エリザベス 単語

660件

エリザベス

2.7千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
英語
Elizabeth/Elisabeth
(エリザベス)
フランス語
Élisabeth(エリザベート)
Isabelleイザベル
ドイツ語
Elisabeth(エリーザベト)
イタリア語
Isabella(イザベッラ)
Elisabetta(エリザベッタ)
スペイン語
Isabel(イサベル)
ポルトガル語
Isabel(イザベール
Elisabete(エリザベーテ)
ロシア語
Елизавета(イリザヴェータ)
ハンガリー語
Erzsébetエルジェーベト)
ギリシア語
Ελισάβετエリサヴェット)
スコットランド・ゲール
Ealasaid(エラサッジ)

エリザベス(Elizabeth, Elisabeth)は英語圏ではポピュラー女性名の一つ。
なお、英語での本来のアクセントは「ザ」ではなく「リ」にある。

概要

旧約聖書』に登場するアアロンの妻エリシェバ(Elisheva)あるいは洗礼者ヨハネの同名の(区別のため便宜的にエリサベツと呼ばれる)にちなみ、ヘブライ語で「とは誓いである → への絶対の従を誓う者」あるいは「とは生命の支え(裕福)である → の為に生き、それで満ち足りる者」と解釈される。
ヨーロッパにはに『新約聖書』の筆記言である古典ギリシア語エリサベット(Ἐλισάβετ/Elisabet)を介して広まり、またラテン語化したイサベッラ(Isabella)系列の別形と行して用いられている場合も多い(「イザベル」の項を参照)。

かしこ名前が一躍人気となったのは13世紀初頭の聖女エリーザペト(ドイツ語読み)に依る所が大きい。彼女は信仰心の篤い女性で、ハンガリーアールパー)直系出身のテューリンゲン方伯妃の身でありながら、宮廷を抜け出しては強差別の対であったハンセン病患者の救済にあたった。そんな彼女偏見から守り支えた夫ルートヴィヒ4世が十字軍の遠征中に病した後も、周囲の再婚の勧めを堅く断り貞節を守った。そして夫の葬儀を済ませると修院に入り、私財を投げうって病院を建設、病人や貧者たちと共に暮らす中、僅か24歳でこの世を去った。
くして「彼女の墓を参った者は病気が治る」といった奇跡が評判になると、死後たった4年で列となり、以降16世紀に宗教改革が訪れるまで彼女聖遺物遺体)は賎を問わず強い崇敬の対となった。まさに名前が示した通りの生涯を貫き通した女性である。

そしてその名は聖女エリーザベトを敬する16世英国処女エリザベス1世や「シシィ」こと19世紀オーストリアハンガリー二重帝国皇后エリーザベトが名乗るにつれて、彼女たちの評判と共に高・純潔・優美といったやかな要素が強められ、人気が一層高まっていったのは言うまでもない。

別形・愛称形

エリザベスに関連した名前は非常に多く、また称も多い(en:wikipediaexit)。読み方は一例。

部分的生形の一例(本名のほか、称としても用いられる)
エリーザ(Elisa, Eliza)、エリスElis)、エリーゼElise)、エルサエルザElsa, Elza)、リサ、リーザ(Lisa, Liza)、リズLiz)、リズベスリズベット(Lisbeth, Lizbeth)、ベスBeth, Bess)・・・
ラテン語化形とその
イザベラ(Isabella)、イザベルIsabelle, Isabel)ザベル、ベル(Belle)、ベラ(Bellaベロ、・・・
称の例(後ろに -y や -ie 等の小辞を伴ったり音変化があるもの)
ベッツィー(Betsy)、ベティーBetty)、ベッシー(Bessy, Bessie)、エリー(Elly)、リリーLily)、リジー(Lizzy, Lizzie)、・・・

主なエリザベス

実在の人物・動物・船舶

架空のキャラクター・その他

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
山口剛央[単語]

提供: Pyun Pyun

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 14:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP