オクターブ単語

オクターブ

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オクターブとは、ある音階を基準とした、音の高さの異なる同名の音階までの音程である。

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概要

例えば「ド」の音階を鳴らしたとき、1つ高い「ド」までの音程が1オクターブである。 ドレミファソラシドと数えると8番音階(8度上の音階)であることから oct という接頭辞を持つ単として octave と呼ばれるようになった。

半音単位に換算すると、5個+7個(ドレミファソラシ)=半音12個分である。 1オクターブを12等分した音階(音)は12平均律と呼ばれている(「等分」といっても倍率の等分なので「周波数の対数盛で等間隔」という意味であることに注意)。

音の高さが違うのに「同じ音階」に聞こえるのは、音の周波数がちょうど2倍になっているためである。 つまり1オクターブ上がるたびに周波数が2倍に、1オクターブ下がるたびに周波数は半分になる。 人間の可聴周波数は 20~20,000Hz で、上限と下限の間に1000倍の開きがあるが、この1000倍というのは約10オクターブに相当する(210 = 1024)。

周波数を2倍にする処理は、2進数で処理されるコンピュータにとって親和性が高く、ビットのシフト演算だけでオクターブ変更ができたりしてシンセサイザー実装にも応用しやすい。

2倍に加えて3倍で音階を割り当てていくと、五度圏の考え方にゆきつく。

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最終更新:2023/06/07(水) 14:00

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最終更新:2023/06/07(水) 14:00

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