オオカワウソ単語

オオカワウソ

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オオカワウソとは、ネコイタチ科の動物である。

概要

カワウソの中でも南米に生息する種。くるしい姿で有名なコツメカワウソ東南アジアインドを中心に分布しており、それらとは生息域が異なる。

体長は1mをすこともしくなく、50cmほどのコツメカワウソ較すると大きい。食べ物甲殻類中心のコツメカワウソべると、オオカワウソは魚類などのより大きいものを中心に、1日に3~4kgほど食べる。そのため、をむき口を開けて、血を口から流しながら大きなを食べる様子も見られることがある。

/」とも呼ばれ、ときには小ワニジャガー人間にも襲いかかることがある。実際、カワウソの牙は鋭いため咬まれると危険である。また、鳴き子供の笑いのようだと喩えられることもある。これらのイメージからか、「オオカワウソ=怖い」というイメージが生まれてしまっている。

他のカワウソと違って見た不気味さを感じる人も多い。おそらく以下の理由が考えられる。

  1. 陸上を中心に生活するコツメカワウソとは異なり、オオカワウソは水中を中心に生活するため、体表が湿っており毛にもふもふ感が出ず、ぬめぬめした印を与えている。
  2. 水中での視認性を高めるためか、眼がやや外側にむき出しになっている。
  3. 顔の部分の模様がほとんど黒一色である。
    1. その結果、眼球のい部分が立ってしまっている。また、眼の周りのみは逆に立たなくなっているため、他の種とべむき出しになった眼が強調されてしまう。
    2. また、他のカワウソでは立つことの多いも見えにくく、顔にアクセントがない。
    3. その状態で口を開けてしまうと、い口内やい牙がより立ってしまう。
  4. 普段の食事のせいか、牙や手などのサイズコツメカワウソより大きく、バランス感が悪い。

 

…と、散々に言ってきたが、で休んでいる姿などは他のカワウソと同様に可らしい(参考exit)。そこまで怖くないよ!食事や威嚇のときとか以外なら)

そんなオオカワウソにとって最大の天敵人間である。オオカワウソの毛皮を的とした狩猟により個体数を減らしており、現在絶滅危惧種定されている。実際、アルゼンチンウルグアイでは既にオオカワウソが絶滅してしまった。現在ブラジルでは毛皮の取引が禁止されている。

希少性や飼育困難さなどの関係からか、日本動物園では2020年現在飼育されていない。

ニコニコ動画静画では普通のオオカワウソの動画イラストのほか、二次創作キャラクターである「オオカワウソ(オリフレ)」のイラストも多くみられる。そちらについてはリンク先参照。

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最終更新:2024/03/29(金) 06:00

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