オベリスク・フォースとは、遊☆戯☆王アーク・ファイブに登場するパフォーマーデュエル戦士である。
略称は「OF」、ファンからは「オベフォ」とも。
担当声優は渡辺拓海、藤原貴弘、藤沼建人、濱野大輝、野上翔、室元気。
融合次元のアカデミア所属のデュエリスト軍団。赤馬零王直属の精鋭部隊である。
三人一組のスリーマンセルで行動しており、全員が全員《オベリスクの巨神兵》を模した仮面をつけている。また、仮面の中の球状の意匠が赤・青・黄色で分かれている。
かつてユートや黒咲隼の故郷であるエクシーズ次元のハートランドを滅ぼした集団の一つでもある。
デュエル戦士というだけあり、その身体能力は忍者デュエリストの月影が振りきれないとこぼすほどの卓越したものである。
通信が妨害されている中で信号弾を使い標的の場所を示すなど、軍隊としても統制が取れていると思われる。
紫雲院素良がスタンダード次元への出撃を志願した際、零王の命で彼に同行する形で本編初登場。
セレナの捕縛という任を受け、舞網チャンピオンシップにて赤馬零児の危惧通り襲来し、急遽バトルロイヤルという形で街をデュエルフィールドにした丸一日の間に侵攻、スタンダード次元・舞網市に多くの被害を出した。
しかし予想以上の反撃に遭い撤退した人数も多く、セレナ奪還という目的を果たすことはできなかった。
その後シンクロ次元のシティでフレンドシップカップが開かれる最中、柊柚子とセレナが同次元に居るという情報からシティに大量に襲来。
シティの治安維持局の戦力や、シンクロ次元に同盟を結ぶために渡来していたスタンダード次元の戦力「ランサーズ」と激闘を繰り広げている。
しかし、よりによって月をバックにハンググライダーで大量に襲来したため、次元の異なる敵の襲撃を受けたことのないシンクロ次元の住人と視聴者はパフォーマーか何かと思い込んでいた。
デュエルでの敗北時には次元転送と同様のエフェクトと共に消えているため、デュエルに敗北すると強制転送でアカデミアに帰還していると思われる。スタンダード次元でも忽然と消えていたのはこの為なのだろう。この対応は黒咲隼が「他人をカードにできる技術」を有していたため当然か。なお後に分かったことだが、通常の戦闘員はこの強制転送機能を持っていないため、オベリスク・フォースの特別性が伺える。
人海戦術でたたみかけたものの、徐々に状況が悪化。バレットのプライドを捨てた勲章ものの機転によりセレナこそ奪還できたが、柊柚子の登場によりユーリが、セルゲイ・ヴォルコフの乱入によりバレットがそれぞれ戦線離脱。柚子の確保は困難になったと判断し撤退することになった。
敵対した素良への口調や内通者のデニスへのタメ口から兵士ではあるが、年相応の荒い口調をする者もいる模様。
一応、奪還対象のセレナに対して礼儀正しい態度で対応する等、場所と相手を考えて喋っている。
アカデミアと言えば【古代の機械】というイメージだが、多重融合を前提とした《古代の機械猟犬》中心の融合デッキとなっている。ただし、同モンスターの融合形態の最終形態は、実際のデュエルにおいては単独ではデニス・マックフィールドのみ使用。オベリスク・フォースは人海戦術で難易度の高い融合召喚を可能にしていた。
また、オベリスク・フォースは誰もが必ず《古代の機械猟犬》を初手に所持しており、複数枚所持も当然としている。この積みこみ疑惑の手札は公式サイトのコーナーにまでツッコミを入れられている。
融合モンスター以外のモンスターに対して効力を発揮する罠カードを多く所持しており、他次元に対してメタを張り一方的に優位に立つ戦術を基本とする。
真に厄介なのは、これを三人一組・スリーマンセルで行う人海戦術であり、バトルロイヤルの名の下に一方的に一人をボコボコにするという卑劣な戦術を常としている。
この戦術により、スタンダード次元においても実力の高い、LDS所属のユースクラスデュエリストや茂古田未知夫ら期待のジュニアユースが次々とカード化されてしまい、その戦術の有効度が伺える。ユースクラスに至っては数で圧倒的優位な8名でかかって返り討ちでほぼ全滅という惨状。
一方ユーゴは途中乱入ながら三人を一度に倒しており、紫雲院素良も月影のアシストがあったとはいえ同様のことをやってのけている。視聴者目線から見てもオベフォの手が貧弱だったとはいえ、彼が暴走状態になっていたとはいえ、榊遊矢に至っては1vs3の状態で始めていながら三人を屠っている。オベリスク・フォースを少数で倒せるというのが本作の実力者、という位置づけになっていると思われる。
後に、アカデミア一般デュエル戦士も同じ戦法を取っていることが判明した。やはり実力はオベリスクフォースには遠く及ばないのか、その時は珍しく三対三でデュエルしたのに加え、戦った相手がシンクロ次元で過酷な実戦経験を積んだランサーズ相手だと簡単に瞬殺されてしまっている。やはりそこはエリート兵と群れただけの一般兵の差だろう。
ただしオベリスク・フォースにも個人差が存在するためか、後述の戦績も強さの波は割と激しい。
なお、零王の使い走りで他次元を侵略する敵という悲しい位置づけになってしまった古代の機械ファンは涙したという。
オベリスク・フォースが勝利した相手は赤字、敗北した相手は青字で記載する。
このオベリスク・フォース二度目の襲来にかけ、公式イベント「ジャンプフェスタ2016」にオベリスク・フォースが襲来した。
ただしあくまでイベントのエンターテインメントショーであるためか、デッキは【古代の機械】に拘らない(そのため融合以外も使う)。というかそもそもオベリスク・フォースのカードはOCG化されていないし・・・。
後にVジャンプの特集記事では「公式イベントで活躍しているインストラクター」として誌面に登場し、カード紹介に参加した。
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最終更新:2023/03/23(木) 13:00
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