エースコンバットとは、
本稿では2を中心に記す。
ゲームのジャンルでは「フライトシューティング」に属する。というかこのシリーズが「フライトシューティング」というジャンルを広めたようなもの。
しかし、近作における、国内メーカーの作品としては目覚しいレベルのグラフィックや、ドラマチックなシナリオなど、多くの要素が付加されたこともあり、このゲームの特徴を一言で言い表すことは難しくなっているといえる。
しかし、過去にナムコが、このゲームのキモを端的に言い表したことがある。1997年に放映された『2』のCMがそれだ(右動画、1・2番目を参照)。
会社内で大のオトナが戦闘機の模型ですこぶる楽しそうに遊んでいる様子が映され、最後にナレーションがこう締めくくる。
"──超本格的ヒコーキごっこが、今、始まる。"
このCMからすでに15年以上が経っているが、「超本格的ヒコーキごっこ」というスタイルは一貫して守られている。
リアルさを追求したフライトシミュレーターではなく、ダイナミックで爽快な空中戦を追求したシリーズであると言えよう。
作品の正式表記が「ACE COMBAT」のため、表記上「AC/ACE」と略されるが、「アーマードコア」「Another Century's Episode」、公共広告機構等との混同を避けるため、タグでは「エースコンバット」「ACECOMBATMADシリーズ」等、略さずに表記する事が望ましい。シリーズを手がけるPROJECT ACESでは公式な略称として「ACE(エース)」を使用している。
ニコニコ動画ではシリーズ作品に関連する動画(MAD、嘘字幕シリーズなど)の共通タグとして「エースコンバット」が用いられる事が多く、プレイ動画では「エースコンバット6プレイ動画」や「エースコンバット実況プレイシリーズ」など、タイトル別にタグが分類される傾向にある。
ゲーム本編のみならず、ゲーム内で使用されている楽曲も非常に評価が高い。
『1』『2』はロックミュージック、『3』はテクノサウンド、『04』以降は壮大なオーケストラサウンド(+α)と、作品ごとに音楽の方向性も変化しているのも特長である。
特に後述の『ZERO』オープニングテーマは、鮮烈な演出のムービーと共に高い人気を得ており、和製ゲーム史上屈指の名曲として名高い。
発売日、対応機種等の情報はエースコンバットの一覧を参照。
ちなみに、PSP向けの2作品のみ、開発担当はアクセスゲームズ(『レッドシーズプロファイル』『ロードオブアルカナ』)である。クロスランブルは、バンダイナムコゲームスとアクセスゲームズの共同開発作品である。
1993年7月に稼働したアーケードゲームであり、エースコンバットの原型。基板はSYSTEM21を使用している。
50インチの液晶プロジェクターに、本物の戦闘機のコクピットを再現した座席が目を引く巨大な「DX筐体」と、CRTモニタにデフォルメした計器類でコンパクトに纏めた「SD筐体」の2種類の筐体が存在する。
プレイヤー機体はF-16のみ。3種類の難易度があり、それぞれゲーム内容も微妙に異なる。
2016年1月現在に至るも家庭用移植は行われておらず、また現役稼働しているゲームセンターも皆無に等しいため、現在の我々が遊ぶ機会はほぼない。
また、システムソフトから販売されている同名のPC用フライトシミュレーションゲームが存在するが、本作との関係はない。
1995年3月に稼働した『エアーコンバット』の続編。基板に『リッジレーサー』にて使用したSYSTEM22の改良版、SYSTEM SUPER22を使用しグラフィックが向上している。
使用できる機体はF-14、Su-35、F-22の3つ。しかし、どれを選んでも性能は同じである。
ゲーム内容も複雑化したうえに、3種類の難易度が選べる通常のゲームモードと、それらから独立した「ドッグファイト」の4種類のモードが選べる。
こちらも『エアーコンバット』と同じく2016年1月現在まで家庭用移植が行われておらず、またゲームセンターでもめったにお目にかかれないシロモノである。
プレイヤーは傭兵部隊の一員として様々な戦闘機に乗り、クーデター軍の制圧作戦に参加する。戦闘後に戦果に応じた報酬を貰い、それを元手に新しい機体を購入してゲームを有利に進めていく。作品ごとに傭兵や正規軍といった立場の違いこそあるが、この基本的なゲームシステムは本作品以降のシリーズ(一部作品を除く)でも継承されている。
シリーズ恒例ともいえる渓谷・トンネルは本作から既に登場しており、ほかにも僚機や無線、空中要塞のような超兵器の存在など、以降のシリーズでおなじみとなった要素のいくつかはすでに盛り込まれていた。
現在では殆ど忘れられているが、今作の僚機には現実の国籍が設定されており、シリーズで初めて現実世界を舞台とした作品である。但し、後のACES at WARにて示唆され、3Dの原案と言われている事からこの設定が現在も生きているかは不明。
主人公の名前、部隊名は強い示唆は在っても未だに明示されていない。
当時アーケードで稼動していた『エアーコンバット』シリーズを家庭用に移植する企画から生まれた作品であり、既に同名のPC用フライトシミュレーションゲームが存在していたためか、『エースコンバット』と改題されている。海外ではそのような版権問題がなかったため「エアーコンバット」として発売されており、その結果海外と日本ではシリーズ内の立ち位置が微妙に異なっている。
しかし、地表のテクスチャが一部省略されて見た目では何も無い空間になっていたり、トンネルの壁面がのっぺりしていて空間を把握しづらかったりとかなど、PS1初期の描画の限界を感じさせる部分が多く、『エアーコンバット』のクオリティを再現したとはいえない出来であった。
作品自体の古さなどから他作と比べニコニコ動画では動画数は少ない。タグとしては「エースコンバット1」が用いられる傾向にある。
プレイヤーは「統合軍」に雇われた傭兵部隊「スカーフェイス」の一員として、「統合軍統括エリアコードNA-P2700」で発生したクーデターの鎮圧作戦に参加する、とストーリー的には『1』と酷似しており、『1』のセルフリメイクといったような向きが強い。
同時期に発売されたナムコの「レイジレーサー」で登場した永瀬麗子の妹分(と思われる)、永瀬ケイが僚機(TACネーム「EDGE」)として初登場。彼女はエースコンバットにおける名物キャラクターとして、以降のシリーズにもしばしば登場している。
シリーズの方向性を形作ったといえる作品でもあり、プレイヤーが使用できる機体として初の架空機(XFA-27)が登場するなど、多くの要素が以降のシリーズで継承されている。グラフィックも前作に比べて飛躍的に向上しており、またアナログスティックに対応したことで操作性も大幅に改善された。『ナムコレクション』における収録作品の一つとしてPS2にも移植されている。
2040年という近未来を舞台に、国家という概念がほぼ消滅し、軍事力を保有する多国籍企業同士が戦争を繰り広げるという、SF要素を多く詰め込んだ異色作。
シナリオにアニメ脚本家の佐藤大氏を迎え、作中のアニメパートを『攻殻機動隊』シリーズなどでおなじみのProduction I.Gが担当している。
プレイヤーは新国際連合共同体(NUN)の治安維持機構「UPEO」の一員として、巨大な経済共同体「USEA(United States of Euro-Asia)」で巻き起こる企業同士の戦争を阻止する任務に就く。
あらゆる要素を詰め込んだうえに、他作では見られない大掛かりなシナリオ分岐とマルチエンディング化などで、そのままではディスク2枚組でも収まりきらない容量となってしまい、データを極限まで圧縮した結果、ロードが爆速になったという逸話がある。
が、トゥルーエンド後のミッション自由選択モードで遊ぶ時もいちいちディスク交換が必要、という非常にたるい欠点も持っている。
峡谷ステージが『2』のそれよりだいぶぬるくなった半面、本作のトンネル(通称・「フィートンネル」及び「元凶トンネル」)は『5』の「ハミルトンネル」と並ぶシリーズ最難関との呼び声がある(そもそもグラフィックが見づらいという点では『1』のトンネルも結構ムズいが)。よくわからん構造物による凸凹や、ランダムにひとつだけ閉まるのが遅いシャッターを潜り抜けるなどの鬼畜要素は本作独特。資料本にあったコメントによれば、プレイヤーにコークスクリューもさせようとしたけど難度が超絶なのでやめたとか。そんなもん、ただのゲーマーにできるか!
他のシリーズ作品とはゲーム性やシナリオなどの方向性が大きく異なるために賛否両論のある作品だが、PS1の限界を極めた美麗なグラフィック、エレメカ風デザインに代表される「70年代の理想の未来像」と現代的デザインが融合した世界観、シリーズ他作には見られない操縦時の独特の浮遊感などに好意的な意見もあり、ニコニコ動画のコメントではリメイクを希望する声も見受けられる。なおエリックの中の人が別作品で「レナ」つながり、という妙な一致がある。
なお、これらの多国籍企業統治やネットワーク社会を軸とした先進的な要素は、現実世界の2010-20年代から徐々に日常的に用いられるものに発展(企業概念や技術など)するなど、先見性のある内容であったとする意見も存在する。
シリーズ初のプレイステーション2専用ソフト。
グラフィックをはじめとして、多くの面で革新的進歩を遂げた記念すべき作品。
小惑星「ユリシーズ」の落下により荒廃した「ユージア大陸」を舞台に、2つの物語が描かれる。一つは「ISAF(独立国家連合軍)」に所属するプレイヤーキャラクター「メビウス1」を主人公に、軍事大国「エルジア」との戦いに赴く「ミッション」。
もうひとつはミッションと同時進行する、エルジア占領下の街に暮らす「少年」と、彼の仇であるエルジア軍のエースパイロット「黄色の13」との邂逅が描かれる「サイドストーリー」。
大きくゲーム性を切り替えた前作とはまた異なり、シリーズ随一の渋い世界観となっている。
本作より従来の無線システムに大幅な変更が加えられ、ミッション中に敵味方を問わずNPCが喋り続ける様になった。現実世界の戦場で敵の無線が聞けるわけではないが、この要素によってプレイヤーはあたかも戦場にいるかのような臨場感を得ることができるようになった。この無線から多くの名台詞が生まれ、インターネットを中心に多くのファンに愛されている。特に僚機の一人である「オメガ11」は「イジェクトの神」「伝説のベイルアウター」として名高い。
主人公「メビウス1」の活躍がゲーム的にも、また無線などの各種演出面からも実感できるような作品として作り込まれており、後の作品では「彼の作戦遂行能力はISAF空軍の一個飛行隊に相当する」とも表現された。
向上したグラフィックを中心に高い評価を獲得し、全世界で約264万本を売り上げた。今なお、シリーズ初心者に薦められることが多い。
本作のデザインコンセプトとして「ストレンジリアル」という単語がよく使われている。東京ゲームショウ2000で公開されたティザートレーラーでもそれを象徴するように「The Strange, Real World.」というフレーズが使用された。なお、これをもじって(主に海外の)ファンの間ではエースコンバットシリーズの架空世界を総称して「Strangereal」という単語が使われている。
タグで検索 → エースコンバット04
余談だが、タイトル末尾の数字は「4」ではなく「04」である(開発スタッフの間でも本作の略称は『AC04』で統一されている)。
「エースコンバット4」で検索してもほとんど動画は出ないので、検索および動画投稿の際はご注意願いたい。
プレイヤーは南海に浮かぶサンド島に駐留する飛行隊、通称「ウォードッグ隊」に配属された新米パイロット……だったのだが、とある事件をきっかけに隊長となり、部隊を率いて「オーシア連邦」と「ユークトバニア連邦共和国」の2大国間で巻き起こる史上最大級の空戦を戦い抜いていく事になる。
3DCGで生き生きと描かれる登場人物達の姿が度々ムービーとして挿入されるなど、演出面に力が入った作品。プレイヤーが身を投じる戦いも、シリーズ史上最大の規模である。またアメリカのロックバンド、PUDDLE OF MUDDの楽曲「BLURRY」がメインテーマとして採用されている。
本作より英語音声と日本語音声が選択できるようになり、プレイヤーはオプションでどちらかの言語を選ぶことができる。
ミッションは基本的にプレイヤーを含めた4機編隊で行われ、プレイヤーは隊長として、部隊メンバーの搭乗機体をブリーフィングで選択することができる。また、作戦中は十字キーで僚機へ指示を出すことが可能。
『2』から姿や設定を変えて度々登場していた永瀬ケイが、シナリオの中心人物の一人「ケイ・ナガセ」として登場。いわゆるスターシステムの一種であり、この後も彼女は様々な作品に様々な形で出演を果たしている。
本作におけるエースコンバット恒例のトンネル(通称・「ハミルトンネル」)はシリーズ最長クラスであり、それに加えて内部の障害物配置の嫌らしさや時間制限から数々のプレイヤーの心を折ってきた。ただ、このトンネルミッションはストーリー的に(ネタ的にも)クライマックスとなる印象深いステージであり、上述のような難所であると同時に名所としても知られている。
なお、上記キャンペーンモードの他に、アーケードモードとして『ACE COMBAT OPERATION KATINA』が収録されている。『04』より1年後のユージア大陸を舞台に、再び起こった戦乱をメビウス1が鎮圧するといった内容。
「アーケードモード」という言葉通り、シリーズの原形である「エアーコンバット」のゲームシステムをAC5のエンジンを用いて再現している。『1』から10年近い期間を経て、とうとうオリジナルを超えることに成功したと言えるかもしれない。
SCE製以外のハード、そして携帯機として初の、ゲームボーイアドバンスで発売された作品だが、北米でのみ販売されており、国内へは流通していない。
プレイヤーは『3』で登場したUPEOの前身であるU.A.D.パイロットとして、ゼネラルリソースの軍事行動を阻止するべく戦う。
一見2Dの縦スクロールだが、正確には『上空俯瞰視点の3Dシューティング』と言ったほうが正しい。あまり類を見ないゲームである(タグやコメント多数にもあるが「メタルホーク」で通じたあなたはおっさんですね?[Y/y])。
グラフィック性能的にかなり難のあるゲームデザインだったが、ハードの限界に果敢に挑んだ意欲作ともいえる。
もっとも、ではソフト自体の評価はどうかといえば、遊べたものではないといったところ。
『5』のストーリー内で語られた15年前の大戦「ベルカ戦争」を舞台に、「円卓の鬼神」として知られたある1人の傭兵(ガルム1/サイファー)の物語を描く。無線音声は『5』に引き続き、日本語と英語の2種類が選択できる。
PS2で発売されたエースコンバット最後の作品であり、位置づけとしては『5』のスピンオフにあたるが、ファンの間では『04』、『5』、『ZERO』を一纏めにして「PS2エースコンバット三部作」として愛されている。
エース同士による戦闘機での空戦(ドッグファイト)に主眼が置かれた作品であり、多種多様なエース部隊が登場するのが特徴である。彼らは部隊ごとにそれぞれ異なる特徴を持ち、正統派の空戦、ジャミング機との連携攻撃、長距離ミサイルの多用、通常機とステルス機の混成など、多種多様な戦術でプレイヤーに挑んでくる。
また、彼らとの戦いの前には、編隊を組んで飛ぶ彼らの姿と共に、部隊名とエンブレムが表示されるムービーが挿入され、ドッグファイトに向けてプレイヤーの興奮を誘う。
『5』と違いプレイヤーは僚機1機のみとの2機編隊で、僚機の機体を選択することもできないが、対地・対空攻撃など『5』よりも細かい指示が出せるようになった。因みに僚機パイロットとして登場するPJは、死亡フラグ回収に定評のあるこのシリーズにおいても特に優れたフラグ建築(からの間髪を入れない即時回収)ぶりを見せた、ミスター死亡フラグとして有名。
独自の要素として「エーススタイル・ゲージシステム」が導入されている。
エーススタイルは戦意の無い敵機を撃墜する、救援要請に従って味方を救出するなど、ミッション中のプレイヤーの行動によって決定され、それぞれ出現する敵エース部隊や一部の無線音声、そしてエンディングの描写などが変化するようになっており、一種のマルチエンディングともなっている。これを端的に説明した予告トレーラーの台詞は、その汎用性の高さから動画投稿サイトにおける嘘字幕シリーズの代表的な存在となった。
→ACECOMBATMADシリーズ、嘘字幕シリーズ
ミッション間の各パイロットへのインタビュームービーは、シリーズ唯一の実写となっている。実際に俳優を撮影したものに、CG映像やセットなどを合成して製作している。これは、ベルカ戦争を振り返るドキュメンタリー番組、という体で物語が進行していくためである。
フラメンコの曲調を取り入れたBGMは、もともと名曲揃いと言われるエースコンバットシリーズの中でも評価が高く、『5』の楽曲「The Unsung War」をアレンジした本作のメインテーマである「ZERO」は特に人気がある。2chのゲーム音楽板にて行われた「みんなで決めるゲーム音楽ベスト100」にて2007年度は14位、2008年度は6位を記録している。
タグで検索 → エースコンバットZERO
プレイヤーはオーレリア連邦共和国空軍所属の「グリフィス1」として、豊富な資源をめぐって侵攻してきた隣国レサスとの戦争に臨む。一方、戦争を取材するためにオーレリアへやってきたジャーナリストの「アルベール・ジュネット」は、戦争の裏に隠されていた真実に迫っていく。
国内向けとしては初めて携帯機であるPSPで販売された作品。携帯機ゆえにグラフィックや操作性に制限はあるものの、トンネルミッションや架空の超兵器、圧倒的不利な戦況を自らの手で覆していくストーリーなどエースコンバットとしての基本はきっちりと押さえられており、シリーズを遊んだことのある人ならば安心して楽しめる内容となっている。
プレイヤーは遂行するミッションを幾つかの選択肢の中から選ぶことができ、それによってシナリオやミッション中のイベントが微妙に変化する。
架空機の収録数はシリーズ中でも最多であり、その中には過去作に登場したものや、過去作に登場した機体をアレンジした機体等のファンサービス的な要素も豊富。架空機限定ではあるが機体のカスタマイズが出来るなど、プレイする上での自由度が高いことも特徴である。
無線・イベント音声は英語のみ。ミッション間のカットシーンは『04』のように紙芝居形式である。
ワイヤレスでの通信対戦に対応しており、PSP同士で最大4人まで同時にプレイできる。
ちなみに発売にあたり、歴代シリーズ作品の開発者が対戦するというムービーが公開されていた。
予告無く侵攻してきた隣国エストバキアとの戦争に身を投じる、エメリア空軍所属の主人公「ガルーダ1/タリズマン」の姿を、7人の登場人物の視点から描く。
国内向けとしては初めて、SCE以外のハードであるXbox360で発売。
オンライン対戦に対応し、ダウンロードコンテンツとして戦闘機の追加カラーなどが配信されている。
次世代機の処理能力を生かした大群対大群の戦闘を実現しており、乱戦時におけるミサイルの煙の航跡や周囲で起こる爆発のエフェクトは圧巻。勿論グラフィックも大幅に向上しており、舞台となるエメリア共和国の美麗な景観を楽しむこともできる。
実際のアメリカ軍へのステレオタイプ(「USA! USA!」的なハイテンションな愛国精神や、諧謔に満ちた台詞回しなど)に良い意味で影響を受けた描写が多く、「燃える」と言うより「感動する」ストーリーになっている。
追加カラーの中には過去作品に登場したエースパイロットの機体色に加え、アイドルマスターの登場人物をペイントしたものもあり、同じXbox360のFORZA2で話題となった「痛車」ならぬ「痛戦闘機」でアイドルマスターファンからの注目も集めることとなった。
→痛戦闘機(いわゆるアイマス機体)の詳細についてはアイドルコンバットを参照。
DLCは2016年6月30日をもって配信を終了した。(再ダウンロードは可能)[1]
iPhone / iPod touch / iPad向け作品で、『X』の流れを汲む作品。『Xi』は「エックスアイ」と読む(公式サイトより)。現在は配信を終了している。
供給ハードの特性を生かし、傾きセンサーとタッチパネルを使用してプレイする。
『X』で描かれたオーレリアの戦争にて、「グリフィス隊」と時を同じくして活躍した「ファルコ隊」の活躍を描く。
時系列的には『X』の前日譚(プロローグ)となっている。
エースコンバットインフィニティにおける謝辞にて、国内販売がされた作品で唯一言及されなかったシリーズ中最も影の薄い作品である。
価格は600円(通常時)。DLC(実在機9機+Exミッション1個の計10コンテンツ)も用意されているが、1個115円の個別販売となっている。
タグで検索 → エースコンバットXi
個別記事有り→エースコンバットX2
プレイヤーはPMC(民間軍事会社)のパイロットとして、世界に対して宣戦布告した巨大武装組織「ヴァラヒア」を討伐するため世界各地で戦闘を繰り広げる。
『X』に続きPSP向け作品であり、エースコンバットシリーズで初めて実在する場所(東京、ロンドン、サンフランシスコ等)を舞台としている。
本作では初めてレシプロ戦闘機(零式艦上戦闘機、F6Fヘルキャット)が使用できるようになった。速度は遅いがジェット機を上回る機動性を有しているのが特徴。特定のミッションではこれまた初の要素として旅客機も操縦することになる。またジェット機においては旧世代機と新世代機の性能差がより明確になっており、特に旧世代機は従来作に比べると性能がかなり下方修正されている。
また、今までは脅威でなかったSAMや地上兵器が本気を出してプレイヤーに襲いかかる。
オンラインも充実しており、アドホック通信の他にインフラストラクチャー通信にも対応している。『X』と同様の対戦プレイもできる他、キャンペーンモードのミッションを共同で攻略することも出来るようになり、「ジョイントアサルトミッション」というオンライン専用のミッションも存在する。
本作のオンライン配信は2016年6月30日をもって配信を終了した。(再ダウンロードは可能)
タグで検索 → エースコンバットX2
個別記事有り→エースコンバット アサルト・ホライゾン
Xbox360とPS3向けに発売された。PS3向けに発売されたシリーズ初の作品である。後にWindows向けにも発売された。
システムが一新されており、特殊な戦闘モードが発動するドッグファイトや、建造物や戦闘機の細かく過激な破壊描写(製作者はこれを「ゴア表現」と表している)、豊富なカメラアングル、ヘリコプターによる戦闘など、数多くの新要素が導入された作品。発動中は常に半自動飛行で敵機を追尾しつづけるドッグファイトモード(DFM)、ルートが指定され、それに従って対地攻撃をするエアストライクモード(ASM)は大きな反響とともに賛否両論を巻き起こし、結果的には国内・海外のレビューサイトにて酷評を受けることにもなった。
しかし売り上げとしては、3機種合計で100万本に到達し、『6』と同等のセールスを記録することとなった(『6』がXbox360専用であったことを考えると見劣りはするが)。
米軍・ロシア軍などの描写があるように、『X2』に引き続き現実世界を舞台とする。超大型レールガンや超大型航空要塞などのオーパーツ的兵器は一切登場しない。
プレイヤーは、アフリカで勃発する紛争の鎮圧のために投入された米空軍パイロット「ウィリアム・ビショップ中佐(コールサイン・ウォーウルフ1)」となって、反政府軍との戦闘に身を投じ、紛争の影に見え隠れする新型爆弾と謎の武装勢力に迫っていく。シリーズとして初めてプレイヤーキャラに名前とグラフィック、音声が用意され、明確なキャラ付けが成された。
脚本は軍事小説を得意とする作家ジム・デフェリス氏が担当(余談だが、デフェリス氏は後にクリス・カイル著『アメリカン・スナイパー』の執筆にも携わった)。他にも、一部キャラクターデザインをゲーム『inFAMOUS』シリーズに携わったデザイナーが担当している。
『04』『5』『ZERO』の内容を主軸に置いた設定資料集『ACES at WAR : A HISTORY』が付属した限定版も発売された。
ニコニコ動画では「エースコンバットAH」のタグがついた動画がいくつか投稿されている。
タグで検索 → エースコンバットAH
2011年12月に配信された、携帯電話端末向けJavaアプリ。
海外のみの配信で、日本では配信されていない。
見下ろし型の縦スクロール型シューティング。
ユリシーズ落下からエメリア・エストバキア戦争に至るまでの広い時代が舞台となっている。
アネア大陸(エメリア共和国やエストバキア連邦の存在する大陸)西部のノルデンナヴィク王国において、ユリシーズ落下から始まる世界の混乱に備えて結成された特殊航空隊「グレンデル」が、大陸戦争などの大きな戦乱の裏で繰り広げた戦いを描く。
一応現時点において携帯電話端末向け作品としては最新作だが、スマートフォン向けではなくJavaアプリであるため、『Xi』やスマートフォン向け『H.A.W.X』などの作品と比べて著しくそのグラフィックや操作性は低く、ゲーム性としてはむしろ『Advance』に近い。
登場するのはすべて架空機だが、どれも実在のものをモデルにしている。
個別記事有り→エースコンバット3D クロスランブル
ニンテンドー3DS向けに発売された作品。国内では初の任天堂ハード向け作品である。
開発元は『X』『X2』のアクセスゲームズだが、本作はシリーズで初めてバンダイナムコゲームスとの共同開発となっている。
久々にユージア大陸を舞台とした物語。『1』『2』の設定や舞台を元に再構成した作品である(世界観の設定と『04』以降の作品との繋がりが希薄であった『1』『2』を、シリーズの時系列に改めて組み込む意図があったと考えられる)。
ユージア大陸南部の国家群がオーシア連邦との軍事同盟「スプリング海条約」の加盟を画策。それに反発した北部・西部の国家群が、条約調印式の日を狙って同時多発的にクーデターを起こす。ユージア全土にまたがる正規軍である「ユージア同盟軍」は志願兵を募り特殊戦術戦闘飛行隊「スカーフェイス隊」を結成、クーデター鎮圧を目的とした「戦士の名誉作戦」を発動した。
海外版タイトルは『ACE COMBAT ASSAULT HORIZON LEGACY』で、『AH』との関わりを強調したものとなっているが、もちろん『AH』とは世界観の繋がりは皆無である。
「攻守の駆け引きを誰でも楽しめる」作品を目指し、アクションマニューバシステムが導入されている。『AH』のDFMや、Wii向けにかつてPROJECT ACESが開発し発売された『スカイクロラ イノセン・テイセス』のTMC(タクティカルマニューバコマンド)の流れを組むシステムであるが、『AH』のそれと比べて演出は薄味で重要性も低く、高難易度ではむしろ使用しないことが多い。
携帯機向け作品ではあるが、『X』『X2』と違って通信プレイに対応していない。
2015年1月29日に、任天堂キャラクターとのコラボ要素が追加された『エースコンバット クロスランブル+』が発売された。
That day our sky fe||,the heavens spilt to create new skies.
あの日、星が墜ち、空は引き裂かれ岐れた。
個別記事有り→エースコンバットインフィニティ
PlayStation3専用のダウンロードソフトで、シリーズ初のF2P(基本プレイ無料)ソフト。2014年5月20日よりサービス開始。
いわゆる出撃燃料制を採用しており、『機動戦士ガンダム バトルオペレーション』とほぼ同様、時間経過か課金によって燃料を補給出来るようになっている。戦闘機やアイテムのアンロックについては、直接課金はない。
の3つをウリとして開発されており、操作においては『AH』や『3D』等で採用されていたDFMやマニューバなどの要素が排除され、再び従来どおりの操作性へと回帰している。
『04』を中心として、これまでのシリーズの要素を現実世界を舞台に再構築した内容で、ファンならばニヤリとするような過去作品へのオマージュが詰め込まれている。
アップデートにより爆撃機、レシプロ機も実装され、更にシリーズ初の外部作品からのゲスト参戦を達成した。
基本的な内容(ストーリーや操作はもちろん、ミッション数などに至るまで)は『3D』を踏襲する。
大きな特徴として、マリオやリンクなど、任天堂の人気キャラクターたちをモデルにしたオリジナル戦闘機が多数登場する。
既存の戦闘機に、キャラクターをイメージした塗装が施されているが、見た目に留まらず、性能の方も、キャラクターを想起させるようなオリジナルパラメーターになっている。
これらは、ステージ内に出現するハテナブロックを壊すことで入手できる他、amiiboを使用することでも手に入る。
個別記事有り→エースコンバット7
エースコンバットシリーズ20周年の2015年12月5日、プレイステーションユーザーを対象とした大規模コミュニティイベント「PlayStation Experience 2015」にて発表されたシリーズ最新作。対応機種はプレイステーション4・Xbox One・Steam。2019年1月17日発売。(Steam版は2月1日発売)
『6』から数えて12年ぶりとなるナンバリングタイトルであり、舞台は再びオーシア連邦・ユージア大陸などが存在する架空世界となる。本作の発表に伴い、公式Twitterでは「Welcome back to the Strangereal!」とのコメントがなされた。また、『04』以降のシリーズとのつながりを疑問視されてきた『エースコンバット3 エレクトロスフィア』が、今作で正史に組み込まれる事となり、『3』に繋がるような伏線も随所に存在する。
今作では、風の影響による飛行への影響、雲内の飛行による着氷での性能低下、落雷の直撃による一時的な機体の機能障害、等が発生する。
操作面では、『AH』や『3D』で採用された、ボタン1つで発動するマニューバシステムを採用せず、マニュアル操作でコブラやクルビットといったポストストールマニューバ(失速下機動)が一部の機体で可能になった。
脚本は、エースコンバットシリーズでは『04』『5』で脚本を手掛けた片渕須直氏が担当し、小惑星ユリシーズの災厄から20年後の世界を描く。
舞台は『3』、『04』等と同じユージア大陸。2005年に終結した大陸戦争(『04』)の後、王政復古を果たしたエルジア王国(旧・エルジア共和国)は、大陸各地に配備されたオーシア軍が大半を占める駐留軍、国際停戦監視軍による威圧的な演習や、宇宙開発における利権問題を巡って不満が蓄積。大国・オーシア連邦との間で緊張状態にあった。
2019年、オーシア国内で無人機によるテロが勃発。同刻、エルジア軍はオーシアとユージア諸国の共同開発で進めていた『軌道エレベーター』を占拠。オーシアの行き過ぎた干渉と利害独占を理由にオーシア連邦へ宣戦布告し、「第二次大陸戦争(灯台戦争)」が勃発する。軍事大国オーシアに対しエルジアは無数の無人戦闘攻撃機で対抗。瞬く間にオーシアの勢力は大陸東岸に追いやられてしまう。
プレイヤーはユージア大陸、フォートグレイス島に配備されたオーシア国防空軍、国際停戦監視軍(IUN-PKF)所属のパイロット(TACネーム:トリガー)として、エルジア王国との戦いに身を投じることとなる。
PlayStaion4版のみPS VR対応の専用コンテンツ「VRモード」が用意されおり、首を振り視点を360度自由に動かすことで、本物の戦闘機のコックピットにいるかのようなを操縦体験を味わうことができる。
VRモードでは本編とは別のストーリーが用意されており、主人公は『04』、『5』アーケードモードの主人公「メビウス1」。『5』アーケードモードの作戦後に解散したISAFから国際停戦監視軍(IUN-PKF)に編入され、2014年に再蜂起した自由エルジアとの戦いに参戦する。
早期購入特典として、PS4版は『5』のPS4移植版、XboxOne版は『6』の下位互換対応版が付属した。
また、PS4のパッケージ版のみの初回限定版としてコレクターズエディションが発売され、トリガーのエンブレムを模したワッペン等の他、『04』『5』『ZERO』『6』『7』の設定資料や対談、片渕須直氏書き下ろしの短編小説等が収録されたブックレット「ACES at WAR A HISTORY 2019」が付属した。
セルに色の付いている部分が各作品で描かれる舞台となっている。
それぞれ『3』『04』『5』『ZERO』『6』『X』『2・3D』となっている。
家庭用ゲーム機以外での発売である『Xi』や、日本国外のみでの発売である『Advance』などについては、省略するか、色なしでの記述とする。
なお、以下の複数作に跨る年表は『アサルト・ホライゾン』限定版に同梱された設定資料小冊子『ACES at WAR』及び『NW』を基にしており、双方の出来事が混在している事に注意。
ACES at WAR A HISTORY | ||
---|---|---|
1988年 | ZERO | ベルカ連邦、財政難深刻化。ベルカの東側諸邦が独立し、ウスティオ共和国独立。 |
1994年 | 04 | 小惑星『ユリシーズ』発見。 |
1995年 | ZERO | ベルカ公国、ウスティオ共和国の天然資源発見を受け、連邦法改正を撤回。 周辺国に宣戦布告し、『ベルカ戦争』開戦。 ウスティオは開戦から数日で首都を含む国土のほとんどをベルカに制圧される。 国軍が壊滅したウスティオは戦力補充のため外国人傭兵部隊を組織。「ガルム隊」結成。 また、ベルカの戦争相手国とオーシアによる合同作戦が開始。 |
6月 | ZERO | ベルカ強硬派、自国領内バルトライヒ山脈で核兵器を起爆。 20日、ルーメンにてベルカ暫定政府が降伏文書に調印。ベルカ戦争終戦。 |
12月31日 | ZERO | ポイントブランク作戦。 ガルム1=「円卓の鬼神」により、ベルカの大量報復兵器V2起動が阻止される。 |
1995年 | 04 | FCU陸軍、スカリー島の反政府勢力本拠地を鎮圧。 |
1995年 | ACES at WAR | 統合軍、スカーフェイス部隊の活躍によりクーデターを鎮圧(上記の出来事との関係は不明だが、初代の出来事を指していると考えられている)。 |
1997年 | 2・ACES at WAR | 統合軍、スカーフェイス部隊の活躍によりユージア大陸全域で発生したクーデターを鎮圧(2の出来事と推測される)。 |
ACES at WAR及びNW | ||
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1999年 | 04 | 小惑星ユリシーズ、ロシュ限界点を突破し、ユージア大陸を中心に世界各地に落下。多大な被害を出す。 ユージア西部のエルジア共和国、他国からの難民受け入れを拒否。 |
2003年 | 04 | エルジア共和国、サンサルバシオンへ侵攻。小惑星迎撃砲『ストーンヘンジ』を接収。 ユージア大陸諸国、ISAFを結成してエルジア共和国へ対抗するが、ストーンヘンジによって航空戦力を壊滅させられ、大陸の大半がエルジア共和国に制圧される。 『大陸戦争』開戦。 |
2004年 | 04 | ISAF、大陸北部・ノースポイントへ撤退。 エルジア共和国、ノースポイント基地に爆撃を仕掛けるが、メビウス1によって迎撃される。 ISAF、徐々に反撃へ転じる。 |
2005年 | 04 | メビウス1の活躍によってストーンヘンジ撃破。 エルジア首都ファーバンティへの総攻撃が行われ、エルジア共和国側は降伏勧告を受諾する。 エルジア政府の一部勢力が、最終兵器メガリスを発動。メビウス中隊によって撃破される。 『大陸戦争』終結。 |
2005年頃 | ZERO | 「片羽の妖精」への取材を初めとした、ベルカ戦争のドキュメンタリーがOBCにて放映される。 |
2006年 | 5(AC) | エルジア共和国、ISAF管理下に置かれ武装解除。一部将校がこれに抵抗し旧軍事工廠を奪取し蜂起。「自由エルジア」を自称する。 ISAF、掃討作戦「カティーナ作戦」発動。再び召還されたメビウス1によって自由エルジア壊滅。 |
2010年 | 5 | ユークトバニア連邦共和国がオーシア連邦に宣戦布告。 『環太平洋戦争』発生。 両国は戦力的に拮抗し、一時は和平交渉が始まるが、ベルカ公国内の強硬派によって混乱が起こり泥沼化が進む。 |
12月 | 5 | ベルカ公国や軍部に監禁されていたオーシア連邦大統領、ユークトバニア連邦共和国元首がそれぞれ救出され、次第に強硬派が孤立していく。 セレス海海戦と、V2を搭載した戦闘衛星『SOLG』の撃墜により、事態沈静化。両国首脳によって、この戦争がベルカ強硬派を初めとする組織によって仕組まれたものであることが発表され、武力衝突が終結する。 軌道からの落下攻撃を始めたSOLGが撃墜される。 環太平洋戦争終結。 |
NORTHERN WINGS | ||
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2013年 | 6 | 東部軍閥が、内戦の続いたエストバキア全土を統一。エストバキア連邦誕生。 ユリシーズ落下の被害からの復興が始まる。 |
2015年 | 6 | エストバキア連邦、エメリア共和国へ侵攻。『エメリア・エストバキア戦争』勃発。 エメリア共和国首都グレースメリア陥落。 ガルーダ1を初めとするエースの活躍によってエメリア側が反抗に転じ、 首都奪還に成功する。 エストバキア国内でクーデターが発生し、軍事政権が倒れる。 両国間で休戦協定が結ばれ、戦争終結。 |
以下は、上記年表上の作品群における出来事との繋がりが示唆されているが、公式が発表した時系列に含まれていない作品群の出来事を纏めている。
3 | ||
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時期不明 | 3 | 国家の枠組みが次第に崩壊し、多国籍企業体を中心とした新たな共同体が誕生して行く。 |
2018年 | 3 | アビサル・ディジョン、GR防衛大学卒業。ゼネラルリソースに入社するとともに、GRDFに配属される。 |
2020年 | 3 | ゼネラルリソースの研究グループ、エレクトロスフィアを一般向けに実用化。 |
2030年 | 3 | 電脳化実験。ヨーコ・マーサ・イノウエ死亡。 プロジェクトNEMOのディスクが記録される。 |
2032年 | 3 | OS、データースワローがゼネラルリソースより発売される。 |
2033年 | 3 | 次世代戦闘機『ナイトレーベン』開発プロジェクト解散。 |
2040年 | 3 | 大企業であるニューコムとゼネラルリソースの間で、企業紛争が勃発。 国際共同機構UPEOが鎮圧に動くも、紛争の最中、全人類の電脳化を提唱するテロ組織『ウロボロス』が発生。両企業がウロボロスによって壊滅させられ混乱が深まる。 しかし、ウロボロスもまたAI:nemoによって壊滅する。 |
Advance | ||
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2032年 | Advance | ゼネラルリソース、私設軍隊A.S.Fを結成し軍事力を強化。さらなる覇権拡大へと動く。 新国際連合はU.A.Dを結成し、ゼネラルリソースに牽制を仕掛ける。 |
X・Xi | ||
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2020年 | X(Xi) | レサス民主共和国、オーレリア連邦共和国へ侵攻。『オーレリア戦争』勃発。 オーレリアは国土の95%を短期間で掌握されるが、「グリフィス隊」の蜂起などによって反抗開始。 2ヶ月あまりで首都を奪還し、レサスの敗戦が決定的となる。 |
3D | ||
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不明 (ベルカ戦争後、ユリシーズ落下以前である事が示唆されている) |
ユークトバニア・オーシア両国の和平により、世界が融和へと動く。 成長を続ける二大国に対抗し、ユージア大陸諸国は関係強化へと進む。 |
|
3D | ユージア同盟軍結成。豊富な資源を握る大陸南部がこれに反対し、独断でオーシアとの軍事同盟へ加盟すると、これに複数の国の軍部が反発し、大陸各地でクーデターが勃発。 『ユージア大陸紛争』発生。 傭兵部隊「スカーフェイス隊」を擁する同盟軍がこれを鎮圧。 |
※『X2』『AH』『INF』は現実世界を舞台としている。これらの作品の年表は、それぞれの当該記事を参照。
エースコンバットシリーズは各作品の時系列が作品内外で示唆され続けているが、製作スタッフが時系列を明言してこなかった事からファン毎に「どの作品をシリーズの時系列に組み入れるか」といった作品の取捨選択に差異が生じている。上記の時系列に沿った年表は『ACES at WAR』や『NW』のような、公式が作品間の出来事を時系列として強く示唆した資料に基づいて作成されているが、これ等も時系列入りに関して議論が有る。
また、シリーズの発展に伴い後付で設定が改変・更新されており、作品間の繋がりがややこしくなっていることも事実である。
以下に作品間における世界観の繋がりが議論されている点を列挙していく。
シリーズの歴史が長く、初心者にはどの作品から遊べばいいのかわかりづらい。
この記事の掲示板や、2chのシリーズスレにおいても、度々話題に上がり、その度に各作品のファンがそれぞれの考えに基づいて作品を勧めるため、混乱することが多い。
基本的には、出来不出来、好みかそうでないかで分かれるところがあるものの、プレイにあたって著しい支障をきたしているいわば「商品以下のもの」は一つもなく、どの作品も高水準でまとまっているので、時系列や物語を気にしないのであればどの作品から入っても、「超本格的ヒコーキごっこ」の楽しさは十分味わえる。
ただし、『X2』は協力プレイを前提とした高難易度、『AH』は他の作品と著しく違うプレイスタイルを持っているため、この2つは、シリーズの導入としてはあまり勧められないことが多い。
所持しているハードごとに、
をそれぞれ遊んでみることをお勧めする。
ただし、『5』と『ZERO』は、「ベルカ公国」などいくつかの要素を共有しているため、物語の面に限っては、両方とも遊んだほうがより楽しめる。
シリーズの現時点での問題として、現在の据置ハードの主流であるいわゆる第7世代ハード(PS3、Xbox360、Wii)で遊べる作品が非常に少ないことが挙げられる。
PSで発売された3作はゲームアーカイブスでは配信されていないため現物を入手するしかプレイ方法がなく、PS2の3作も同様に、合計で520万本以上を売り上げたメガヒット作品であるにも関わらず、現行機でのHDリマスター・ゲームアーカイブスに配信などは一切行われていないため、PS2でプレイするしかない。 (ただし、『5』のみ『7』のPS4版初回限定特典として移植版がでDLゲームとして付属した。)
シリーズを手がけるPROJECT ACESによるトレーラームービー(予告編)は、視聴者に対してあえてミスリードをさせるような独特な演出方法(AC5など)や、その高い編集技術により各作品ごとに多くの注目を集めるとともに、台詞を改変しやすい汎用性の高さからニコニコ動画では嘘字幕シリーズやMADの素材として高い人気を誇っている。
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最終更新:2024/10/05(土) 07:00
最終更新:2024/10/05(土) 06:00
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