オフレッサー

オフレッサー（Offresser）とは銀河英雄伝説に登場するキャラクターで、二万年程遅く生まれた石器時代の勇者である。

概要

ＣＶは郷里大輔（石黒監督版）、小山剛志（Die Neue These）。
銀河帝国軍上級大将で装甲擲弾兵総監で、身長200cmに達する偉丈夫。頬には傷が残り、口腔は義歯だらけとなっているなど、白兵での歴戦を感じさせる風貌を持つ。類い希なる白兵戦技術をもち、通常の白兵戦用斧より一回り大きい斧を振り回し、同盟軍から「ミンチメーカー」と恐れられている。

下級貴族出身であるにも関わらず、実力で現在の地位を築いた豪傑ではあるが、「白兵戦で直接流した血の量で出世した」と言われるほど残虐な戦い方である為、尊敬の念をこめて勇者と呼ぶには憚りのある人物。

ラインハルトの「奴は勇者だ。ただし石器時代のな」と皮肉交じりに評したセリフが彼のすべてを現しており、ファンの間で「石器時代の勇者」と呼ばれるようになる。

反ラインハルト最右翼で、リップシュタット戦役では貴族連合の一員としてレンテンベルク要塞攻防戦において勇戦したが、オーベルシュタインの策略により裏切り者の汚名を着せられ、ブラウンシュヴァイク公に弁明するも、周囲からは「襲いかかってる」ようにしか見られず、公の側近であるアンスバッハにより射殺される。

能力

白兵戦のスペシャリスト………と言うより、殆どバーサーカー。
人を殴り殺す為だけに生まれてきたような男と言われており、左頬のレーザーで切られた傷跡をわざと完治させずに歴戦の勇者である事を誇示している辺り、まさに石器時代の勇者である。
しかしヘルマン・フォン・リューネブルクを牽制するなど政治的な部分にも敏感で、自身の能力を正確に把握している辺り、単なる脳筋ではない。

PCゲーム銀河英雄伝説4EX（ボーステック版）での能力値

統 率	運 営	情 報	機 動	攻 撃	防 御	陸 戦	空 戦
9	4	2	8	4	18	100	8

陸戦は最高の能力。他の能力が軒並み低いのは、提督、艦隊戦闘面の扱いとなっている為。

人柄

獰猛。臆病や卑怯者とは無縁の人。
上位者であるグレゴール・フォン・ミュッケンベルガー元帥に対しても、畑違いで直接利害が対立しないこともあってか直截に皮肉るような言動を見せることもある。

関連項目

• 銀河英雄伝説
• 銀河声優伝説
• オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク
• アンスバッハ
• ヘルマン・フォン・リューネブルク
• ワルター・フォン・シェーンコップ-戦ったら、どっちが強いか？という議論が延々続いている。