オイゲン 単語

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オイゲン

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オイゲン(Eugen)とは、ドイツ系の男性名として使われる名詞である。英語名のユージンに相当する。

曖昧さ回避

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以下、この記事では黒色騎兵艦隊の副参謀長であるオイゲンについて解説する。

CV.北島石黒監督OVA)、喜山茂雄(Die Neue These

概要

銀河帝国軍人。本伝初登場時の階級は大佐。のち少将

石黒監督OVAでは色がかった金髪を持つ地味な中年士官、「Die Neue These」では色のを持つ、ゴツめの青年士官としてデザインされた。原版コミックではファーストネームがリヒャルトと設定されており、若い青年士官として描かれている。

基本的には、フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトの率いる黒色騎兵艦隊にて副参謀長の任にある。
黒色騎兵艦隊随一にして一の常識人「もっとも慎重と称される男」であり、周りの

という脳筋だらけの黒色騎兵艦隊ブレーキとして、艦隊中でもっとも胃袋を酷使させられている人物である。なお、副参謀長である。ディルクセン君がビッテンフェルトの高級副官なので間違えないように。 

経歴

初登場は第一巻明篇。

ただし石黒監督OVAでは外伝「千億の、千億の」、第六次イゼルローン攻防戦が時系列的な初出演で、ラインハルト・フォン・ミューゼル麾下で戦艦ヤクティーゲル(シュワルツティーゲル)>艦長を務めるビッテンフェルトの側に登場。当時の階級は大尉、階級から副長ではなさそうだが役職は不明。

アムリッツァ

本伝では第一巻明篇(OVAでは第15話、「Die Neue These」では第12話)より登場。この時の階級は大佐だが、役職は不明(DNTでは首席副官)。

アムリッツァ会戦黒色騎兵艦隊がヤン艦隊により大打撃を受け、それでもなおビッテンフェルト包囲網の一から反撃を叫んでいる際、「オイゲン大佐らの幕僚」必死に止め、かろうじて黒色騎兵艦隊は全滅をまぬがれた。これが世に言うオイゲンブレーキの初稼働といえる。

OVAでは前戦で同盟軍第10艦隊(ウランフ)と戦った際からグレーブナー参謀長の後に立っているのが確認でき、会戦終盤にも「再戦の機会を、再戦の機会をお待ちください!」必死で止めに入っている。DNTでも同じく第10艦隊との戦闘が初登場。

その後は黒色騎兵艦隊が危機することもなくなったためブレーキをかける必要もなく、OVAでも戦闘シーンを含め登場しないことも多くなる(たとえばOVA2期ではランテマリオ星域会戦ふくめ一切登場していない)。

回廊決戦

ローエンラムの成立後、回廊決戦時期までに少将・艦隊副参謀長。

OVAではこの時期、「死間として亡命してきた(と帝国軍側は思い込んでいる)」ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツの受け入れをビッテンフェルトが決めた時、久々ブレーキが発動ラインハルト示を仰ぐよう進言している。参謀長仕事しろ。ちなみに回廊決戦戦直前の艦隊の作戦会議シーンでは参謀長も副官もモブ参謀・分艦隊官の皆さんもいるのにオイゲン不在だったりする。一応その後の降勧告の通信には顔を見せ、礼極まりない返信を受けた際には会議室でなぜか参謀長より上座に座っているのだが。

回廊決戦戦が始まるとしく参謀長が参謀長らしくビッテンフェルトを制止し始めたので台詞かったが、全にヤンの術中にあることがわかるとついにブレーキ発動、撤退を進言する。なおビッテンフェルトは突撃した。それ以降はあまりの戦況の悪化に参謀長までもが撤退を進言しだしたため、オイゲンブレーキは発動していない。

本伝終盤

その後、ロイエンタール元帥叛逆事件では第二次ランテマリオ会戦に参加。黒色騎兵艦隊は増援として到着するも、官戦死により吸収していた旧ファーレンハイト艦隊との連携に生じた隙をロイエンタールに突かれ、ビッテンフェルトがまたもやマジ切れして「退くは、かまわん、“王虎”ので吹きとばしてやれ」と言い出した時には、すかさず通信回路を開いてその全艦隊に中継して後退を押しとどめている。ナイスファインプレー

ローエンラムの安定とともに戦場以外でもビッテンフェルトが必要とされるようになると、それに伴ってオイゲンほか黒色騎兵幕僚もあちこちに移動するようになる。の仲であるパウル・フォン・オーベルシュタインらとハイネセンに向かうことになってしまったビッテンフェルトに随行するが、そこでオーベルシュタインに「どれだけヤンの勝利に貢献してきたのか」と摘されたビッテンフェルト三度マジ切れしてとうとう殴りかかり謹慎を命じられる事態が発生する。

これに対し、オイゲンはビッテンフェルトが謹慎・軟禁状態にあることで黒色騎兵艦隊の将兵に反感が広がっていることをワーレンらに説明し、全を尽くすが場合によっては頼らざるをえないと協めるなどあくまで冷静に対処したことでワーレンビッテンフェルトには、すぎた部下たちだな。上官が謀でも、よい部下は育つとみえる」と賞賛された。

ちなみに評価のうち前者は全に間違っており、上官の悪はなはだしい副官と参謀長のコンビは直後にあろうことかワーレンに脅しをかけ、「ビッテンフェルトへの不当な処罰を受容するよう兵士を説得することは出来ない」とまで発言している。どうやらワーレン「すぎた部下たち」ではなく「すぎた部下」と単数形にするべきだったようだ。

余談

石黒監督OVAにおいてオイゲンを演じる北島は、他にも帝国同盟問わずオペレーターや一般市民として数にを当てており、ぶっちゃけオイゲンとしてより名無しモブへの当てのほうが多いほどである。もともとそれなりに判別しやすいでもあるため、OVAを通しで見ているとそこかしこでオイゲンっぽい「まさか……まさか衝突する気では!?だの自由惑星同盟などとと称する、門閥貴族どもの共犯者をたおせ!」だのと喋っているのが分かる。ちょっとおもしろい。

「Dine Neue These」では、第28話で私服のオイゲンとビッテンフェルトエルネスト・メックリンガーが3人して日中からレストランの野外席で食事をとっているという、ありえないというほどでもないがいまいちシチュエーションの場面がある。ちなみにこの場面、ローエンラム体制下での解放政策に沸く一般帝国社会の様子とまだオーベルシュタインの犬になる前のオーベルシュタインの犬の偏屈さを示す、この回の意外と大事なシーンだったりする。

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