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この項目は、いわゆる特秘事項(ネタバレ)というやつだが、 教えてほしい?本当に?教えてほしいか?本当に?本当に? |
エンリコ・マクスウェルとは、平野耕太の漫画「HELLSING」、および同漫画を原作とするアニメの登場人物である。
ヴァチカン法王庁特務局第13課、通称「特務機関イスカリオテ」の機関長である。
表向きは存在しないことになっている第13課を率いて、ヴァチカンの所謂汚れ仕事を引き受けている。ヴァチカンでの位階は司教であるが、第九次空中機動十字軍を率いて英国に進撃する際に大司教に昇進している。
幼少期に妾の子ということで孤児院に入れられた境遇から、それを見返すことを動機とする上昇志向と権力への渇望が強い。アレクサンド・アンデルセン神父の教育の影響を受け、プロテスタントなどの異教徒と吸血鬼などの化け物への強い憎悪を持っている。それらの殲滅が神罰の地上代行者としての自分の使命であると信じている。
しかし、第九次空中機動十字軍を指揮し、プロテスタントのロンドン市民と最後の大隊の吸血鬼の双方を皆殺しにせんと無差別攻撃を開始するに至ると、「マクスウェル お前は今 神に司える事をやめた 神の力に司えている!!」とイスカリオテは神に司えるただの力であるべきと考えるアンデルセン神父とも道を違えることになる。
その後、拘束制御を全開放したアーカードから溢れ出た化物に殺されることになるが、「我らは第13課(イスカリオテ) 神罰の地上代行者なり 我らは一切の矛盾なく お前の夢を打ち砕く さらば!!わが友!!」と実質的にはアンデルセン神父に引導を渡されたようなものであった。
かつて師でもあったアンデルセン神父には並々ならぬ信頼を寄せているようであり、自分の行動の正しさの拠り所をアンデルセン神父の教えの言葉に求めていたり、そのようなときや追い詰められた最期のときには素に戻り「先生」と呼びかけていた。
アンデルセン神父もその死の間際にマクスウェルを気遣い慰める言葉を残して滅んでいる。
マクスェルは大司教に昇進した際に受け取ったストラ(本体、マフラー)をそれ以降常に首にかけており、串刺しにされて体が逆さになった際にも、どういうわけかストラは180度向きを変えてしっかり首にかかっていた。最期の瞬間は暗転してセリフのみであったため、ストラを失ったから死んだのかどうかは謎のまま確認できない。(その後、アンデルセン神父に瞼を下ろされる場面では元通りの向きで首にかかっている)
主にOVA版「HELLSING」の原作に準拠したセリフ回しと描写による怪演がアレクサンド・アンデルセン神父と共に受けて、いくつもMADが作成され投稿されている。
掲示板
112 ななしのよっしん
2023/11/04(土) 07:12:05 ID: OH5nXuFAHK
哀れだが許せないのは正にマクスウェルのことだよね
113 ななしのよっしん
2024/08/31(土) 23:55:12 ID: 5CYBYbOeXJ
アンデルセンは、自分の恣意的感情が入った神罰はきほん下していない。徹底して自分は「代行者」、最終的には「ただの銃剣」と言い放った。
邪法の使徒であり神を冒涜する者であるアーカードに神が罰を下すのであり、自分は神罰の媒体であるという態度で常に動いている。
アーカードもそれがわかっていて、あえて「人間アンデルセン」を称賛している。それはアンデルセンの体に起きている奇跡を神の奇跡でなくアンデルセンの奇跡にすることで神を貶める、神に絶望し神を憎む悪魔としての冒涜の意図で称賛している。
この関係性の中、マクスウェルは神の力を振るうことで「偉大な自分」になろうとした。
それは人間アンデルセンを偉大にすることで神を冒涜しようとしたアーカードと同じ種類の冒涜であり、決して許されない。
114 ななしのよっしん
2024/10/10(木) 19:46:03 ID: NxDQ3VaMVH
『最後にリングで拳を突き上げるのは我々だ』ってセリフ好き
最後のほうでの十三課の『なあに待つさ。我々は500年待った。あと100年200年。なんのこともない。次の第十次はうまくやるさ』に通じるものがあって
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最終更新:2025/12/09(火) 11:00
最終更新:2025/12/09(火) 11:00
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