思い切った刷新や実験をしたり、コンセプト上どうしても入れられないような要素は好評なものでも切り捨てたりする場合がある。
また、ファンの意見を聞き入れることが多く、尚且つただ聞くのではなく顧客が本当に必要だったものをきちんと精し、ファン側では思いつかない解決策で解決しようと努する。
それらの過程においてガチで失敗して不を買う時も稀にあるが、その際も非を認め次回以降潔く全面修して善した例も多い。
というようなシリーズである故に長期的に見れば着実に進化しつづけている一方で作品ごとに調整の方向が大胆に右往左往するため、ユーザーによってどんな調整が良かったのかという意見も異なってくる。

その結果、時代や好きな作品ごとにユーザーが複数のにわかれており閥ごとで揉めている。衰退傾向にあるシリーズ作品にありがちな昔はよかったではなく2022年現在も順調にシリーズを展開しておりほぼ全員が新作を楽しみにしているにも関わらず、である。下記は筆者が独断で作ったものなので、要編集であるのは言うまでもい。ネタネタとして楽しんでくれれば幸いである。

中道派

FEを波立てずにありのまま受け止めて楽しんでいる人たちはここに属する。FEティアサガ裁判の時に加賀信者になることもなく、GBA作品をゆとりエムブレム馬鹿にせず、シリーズ随一のヌルゲーと称される聖魔の光石を咎める事く、ヒラコーマジギレした暁の女神も穏便にプレイし、過去最大級の対立を生んだ覚醒ifも何だかんだで楽しんでる人。近年以降はSRPGが多く世に出ていることもあってプレイヤー入れ替わりしいため、今も尚FE愛し続けてる人は徳の高いエムブレマーと言える。

必然的に年季の入ったファンということになるが、初代暗からこの穏健に属している人はおそらくごくわずかだと思われる。だいたいが紋章で抜けるか加賀信者となるケースが多いためである。

最近ではマルスロイアイクなどスマッシュブラザーズからFE興味を示した人も多いため、言うなればエムブレマーの登竜門的な立ち位置をしていると言ってもよい。

常にwinwinの立場で接しているので、古参だろうが新参だろうがお構いなしであれこれれる集団である。

懐古系

紋章派

カップリング恋愛要素、キャラの耽美化など聖戦の系譜以降のコンセプトに嫌気がした人はここに入る事になる。後述する加賀信者よりも前にFEを離脱した層で、もちろん年齢は高い。今となっては古の存在である。

加賀派(加賀信者)

おそらく懐古系において最も勢規模の大きい存在。参入時期は外伝からトラキアまでにFEにはまった世代で、加賀昭三が描く綿密でアブノーマル世界観に惚れこんでFEをやっていた人が多いため、SFC以前からプレイしていて封印以降の現行FEに多少なりとも文句のある人は概ねここに属してると思われる。

やはりというか正統後継をティアリングサーガシリーズとし、今のFE同人活動だと言わんばかりの人が多く、FEティアサガ裁判において全面的に加賀昭三を擁護し、任天堂及びISに対しての不信感が最も強い。FEシリーズを毎回購入していて尚且つこの閥に属する人は相当なツンデレである。

ただ、犯は「FEの続編を作ってよ」と理を言い出したヒゲこと通信ではないのかと言うもある。裁判の判決を見るに広告の問題のみとなった事から、「加賀信者の本当の敵はebにあり」と囁かれてもいる。

2chや世間に周知された最初のアンチとして有名で、ゲサロやゲーSRPGでは今もなお加賀信者という呼び名は使われている。当然としてISの悩みの種だったが、その数は年々減ってきており、また時が流れてFE興味を示す事く立ち去ったり、あるいは下の穏健となって今も尚FEプレイしていると思われる。刻みつけられた記憶から、加賀作品を知らない、もしくは思い入れがいにもかかわらず、封印以降の作品に対して小言を言うと得てして加賀信者とされてしまうケースも少なくない。お願いだから見えない敵とは戦うな。

穏健派

何もが大きい人だけが加賀信者ではない。

をさほど立てずに今のFEも楽しんでいるため、本来なら中道として扱うのだが、きっちりと加賀イズムにされてる人たちなので、やはり加賀信者と言うべきかもしれない。

こういう穏健な人たちが一番困るのは、好きなFEと聞かれてSFC以前の作品を言うと即座に過激派と勘違いされることである。むしろ現行FEにとって味方なので、とちりはやめておいたほうがよさそうである。

GBA世代

スマブラで知りましたよ派

封印の剣より少し前に発売された大乱闘スマッシュブラザーズDXにおいてロイを知った人たちがこぞって封印の剣を購入したのが始まり。また、次回作のスマブラXにおいてアイクを知り、蒼炎の軌跡暁の女神を購入した人もいる。

前者のプレイヤーFEの手ごわいシミュレーションっぷりを直撃した子たちが多く「FEは難しすぎる」として離れた子も少なくなかった。故に烈火以降はジェイガンポジションキャラでもある程度の成長率を約束されるなど、底辺の底上げが図られた遠因にもなっている。

GBAこそオレのジャスティス派

特に封印と烈火から多く入っており、中堅世代とも言われている。またジェイガンポジションナバールボジション、支援会話属性といった今のFEお約束底的に確立された世代のため、FEに対する固定観念も強い。さらに封印、烈火魔と毎年出ていたため切り替えのサイクルい。その後もFEを嗜んでおり、一見中道となんら変わらない様に見えるが、加賀加賀信者)との抗争を最も繰り広げていた世代ゆえにトラキア776以前を軽視する傾向があるのも特徴である。

トラキアなんて使えば一バランス崩壊」「戦は無双ゲーかつヌルゲー」「支援会話がなきゃFEじゃない」など挑発行為をする輩もいるが、事の発端は加賀信者によるネガキャンが原因なので情状酌量の余地はあるものの、ぶっちゃけ穏健に楽しんでいる人達からはどっちも迷惑なので双方共につぶしあえーである。喧嘩両成敗。

余談だが、FE中古価格の高騰に一役買っているのもこの世代である。これは過去作が増えた時期にはまったという側面からであり、他のシリーズ物とべてエムブレマーは収集が強いという拠にもなる。リバイバルブームっ盛りであるため、暫くはFE中古価格高騰は終わりそうにい。

聖魔不認知派

蒼炎の軌跡の片手間で製作されていたであろう聖魔の光石だけどうしてもFEとして認めることが出来ない人たちはここに属する。聖魔の光石シリーズ一の駄作と称して回ることが多いため、魔から入ったエムブレマーにとって非常に厄介な存在である。

今では初心者向けFEとしてある程度の地位を確立した聖魔の光石だが、発売当初はエクストラマップでの経験値かせぎでバリバリに鍛えられ、そんなのは想定外だった難易度調整であったが故に、ヌルゲーってレベルじゃねーぞという事態になった。この閥は古参でなくむしろ封印からの参入者が多いらしく、前作の烈火の剣ヘクトルハードを経験したエムブレマーなどは憤りを露にしたのが多いと思われる。また「2部隊編成だと思っていたのに1部隊一本道かよ」と外伝古参連中をも敵に回してしまった故に、今でもなお『魔はFEで一番いらない子』と言う悪評がある。さらに封印以降の参入者は次回作の蒼炎の軌跡が初めての据え置きFEとなったため、彼らの中で聖魔の光石の評価はさらに下がる結果となったのは言うまでもい。

とまあ、多くのエムブレマーから踏んだり蹴ったりで終わってしまった魔だが、荒削りとは言えクラスチェンジ選択制度や久々スキル復活など新しいを取り入れようとしたのは評価されるべきであり、味方キャラクター数が飽和状態になりやすいFEとしては厳密化を計った事がキャラ立てに役立つなど、前向きなチャレンジ意識が見てとれる。故に中道の中には「戦や封印烈火などの人気作でなく、不名誉に終わった魔こそリメイクされるべき」というも少なくない。

我々は6年待ったのだ! 据え置きよ、私は帰って来たーッ!以降

蒼炎の軌跡に関しては、新規参入者というよりも今までFEプレイしていたエムブレマーの多くが購入した側面があり、ゲームキューブの売り上げが炎発売週に限り前の週の2倍も売れたという逸話まで残っている。永くFEと付き合ってきた面々はゲームに関しての熱が冷え始めるもFEだけはプレイしようとハード買いをする人が増えてきた結果であろう。

しかし、続編・暁の女神に関しては単純に盛り上がるというわけにもいかなかった。
史上最もグラフィック面とサウンド面が強化され、前作の倍もあるムービーを駆使し、ステージ数も増やし、全続編という立場ゆえの壮大なシナリオを打ち出しているが、その反面今までのシリーズでは見られなかった大きな問題点も見られ、IS絶望した閥も多く生み出すこととなった。
彼らが抱いた絶望に関して良かれ悪かれ情を込めずに書き込むのが難しいので、とりあえず暁の女神プレイしてからレビューサイトなりを見て判断して欲しい。まず暁の女神プレイしてからな(ストーリーだけなら実況でもプレイ動画でもいいかもしれない)。大事なことなので2回言いました。お兄さんとの約束だぞ!

加賀信者との違いは、新旧問わず今のFEに疑問を抱いた人たちがで結集してるのが大きな問題であり、どういう人が非難してるかが少しわかりにくいのも特徴である。較的に古参系が多いのはFEアンチに多い傾向であるものの、中堅で今のFE一番のお客さんであるGBA以降の参入者も少なくないのが特徴である。『気に食わないなら黙って立ち去るのが大人マナー』ではあるものの、これまでのFEを好いていた連中が多いため、何か一つ物を言わないと気がすまない連中が多数残ってしまったのも不幸と言えば不幸である。
そういえば暁の女神卒業シーズンに発売しましたね(2007年2月22日)。

とはいえ、前述したように大きなセールスポイントも持つ暁の女神は、古参新参問わず多くのエムブレマーを魅了した一面もある。Wii最初期にして初週7万ものハード買いをさせ、新機種故に当然ながら前作の売り上げをえ、FEにおいて中の祖となりうる作品となった。レビューサイトRPG部門では何処においてもトップに近い評価を得ており、毎回ハード末期ボロ布を着せられてたFEにとって初めてのキラーソフトとして大舞台に立ったことに歓喜した間である。

また、その後ようやくSFC以前の作品のリメイクも始動し、もはや今のFEには希望しか見えないじゃないか!と言わんばかりの好意あるエムブレマーも多く存在した。今もなお同人が盛り上がっており、炎の戦は毎年開かれている上にスマッシュブラザーズFEは2つも確保されており、FEの名を知らぬものは何処にもいない上に何を悲観視する必要があるのかと今のFEに自信を持っている者たちである。

新・暗黒竜と光の剣/新・紋章の謎 ~試行錯誤の時代~

DS時代に出たこの2作はビジュアル面があまり良くなく、また新暗黒竜ゲームバランスも悪いためファンがいるとは言えず、それを基に善した新紋章は高評価するファンも結構存在するが、いずれもそれ自体にはあまり信者と言える人がいなかったりする作品である。

ファンの批評も受けながら)システム面での試行錯誤を重ねていった世代であり、新暗黒竜で始まった細かい難易度調整、逆に批判から新紋章で導入されたマイユニットカジュアルモードなどは後述する『覚醒』での飛躍に繋がるものになったと言えるが、本記事は作品評価の場ではないため詳細については省かせていただきたい。

あえて一点挙げるとすれば、『新紋章』での「失った仲間は二度と戻らない」というシリーズ則を覆したカジュアルモードの導入にあたっては、CMシリーズファンポジションとして出演した麒麟川島明にわざわざ否定的なことを言わせるなど、既存エムブレマーの顔色を伺うような仕が見られた事か。

覚醒・if ~新時代~

これら『新・暗黒竜と光の剣』『新・紋章の謎』のリメイク2作を経て、5年ぶりの全新作『覚醒』、そして続く『if』は、エムブレマーの閥関係にも大きなを及ぼすこととなった。

時代を重ねて洗練されたインターフェイスや、過去作の要素を拾い上げ発展させた結婚・子世代システムスキルシステム新・紋章の謎から継続されたマイユニット、今時のイラストレーターの起用や詰み防止の仕様などさまざまな現代的なアプローチによって、売上面で停滞気味だった過去FEを大きく上回る売上を叩き出して、多くの新規エムブレマーを生み出すことになった2作。
この2作は作品として直接的なつながりはなく、変化した部分もあるので一概に同じ評価を下されるわけではないのだが、このような議論においては大抵まとめてられる。
覚醒if」とも呼べる新規エムブレマーの層は非常に大きなものとなった。

しかし、選択制のプレイヤー救済システムの存在そのもの、この点ばかりは肯定からも低評価なことが多いシナリオ面や変な個性付けの立つキャラクターといった、大雑把に言えば「ライト化」した部分に反発した旧来のエムブレマーも多く、彼らの執拗な新作叩きに辟易して彼らを忌むべき老害として拒絶する新規エムブレマーをも生み出し、新たな舞台で、エムブレマーの新たな争いは(案の定)幕を開けてしまうのであった。
特筆すべき点として、「覚醒の売上次第ではFEシリーズは終了していた」、つまり覚醒シリーズ継続の立役者であることが明言されているというのがあり、「覚醒ifに否定的だがその功績や立場は肯定する」というややこしい層も存在している。

尚、この2作品には一めにできない部分が2点あり、同じ閥でも肯定否定の評価が分かれる。
一つはSLGとしての評価で、覚醒は鍛えたキャラで正面から戦うことを意図された結果MAP戦略性が大変薄く、そこをめる層からの評価を大きく落とした。一方のifはその反省が生きており、特に暗夜王国シリーズ戦略性&良バランスとまで言われる出来に。
もう一つはメインとなるストーリー部分で、同じ低評価と言っても、覚醒ライト化という方向性の問題で「そういう作」としての出来は悪くない、というも多い。一方のifは非ゲーム系の外部ライター起用という善策を打ったものの噛み合わず、結果むしろ悪化してしまい、極めて低評価を受けている。

この時代の徴的な傾向は、加賀時代はもちろんGBA炎以降も全てひっくるめて「古参」、覚醒以降を「新参、という分類が当たり前のようになったことである。加賀時代とそれ以外として骨肉の争いを繰り広げた彼らも、もはや同じ懐古扱いになる時代になったのである。まあ封印の剣2002年ゲームですからね……
とはいえそれらの閥そのものがくなったかといえば当然そんなわけもないので、ファン同士の対立の構図はもはやカオスと言っても過言ではないほど、さまざまな様相を見せ始めている。いよいよもってガノタめいてきたな。

オールスター

また、新作のヒットFEに新たな潮流を生み出し、アトラスとのめんどくさい古参を抱えた者同士のコラボ幻影異聞録♯FE』、帰ってきたTCGサイファ』、ついにソシャゲに降り立つ『ヒーローズ』、ある意味ファン待望の『無双』と、FEにもオールスター系の外伝作品が色々登場することとなったが、参戦する作品と言えば覚醒if(まあ新作で新作のファン向けにアプローチするのは当然の帰結ではあるのだが)、次いで元祖として暗が優遇され、それ以外の作品が登場しなかったり少数だったりする事例が多い。
参戦したらしたでイラストやら台詞やらに苦言を呈する者も出てきたりして(これは正当性のある批判であることも少なくないが)、これらの作品の誕生は、エムブレマーのめんどくさい部分を新たな形で確認させてくれることにもなった。
今になって過去作に手を付けられるより放っておいてくれるほうが良いと心を閉ざすか、新たな火が吹き込まれることを喜ぶのか……それは各々が出すべき結論であろう。

なお、そんな中で発売している『外伝リメイクの『Echoes』は、時代をえたリメイクに付き物のキャラ付け批判がある程度で良くも悪くも手堅い評価を得ており、少しでも世代を繋ぐ架けとなってくれたかもしれない。

風花雪月 ~三つの国、三つのファン、そして……~

それらオールスターも多く展開された折、『無双』の縁から歴史物・軍記物・シミュレーション女性向けの全ての知見を持っているコーエーテクモゲームズと共に開発するという方法に打って出た作品。ISよりもコーエー体で開発したためか、正統派に回帰したように見えて結構毛色が異なる。

(粗もないではないが)魅的なストーリーと重厚な世界観の構築、それらと相乗している良い意味で地に足の付いたキャラクター描写は、新規からめんどくさい古参まで層を問わず非常に高い評価を得るに至り、対立しいエムブレマー達の間に新たなが吹き抜けることとなった。

ただしSLG的な面に関しては、これまでにないほどプレイヤー手なを使用できるシステムによる「FEらしからぬ」類の大味さや兵種バランスさ、MAPに使い回しが立つ(全作で一「地理的に異なる場所での使い回し」も存在する)うえに戦略性の乏しいものが多い点など問題点が色々あり、好み・許容範囲によってかなり分かれるが低評価寄り。

……それはさておき、3つの勢に基づくルート分岐という特徴のある本作だが「大団円」「正史」といった概念が生まれないよう底されており、根本的なレベルで価値基準が違うと言えるほど思想の異なる3人の級長が異なるを進んでいく筋書きを高い完成度で描いた結果、過激派によるルートの是非を言い争う「内戦」が頻発しているのが本作ファン層に見られる傾向と言える。

エンゲージ ~エムブレマーが揉める理由~

大好評だった風花雪月からしばらく後、今度は内製ででの新作エンゲージが発売された。
内製ということもあり覚醒ifの性質をなるべくいいとこ取りで引き継いでいるために、図らずも雰囲気や特性風花雪月だったのである。

ストーリー世界観という方では、ifのように破綻や理な展開はいものの重厚な軍記物よりも主人公焦点を当てたRPGラノベ的な方向に大きく軽量化されており、世界設定等をしっかり掘り下げていた風花雪月較されてかなり批判になったりもした(記述者自身は肯定的なので、否定方向に要加筆)

一方で戦略面はシリーズの出来が良さで、戦闘バランスの面ではユニット傾向に極端な偏りがあるのにバランスが良く『避けゲー』『受けゲー』『火力ゲー』の全てが共存している。MAPも出来が良く、地形を操作できる手段やを味方側も使用できるため、殺到する敵を特殊な地形やマップ兵器を使いこなして進行妨しながら捌いていく盤上での戦略要素が盛り込まれている。
また、過去主人公が紋章士(の指輪)として登場しを借りられるというシステムなのだが、そのは一見で荒唐稽に見えてその実戦略的に使用する必要性があるなど、戦略の『楽しさ』はシリーズ最高レベルであった。

かくして、風花雪月で得た新規層に対して全く逆のテイスト逆の長所と短所を持った作品がぶつけられる形となり、期待外れになった者や、困惑する者や、何故エムブレマーが揉めるのかが理解できたという者など、色々な反応が返ってくる形となった

最後に

FEとは固定客の多いゲームでありながら、実際には多くの人が入っては出て行く界でもある。それ故にFE一つとってもエムブレマーと言えど嗜好が違って当たり前なのである。というか30年以上続いているシリーズだからねこれ。

「これはいい」「これは駄」でなく「これもいいね」「あれもいいね」とwinwinの関係が望ましく、それでも気に食わない面が気になるなら男は黙ってしっこくハウスである。

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