エレファンダーとは、『ZOIDS』シリーズに登場するゾウ型重戦闘用大型ゾイドである。
エレファンダー ELEPHANDER |
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基本情報 | |
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型式 | EZ-038 |
所属 | ガイロス帝国 |
モチーフ | ゾウ型 |
スペック | |
全長 | 21.6m |
全高 | 10.8m |
全幅 | 不明 |
重量 | 130.0t |
最高速度 | 130.0km/h |
武装 | |
ゾイドテンプレート |
ガイロス帝国が開発したゾウ型巨大重戦ゾイド。
共和国軍要塞への攻城戦を想定し、かなりの重装甲と重武装が施されている。
まず鼻先にあるクローと前面に伸びる巨大な牙による高い突撃能力と格闘能力、全身に装備された火器による要塞の如き火力、さらに分厚い装甲と耳に当たるEシールドジェネレーターによる鉄壁の防御力と、攻守揃った極めて優秀なゾイドである。
本機の最大の特徴として頭部や一部の装備を換装してその用途を広げるシステムがある。
より出力を高めたEシールドと大型化された牙を持つ頭部に換装された指揮官機用の“コマンダータイプ”、耳や鼻先をレーダーに換装した索敵用の“スカウタータイプ”、そして鼻先にESCSユニットと呼ばれる武器を装備した格闘戦用の“ファイタータイプ”などの僅かな改装で機体のコンセプトを自在に変えるシステムが採用され、このシステムは後のRZ-41ライガーゼロの“チェンジング・アーマー・システム(CAS)”の雛形となったとされている。
また、まるごと換装せずとも装備やパーツを自在に組み合わせてタイプを併用する事も可能である。
基本形態でもその巨体と圧倒的重装備によりゆえ敵陣突破から対大型ゾイド戦、さらには対ゲリラ戦にも対応できるゾイドであり、製作当初は当時の大攻勢に乗って共和国拠点を全て落し、西方大陸から共和国軍を叩き出す事を目的に作られたが、ロールアウト時には状況は一変しており、その性能は撤退する友軍を守るために使われる事になる。
それでも追撃する共和国軍相手に果敢に奮戦し、見事友軍を西方大陸から逃す事に成功するも、展開したこのエレファンダー部隊もまた全滅してしまった。
とは言え、これ以降はその多用途性を買われてガイロス帝国正規軍に正式に配備される事になったという。
ZAC2100年ロールアウト。第2次大会戦で敗北し、なおかつウルトラザウルスの1200mmウルトラキャノンの砲撃により致命的大打撃を負ってニクシー基地および西方大陸より撤退を決めた帝国軍を守るべく撤退作業が完了するまでの殿軍として出撃する。
主なパイロットに選ばれたのは志願兵の他に捨て駒とされたゼネバス系出身の将兵達で、動かせる部隊も迫り来る共和国軍5個師団(ゾイド約5000機)に対して僅か1個大隊(ゾイド約100機)と絶望的な戦いであったが、このエレファンダー部隊の獅子奮迅の活躍により帝国軍残存部隊は撤退に成功し、体制を整える時間を得られたのである。
それ以降は暗黒大陸戦線において配備されていたらしいが、具体的な活躍のほどは不明。
『ZOIDS新世紀/ZERO』と『ゾイドジェネシス』に登場。
どちらもキット設定よりかは一回りか二回りほど巨大になっていたりする。
『/ZERO』ではゾイドバトルを賭博に利用する悪徳組織バックドラフト団の主力ゾイド。
躍進目覚ましいチーム・ブリッツを倒すべく初出撃し、その圧倒的なパワーでビットとライガーゼロを追い詰めるが、最終的には敗北を喫し、次にバックドラフト団の秘密基地にて囚われたライガーゼロと再戦。ファイヤーデスマッチと呼ばれる試合で状況的には有利であったが、パイロットであるストラ・スティグマの翻意により正々堂々とした戦いを敢行した末に引き分けとなる。
最後の戦いである3戦目ではコマンダー+ファイター+アタッカーという完全武装でライガーゼロと一対一の決闘に望み、今度はライガーゼロシュナイダーとも互角以上に張りあうが、新たに換装したライガーゼロパンツァーの砲撃とバックドラフト団の横槍を受けて敗退した。
『ジェネシス』では一般ゾイド扱いになっている。
色は暗いオレンジに変えられ、なおかつ頭部は全てコマンダータイプのもので統一されていた。
物語序盤ではハック率いるエレファンダーのみで構成されたエレファンダー遊撃隊が登場したが、ザイリン操るバイオメガラプトルの前に隊長機を残して全滅、しかし、その後の再編成されてもディガルド討伐軍に参加するも、またしても同軍の足並みの乱れから全滅の憂き目にあってしまい、それ以降はただ一機残った隊長機のみが討伐軍の戦力として活躍する事になる。
以前ルージ達が立ち寄った温泉町周辺では野良化したエレファンダーの群れが住み着いており、大きな被害を出していたが最終的にはルージとセイジュウロウ等に討伐された。
エレファンダーの頭部を指揮官用のものに換装したタイプ。
生える牙も緩やかに湾曲したようなタイプとなり、耳のEシールドジェネレーターの出力も向上している。
通称はインド神話のゾウの神からとって「ガネーシャ」と呼ばれている(名付けたのは地球人か?)。
鼻の先端にEシールドジェネレーターとビームサーベルを発生させる武装ユニットを装備したタイプ。
さらにこのESCSユニットはビームキャノン砲としても使用が可能とされる万能装備であるともされている。
ちなみにESCSとは“Energy Sword with Canon Shield”の略とのこと。
鼻先を地磁気スキャナー、耳をレーダーイヤー、背中のキャノン砲をレーダービークルに換装した索敵タイプ。
その名の通り、索敵や強行偵察などに使われる形態である。
エレファンダーの背部にミサイルポッドとガトリング砲が組み合わさったアサルトガトリングユニットを装備したタイプ。
この換装形態の中では最も攻撃力が高いと言われている。
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23 ななしのよっしん
2020/03/24(火) 11:46:34 ID: OpEsE2wIUZ
エレファンダー部隊はディバイソンやカノントータスの重砲部隊の砲撃で倒されたそうだが、ディバイソンの突撃やゴジュラスの牙や爪でさえもエレファンダーの装甲とパワーには歯が立たなかったのだろうか?
24 ななしのよっしん
2020/06/27(土) 00:02:23 ID: gnrNXWT6pV
>>20
そういやゴジュラスギガの試作型との戦闘演習だかで鹵獲されたエレファンダーが戦ったらしいが、ギガに撃破されてもパイロットは無事だったくらい装甲硬かったんだっけ
25 ななしのよっしん
2022/04/28(木) 03:57:58 ID: AXGT2KWhUt
エレファンダーの装甲は超重装甲(S-以上)の一つ下に来る、一般装甲では最も硬いウルトラザウルスと同じクラス(A+)
ウルトラザウルスは大口径に換装することでOSデスザウラーの半分もの出力を出せてゼロを複数消せるリッツのジェノザウラーが自己崩壊しないよう抑えて撃ったら一発では破壊できないレベル。
壊れない程度に全力発射+アタックブースター援護有りのジェノブレイカーの粒子砲やゼロのストライクレーザークロー、量産ブレードライガーのレーザーブレードには流石に破壊される。
硬すぎもしないが脆くもない、あの装甲を量産できるのは大勢入り乱れる戦争単位では厄介。
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最終更新:2024/10/12(土) 03:00
最終更新:2024/10/12(土) 03:00
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