- 『月刊コミックブレイド』で連載されていた漫画作品 → EREMENTAR GERAD
- 『月刊コミックアヴァルス』で連載中の漫画作品→ EREMENTAR GERAD -蒼空の戦旗-
- 上記作品群において登場する物質。漢字表記は「核石(かくいし)」。
本項では1~3全てについて扱う。
概要(1)
略称は「EG」「エレジェ」など。概要2の作品と区別する時は特に「紅」の名称を用いたりする。
『月刊少年ガンガン』にて「ヴァンパイアセイヴァー」や「スターオーシャン2」のコミカライズを手掛けた東まゆみによるオリジナル作品である。
内容は空賊の少年・クーが「契約した相手に武器として力を与える能力」を持つ種族・エディルレイドの少女、レンと出会い、彼女の「旧友と再会したい」という願いを叶えるべく仲間達と共に浮遊大陸エディルガーデンを目指すという比較的王道的なストーリー。少年誌トップクラスの画力と同契者(プレジャー、エディルレイドと契約した人達)同士を中心とした迫力のあるバトル描写、厨二心をくすぐられる謳(必殺技)や作中用語に見られるルビ付き漢字の数々によって連載中は「ARIA」に続く準看板クラスの位置を獲得していた。
また、アニメ・ゲーム・小説など、連載中に様々なメディアミックスが手掛けられていた。
が、特にアニメ版については原作連載中での映像化という事もあった為か一部の設定変更・後半部のストーリーがオリジナルで展開された事もあり、原作読者からの評判は賛否で分かれている。
登場人物
- クー(クード=ヴァン=ジルエット)(声:石田彰)
- 主人公。空賊団「紅山猫(レッドリンクス)」の次期お頭候補を自称するお調子者の少年。
- 盗み出した財宝の中で眠っていたレンの封印を偶然解いた事から、彼女の口約束を聞き届ける為にエディルガーデンへの旅を始める事となる。
- また、この時に七煌宝樹(しちこうほうじゅ)でもある彼女と同契(リアクト)した事から彼女の身柄を狙う組織、オルガナイト(アニメ版:カオスクアィア)に命を狙われる身にもなった。
- レン(レヴェリー=メザ―ランス)(声:高橋美佳子)
- ヒロイン。クーに盗み出されるまでの間、棺の中で500年もの間封印されていた。
- 無口でミステリアスな雰囲気を持っていたが、旅をするうちに徐々に感情を表すようになってくる。そしてよく寝る。
- クーデレかつクーデレ(打ち間違いはしてません)。
- 武器形態は風を纏った剣。能力は鎌鼬を飛ばす、攻撃の軌道を逸らすなどの比較的スタンダードなものだが、彼女自身の能力の高さと高いシンクロ率で数々のピンチを切り開いていく。
- シスカ(声:水樹奈々)
- エディルレイドの保護を目的とした機関「アークエイル」に所属する保護官。
- レンを保護すべくローウェン、キーアと共に紅山猫の飛空挺に乗り込むが、紆余曲折を経てレンがエディルガーデンに辿り着いた後は保護するという条件付きでボディーガードを申し出る。
- 残念なプロポーション小柄な体型に見合わず、戦闘では高い格闘技術と服に仕込んだ数々の武器を使い同契者達とも渡り合えるほどの実力を持つ。きれいなバレッタ(※ただし金銭関係を除く)。
- ローウェン(声:うえだゆうじ)
- アークエイルの保護官。シスカより年上だが経歴的には後輩に当たる。
- 成績優秀、実家が金持ち、おまけにイケメンと三拍子揃っているが先輩や相棒に振り回される苦労人でもある。
- 某格ゲーに彼とよく似た容姿を持つ剣士がいるが別人である。キーアも雷属性じゃないし
- (久々に出た新作ではむしろあっちの剣士の容姿がローウェンに近づいている感もある。多分ポニテのせい)
- キーア(キュリート=エンヴィテリア)(声:鈴木菜穂子)
- ローウェンのパートナー。彼との恋愛感情は無く、あくまで性別を超えた友人であり頼れる相棒といった関係。
- さばさばとした性格の持ち主であり、褐色の肌・長い黒髪を持つ美女…なのだが、どこぞの腹ぺこ騎士王やらどこぞの女子高生探偵やらに並ぶレベルの食欲の陰に隠れてしまっている。実際に平時はだいたい何か食ってる。
- 武器形態は2本の曲刀と4本の鎖鎌。彼ら自身の実力の高さと手数の多さ、技の種類が豊富なのが強み。
概要(2)
『月刊コミックアヴァルス』にて連載中の漫画作品。副題の読みは「あおのせんき」。
当初は『コミックブレイドMASAMUNE』にて連載されていた。
概要1の作品と特に区別する場合は「蒼」の名称を用いる。「紅」と同じ世界観を共有したもう一つの本編である。
こちらは砂漠地帯に栄える大国・フアジャールの王女アシェアが祖国と父を奪ったエディルガーデンから国を取り戻し、復興を果たす為に数多のロリコン共を退けつつ旅をするというもの。その背景もあってか「紅」と比べると若干シリアスな描写が多いように見受けられる(「紅」も少ないわけではないが))。
「紅」のアニメ版の結末・設定変更を考えれば「蒼」のアニメ化は難しいという他ないものの、OPサイズのトレーラーという形で一応の映像化がされていたりドラマCDなどが出されていたりはする模様。
なお、2015年3月に著者である東まゆみが患っていた緑内障が原因で急激に視力が低下、治療のため休載されることとなった。
登場人物
- アシェア(アシェアブルカ=フアジャール14世)
- 主人公にしてヒロイン。砂漠の国、フアジャールの(元)王女。
- まだ12歳と幼いながらも剣術や乗馬に長け、強い意志を持つ心優しい少女で、仲間達と共に祖国を復興させるべく奮闘する。
- 闇落ち?ヤンデレ化?何のことでしょう…
- ジィン(ジィリオ=ヴェルス―ン)
- 代々フアジャールの君主に仕えてきた七煌宝樹の末裔。短髪長身のヅカ系美女。冷静沈着でクールな性格の持ち主。
- エディルガーデンが攻めて来たのは彼女の身柄が目的だった。
- エディルレイドの能力に加え、生身でも高い実力を持ち、主に投げナイフを用いた戦闘を行う。
- 武器形態は光を束ねた形状の剣。分析能力に優れ、一度受けたエディルレイドの技を見切り二度と受け付ける事はないという「常勝」の力を持つ。
- 彼女、そしてパートナーのアシェア共に個々の実力は非常に高いものの、互いの気持ちのズレや同契してからの期間が浅い事もあってかシンクロ率はあまり高くない。
- プー(プッフェ=ルンダ―)
- アシェアの付き人。一行の移動手段兼拠点ともなる古代戦車「レイス=クレイドール」の操縦手でもある。
- 幼児体型レベルに小柄な事から兵士としては落ちこぼれだが、機械の扱いは得意。
- 先代の王だったシンガとは趣味(機械いじり)絡みで身分の差を超えた交流があった。
- メル(メルフォンド=リブロディク)
- 自分の店を出す為にフアジャールにやって来た女商人。
- 開店間際にエディルガーデンの襲撃によって店を破壊され、乱闘騒ぎを起こして投獄されたのがきっかけでアシェア達と出会い、復興の暁に自身の店を建て直してもらうという条件付きで(半ば強引に)仲間になる。
- ちなみに「紅」に登場するシスカの姉でもある。やはり銭ゲバ
- 高い兵器開発能力の持ち主でもあり、戦闘においては手製の手榴弾を始め数々の凶悪な兵器を(場合によっては即席で作り上げて)戦う。また、妹のシスカには劣るがそれなりの格闘技術も有している模様。
- ヴォルクス
- エディルレイドの捕獲・売買を生業とするエディルレイドハンターの男。
- 当初はジィンの身柄を狙ってアシェア一行、また目的を同じくするアークエイルのパクリ組織ジークフォーゲルとの三つ巴の戦いの後メルが無断でバラして急造兵器の材料にしたヴィーヴ(愛車の大型バイク)の修理を条件に紆余曲折を経て仲間になる。
- 「紅」でもレンの身柄を狙う敵としてチルルと共に登場しており、当時はエディルレイドを只の道具としか考えていなかった。しかしチルルの献身とシスカの重い一撃を身に受けて考えを改め、以降は取引先をアークエイル一本に絞った模様。
- 「紅」アニメ化時のキャストは置鮎龍太郎。
- チルル(ティクル=セルヴァトロス)
- ヴォル君ラブでおませさんなエディルレイドの幼女少女。
- ブローカーの元で売れ残っていた所をヴォルクスに買われ、以降パートナーでもある彼を一途に慕っている。
- 通常の武器化能力の他、近くのエディルレイドを探知識別する能力も有している。
- 武器形態はピコピコハンマーのような形状の大槌。強面のイケメンがデカいピコハン担いでる絵は微妙にシュールかもしれない。
- そのまま叩き付けての攻撃も可能だがパーツを分離する事によって12枚の浮遊盾と槍に変化、全方位へのオートガードを行えるなど非常に高い防御力を発揮する。半面、攻撃力は低いもののヴォル君への愛と鍛錬によってある程度克服した模様。
- 「紅」アニメ化時のキャストは釘宮理恵。
概要(3)
読んで字の如く、エディルレイドの「核」となる石。
彼女達の力の源であり、体のどこかに半分露出する形で埋まっている。見た目は宝石。
見るものが見れば色合いで能力の高さが分かるらしく、例えばレンの場合は七煌宝樹と呼ばれるトップクラスの能力を持ったエディルレイドである事から「きれいな翠色の孔雀石」などと評された事もあった。
核石が身体から無くなるとエディルレイドとしての能力を失い、人間と同じように老化していくがすぐに死ぬことはない。ただし、寿命近くまで生きた老エディルレイドであったり、オルガナイトに属する強化エディルレイドは核石を破壊されたり、体から千切られたりすると死んでしまう。
関連動画
関連静画
関連項目