オイゲン・ダルベール 単語

オイゲンダルベール

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オイゲン・ダルベール1864~1932)とは、作曲兼ピアニストである。

概要

1864年スコットランドのグラスゴーに生まれる。父親フリードリヒ・カルクブレンナー子であったことから、幼いころその父親からピアノのレッスンをうけた。ほとんど独学で音楽を学んだものの童と称され、やがて奨学金を得てロンドンの王立音楽大学入学エルンスト・バウアーに師事。

17歳になるとウィーンにわたり、揮者のハンスリヒターのもとで暮らす。そのつてで1882年すでに70代となっていたリスト子となった。リストにはピアノの腕前を称賛され、タウジヒ再来とまで言われている。

なお多き男だったらしく6度の結婚を繰り返している。

アニストとしては小柄で手も小さかったものの、ベートーヴェン演奏は当時最高峰と称され「小さな巨人」と呼称されていた。

一方作曲としても活躍し、ワーグナーを多大に受けた後半生を過ごし、オペラ「低地地方」の作曲としても有名である。

アニストとして彼の子には、アリス・ケゼラーゼ、ジャックファヴリエ、エドゥアールリスレのほか、あのヴィルヘルム・バックハウスもいた。

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