エリョナ

エリョナとは、エロ要素を含むリョナの一種である。

概要

語源は「エロ+リョナ」であるが、そもそもリョナから派生したジャンルであるため、冒頭に書いた通り「リョナの一種」と考えた方が適当な言葉である(現在は落ち着いているが、かつて一部のリョナラーからは「リョナは女の子が苦しむのがメインであってリョナにエロを混ぜるのは邪道」といった反発もあり、その結果として棲み分けのために発生したジャンルだとも言われている[要出典])。よって、明らかなエリョナ動画であってもリョナタグしかついていないことも多い。しかし100%純然たるリョナとは異なり、何割かをエロに割いているぶんリョナの入門・導入に適した重要なジャンルでもあり、現在リョナラーを名乗っている人もリョナに目覚めるきっかけはエリョナだったというパターンは極めて多い。

エリョナの具体例

全体としては、「胸や股間を強調したリョナ」として考えれば概ね間違いはない。ただし、リョナとエリョナの境界は極めて曖昧であり、以下に記載したものがエリョナの全てではないし、以下に記載したものでもエリョナとは見なせないケースもある。特に描写の仕方によるところが大きく、同じシチュエーションでも「命の危険を感じて必死に抵抗している」のと「頬を染めて恥ずかしがっている」のとでは全く印象が異なるのは想像に難くないだろう。

• はずかし固め
  股を開いた状態でホールドする関節技。プロレス物に多い。ランブルローズはこれを売りにしたゲームであり多くのはずかし固めを見ることができる。
• キン肉バスター
  少年向けのプロレス漫画「キン肉マン」の技の1つであり、原作においてエロ要素は全くなく主人公を代表する決め技である。しかし敵が大股開き状態で逆さまに固定されて落ちてくるという独特な体勢のせいでリョナ界隈ではエリョナの代表例として一大ジャンルを形成している。ただし描写によってはリョナの色が濃くなる。鉄拳シリーズなど、一部の3D格闘ゲームでは類似の技を搭載していることもある。2D格闘ゲームでは専用ポーズを描く必要があり稀。
• ベアハッグ・さば折り
  相手を正面から強く抱きしめて背骨にダメージを与える技。パンツが見えたりといったエロ要素があるわけではないのだが、肌が密着する、食らった相手は背中を反らせるか胸を顔に押し付けるかの2択を迫られる、見た目があまり痛々しくないなど外堀を埋めるようなそこはかとないエロさを感じさせる。特にエドモンド本田が春麗にさば折りをするシーンは多くの少年をリョナラーに誘ったことは間違いないだろう。
• 締め付け、縛り上げ
  縄、鎖、触手などで体をきつく締め上げる。対象が苦しそうにうめき声をあげる姿に興奮すると同時に、強調された胸元や縄が食い込む股間に目を奪われる。セーラームーンや魔法少女アニメなどでもしばしば見られる描写である。参考：π／(パイスラッシュ)
• 服ビリ、脱衣KO
  敵の激しい攻撃を受けて衣服が破け、はだける。こちらもヒロインが活躍するアニメでよく見られるほか、SNK系列の格闘ゲームを中心に取り入れられた描写である。「服だけを溶かすスライム」も類似。
• 股間への攻撃(女の子に急所攻撃)
  強烈な一撃よりは、じわじわとダメージを与えるものがエリョナとみなされやすい(上記の具体例もほとんどがそれに該当する)。特に、相手の両足首を掴んで股間を踏みつけ揺さぶる「電気あんま」が代表例。
• カンチョー
  多くの場合、指を肛門めがけて突き刺す。陰部への攻撃の一種だが、ギャグ漫画でも用いられてきた描写のためリョナ要素が緩和され、結果としてエロ要素の割合が増す。浣腸と漢字で書くとリョナとは別方向のジャンルになってしまう。
• 喘ぎ声
  シチュエーションとは異なるが、重要なファクター。視覚的にはエロ要素がほとんど無いリョナであっても、女の子が「あぁん」「いやぁん」と甘い声を出していると、途端にエロくなる。

関連動画

前者2つはエロ要素が強く分かりやすいエリョナと言える。
後者2つはリョナ要素が強いが、エロ要素が無いかというとそうでもない。

関連静画

関連項目

• リョナ
• 脱衣KO
• 女の子に急所攻撃
• 刺激的絶命拳
• ヒロピン