エルネスト・メヒア(Ernesto Mejia、1985年12月2日-)とは、ベネズエラ出身のプロ野球選手(一塁手)である。
無所属 | |
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エルネスト・メヒア Ernesto Mejia |
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基本情報 | |
国籍 | ベネズエラ |
出身地 | グアナレ |
生年月日 | 1985年12月2日 |
身長 体重 |
198cm 118kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 右投右打 |
守備位置 | 一塁手 |
プロ入り | 2002年インターナショナルFA |
経歴 | |
プロ野球選手テンプレート |
2002年にインターナショナルFAでアトランタ・ブレーブスと契約。
そこから12年MLBに身を置いていたが、メジャーへの昇格は2012年オフの40人枠入りだけで試合出場はなく、さらにブレーブスの一塁手にはフレディ・フリーマンが定着していたため、長きに渡ってマイナーでプレーしていた。
2014年4月28日に、最下位に低迷し長打力不足に陥っていた埼玉西武ライオンズと契約。背番号99。NPB初出場となった5月15日の北海道日本ハムファイターズ戦で初打席初ホームランを記録した(NPB史上56人目)。西武が低迷している中でホームランを量産し続け、チームメイトの中村剛也と共に本塁打王を獲得した。10月7日には2015年も西武でプレーすることが決まった。
2015年は打撃不振に陥ったが、徐々に復調し、チーム2位の27本塁打、89打点をマークした。
2016年も開幕を一軍で迎え、4月24日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦では1試合3本塁打7打点をマークした。4月は10本塁打28打点の活躍で、4月の月間MVPを獲得した。中村剛也が不調に陥った後は4番を担当した。前半戦は本塁打王を独走していたが、後半戦で失速。2014年を上回る35本塁打を記録したが、ブランドン・レアードにタイトルを奪われた。
2017年も開幕を一軍で迎える。5月4日の福岡ソフトバンクホークス戦で日本通算100本塁打を達成した。しかし全体を通して調子が上がらず8月に二軍に降格。一軍昇格後は山川穂高がレギュラーに定着していたため、代打か指名打者での出場が多くなる。最終的に入団後最低の19本塁打、53打点に終わった。
2018年は82試合の出場で打率.212、9本塁打、21打点に留まった。
2019年は開幕を二軍で迎えたが、4月2日に一軍に昇格。4月10日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で記録した2号ホームランが球団通算9000号となり、名を残した。9月20日の楽天戦では来日初のサヨナラホームラン、9月23日の楽天戦で勝ち越しタイムリーと終盤で勝負強さを発揮し、西武の2連覇をたぐり寄せた。
2020年は山川穂高、中村剛也が打撃不振に陥った中で復調し、4番でのスタメン出場が増える。74試合の出場で打率.207、11本塁打、33打点を記録。
2021年は新型コロナウイルス感染の流行の影響で入国が制限され、4月16日から合流した。7月15日にアメリカに帰国したが、家族が日本に来れないという理由で西武に退団を申し入れ、7月26日にウエーバー公示になって退団した。
退団後の2024年3月16日に行われた「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズLEGEND GAME 2024」に東尾修率いるTEAM LIONSの一塁手として参加。在籍時さながらのホームランを放つなどし優秀選手に選ばれた。なお、家族と共に来日しており、試合前には浅草のバッティングセンターで練習している。
豪快なアッパースイングから軽々と本塁打を量産するパワーヒッター。三振も少なくないが打率自体は低くなく、日本野球へ高い順応性を持つ。
2014年は中村が故障を抱えていた事情もあり、当初予定の指名打者ではなく一塁手として出場する試合が多かった。ファーストの基本的な動きは押さえているが、守備はやや不安定。
絶不調の末故障離脱したコーディ・ランサムと入れ替わり出場するや否や、デビュー戦のホームランを皮切りに12試合連続ヒットを記録し、最下位に沈んでいたライオンズの希望の光となった。西武ファンからは救世主(メシア)をもじって「メヒア様」と呼ばれることもある。
ヒーローインタビューではよく「メヒアさまさまや!」と叫ぶ。2016年6月1日に「さまさまや!」関連のグッズが発売された。なお、OB戦でこのフレーズが当初は栗山巧が言っていたものであることが明かされた。
球団 | レス | No | プレイヤー | 備考 |
---|---|---|---|---|
西武 | 応援歌のピコカキコ一覧#1358 | 14023 | ||
西武(旧) | 応援歌のピコカキコ一覧#245 | 9084 | アレックス・カブレラ応援歌の流用 |
年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
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2014年 | 西武 | 106 | 450 | 396 | 56 | 115 | 11 | 1 | 34 | 73 | 2 | 0 | 3 | 45 | 6 | 156 | 4 | .290 | .369 |
2015年 | 135 | 525 | 473 | 52 | 111 | 31 | 0 | 27 | 89 | 0 | 0 | 2 | 45 | 5 | 153 | 14 | .235 | .307 | |
2016年 | 137 | 583 | 511 | 73 | 129 | 26 | 0 | 35 | 103 | 1 | 0 | 7 | 59 | 6 | 148 | 15 | .252 | .333 | |
2017年 | 113 | 388 | 345 | 34 | 83 | 18 | 0 | 19 | 53 | 1 | 0 | 2 | 37 | 4 | 100 | 7 | .241 | .320 | |
2018年 | 82 | 234 | 212 | 20 | 45 | 7 | 0 | 9 | 21 | 0 | 0 | 1 | 18 | 3 | 62 | 3 | .212 | .282 | |
2019年 | 75 | 147 | 128 | 13 | 27 | 9 | 0 | 6 | 31 | 0 | 0 | 4 | 15 | 0 | 46 | 2 | .211 | .286 | |
2020年 | 74 | 260 | 237 | 20 | 49 | 13 | 1 | 11 | 33 | 0 | 0 | 1 | 20 | 2 | 80 | 5 | .207 | .273 | |
2021年 | 16 | 22 | 21 | 1 | 3 | 2 | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 12 | 0 | .143 | .182 | |
NPB:9年 | 738 | 2609 | 2323 | 269 | 562 | 117 | 2 | 142 | 406 | 4 | 0 | 20 | 240 | 26 | 757 | 50 | .242 | .317 |
機構 | 守備位置 | 試合 | 刺殺 | 補殺 | 失策 | 併殺 | 守備率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
NPB | 一塁手 | 446 | 3621 | 292 | 27 | 303 | .993 |
タイトル | ||
---|---|---|
最多本塁打 | 1回 | 2014年 |
表彰 | ||
ベストナイン | 1回 | 2014年 |
月間MVP | 1回 | 2016年3・4月 |
その他 | ||
オールスターゲーム出場 | 1回 | 2016年 |
初出場 | 2014年5月15日 | 対北海道日本ハムファイターズ8回戦 | 札幌ドーム |
---|---|---|---|
初安打 初打点 初本塁打 |
対北海道日本ハムファイターズ8回戦 上沢直之から |
||
初盗塁 | 2014年8月5日 | 対福岡ソフトバンクホークス13回戦 ジェイソン・スタンリッジ、細川亨から |
西武ドーム |
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最終更新:2024/04/25(木) 08:00
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