エントマ・ヴァシリッサ・ゼータとは、オーバーロード(小説)におけるヒドインヒロインである。
ナザリック地下大墳墓にて戦闘能力を持つ6人のメイド隊である<プレアデス>の一人。種族は"蜘蛛人"(アラクノイド)、蟲である。全体的に幼く甘ったるい喋り方をする。
ソリュシャン・イプシロンと同様に人間を捕食する。しかし、ソリュシャンと異なり嗜虐する趣味は無い。それはエントマが人間のことを、邪魔であれば踏み潰し、邪魔でなければ無視し、お腹が空いていたら食べるだけの存在と考えているためである。それは、カルマ値にも表れており、ユリ・アルファ(カルマ値150)、シズ・デルタ(カルマ値100)の次にカルマ値が高い(それでも-100 ”中立~悪”ではあるが)
人間以外の肉類も食料としており、”恐怖公”と呼ばれる領域守護者の眷属であるゴキブリをつまみ食いしている(彼女曰く「おやつの間」らしい)ため、彼から「眷属喰い」と恐れられている。ちなみに食べる際は口からではなく顎の下から食べる。また女性の肉より筋肉質な男性の肉の方がダイエットに効果的らしい。
シニヨン髪の美女?、少なくともエントマと遭遇した元高級娼婦が魅力的に負ける思ってしまうぐらい。和服風のメイド服を着ている。しかし、その端整な顔は蟲であり、シニヨン風の髪型も蟲である。口と声が別の蟲で構成されているため、喋る際は口が動かない。このように数種類の蟲により外見を保っている。
符術師と蟲使いを修め、様々な蟲を呼び寄せ、その蟲を使役して戦闘を行う。冒険者の最上位ランクである”アダマンタイト”級冒険者チームの”蒼の薔薇”に所属する2名と交戦した際には終始翻弄し、とどめの間際まで追い詰めるほどの戦闘力を持ち合わせている。
ネタバレ→「蒼の薔薇との戦いにおいてはガガーランとティアを相手に終始圧倒するも、乱入したイビルアイの殺虫魔法により、顔と声を構成していた蟲を殺されてしまい、エントマが嫌う彼女本来の声になってしまう。デミウルゴスの助けにより瀕死の状況から助かるものの、以降はイビルアイに対して強い憎悪を抱くようになる。声を出すために使役している口唇蟲は人間の声帯を奪うことのできる蟲で、声を文字通り付け替えることができるようになる蟲である。後にナザリック地下大墳墓の調査に来た帝国のワーカーである"アルシェ・イーブ・リイル・フルト"の声を与えられる。」
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最終更新:2024/04/20(土) 08:00
最終更新:2024/04/20(土) 08:00
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