オリオン(Fate)単語

アルテミス

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オリオン(Fate)とは、Fate/Grand Orderに登場するサーヴァントの1騎である。

Fateにおけるサーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)を参照のほど。

概要

ムッチンプリンな爆裂バディのおちゃんと小さな喋るクマのぬいぐるみが1セットとなったサーヴァント

……って、オリオンって星座にもなった有名な男性狩人ではなかったでしたっけ!?
そういったもろもろの深いようで残念な経緯は後述する。

FGO劇中では第三章オケアノス編にて味方として登場。
神話時代の私に追われる主人公一行に加担してくれる。常時夫婦漫才シリアスブレイカーなのは置いておこう。

真名・来歴

オリオンポセイドンの系譜であるミーノース王ののほうのエウリアレー(ゴルゴーン三姉妹の下様とは同名の別人)の息子とも、アマゾネス一族の子ともガイアとするティターン巨人)の一人であるとも言われている。

とにかく外見は高身長マッチョダンディ恵体ハンサムな美貌を持つ男。いわばギリシャ世界スーパーマンであった。
……しかして性格は粗暴でDQN。彼の人生狩猟女性を追い回すことに尽きる

最初に娶った女性は見は良かったものの浮気ゼウスの妻である世界一ヤンデレママことヘラより美しいと言って呪われて自滅。

その後は狩猟で身を立てながら方々をし、その中でオイノオーン王のを略奪した末に捕まって玉を潰されたり、そのを治すの最中、オケアノスにて暁の女神エーオースと仲になったり、が治ったのを良いことにアトラースの7姉妹のおっかけたりとまったくとは程遠い人生を送っていた。

その最中オリオンとのピロートークのために明けの時間を遅らせていたエーオースを不審に思った女神アルテミス彼女の元を尋ねたところ、オリオン運命的な出会いを果たす。

世界を荒らす獅子を難なく素手で追い詰めて地に転がすも惚れる狩猟の才と美貌を持つオリオンと、狩猟女神でありその価を知るアルテミス相思相愛になるのは火を見るよりも明らかであった。さしもオリオンもエーオースそっちのけでアルテミスを伴侶として身を固める決意をしたほど。
しかしアルテミスは純潔の女神であり、アポロンDQNオリオンの来歴を理由に別れるよう言付けたがアルテミスは拒否。そこでアポロンは一計を仕掛ける。後にさそり座となるオリオンの寝所にび込ませたのだ。
大いに驚いたオリオン歩く加護によってまで逃げるのだが、その最中にアポロンアルテミスを挑発。
の達人である君でも、遠くにるあれを射ち当てることは出来まい』という煽りに乗ったアルテミスはそれを狙撃

に上がった死体は、オリオンであった。

女神の役職を忘れるほど嘆き悲しんだアルテミスは、蘇生は許されなかったものの、オリオン星座としてに上げることを許された。
オリオン座が差し掛かるささやかな時間、彼らはを確かなものとするのだという。

人物像

「はーい! アルテミ……じゃなかった、オリオンでーす!」
ペットとかぬいぐるみとかのオリべえでーす。よーろーしーくー」

確かにかのオリオン英霊として召喚することに成功した。
その最中、過酷な戦況を心配したアルテミスオリオンにくっついて来た。ここまではよいのだが、アルテミスオリオンでは格が違いすぎ、英霊クラスまで圧縮した結果、人並みのサイズアルテミスとその付属物のオリオンという姿にて現界するハメとなった。
つまりセイングラフん中に映る女性オリオンではなくアルテミスオリオンはそのアルテミスの頭にくっついている棍棒を持ったクマゆるキャラともつかないマスコットである。どうしてこうなった

オリオン

CV.神奈延年

も大概だがの悪いDQNヒーロー名前が「尿
しかし、生前の行いが巡り巡って人に自分を殺させるハメになったため、そういった粗暴な部分は割と反省して常識的な部分が前に出ている。それ以上にパートナー常識外れなのでそれをツッコむ側に回るしかないとも
とはいえスケベなところは三つ子のというべきか治っておらず、ちょっとコナをかけようとしてアルテミスバイオレンスな制裁を貰ったりするのはお約束。そのせいかギャグに足を踏み込んだような妙な頑強さを持っている。
自らを死に追いやるよう仕向けたアポロンについてはやはりトラウマがあるらしく、名前を効くだけで頭を抱えて震えるとのこと。

心理的に暴走しがちなアルテミスの頭でを出している(よく見るとバトルグラフィックでもオリオンが腕を振るのに合わせて矢が放たれている)。実は確かであり、アルテミスに心眼クラスの回避を与えているのも彼。

アルテミス

CV.沢城みゆき

オリオンにくっついてきた処女
ギリシャ神話にて女神にして狩猟。一時しか遭えないオリオンと四六時中一緒に居られるとあってテンションアゲアゲ。英霊になったことでの権の多くを縮小し、ちょっと格の高い英霊程度まで弱体化している。
現代に染まりまくって彼氏とイチイチャすることを何より優先する『恋愛至上義(スイーツ)』と化していて、シリアスな雰囲気もそっちのけ。
お蔭で彼女の熱烈な信者彼女の神格を移植してもらった人物からドン引きされている。>傷は深いぞ、がっかりしろ
オリオンく、『以外の異性はおろか他人に心開くなんてしい』らしく、オリオン以外で彼女フレンドリーになる主人公ある意味オリオンとは違う特別な人物であると言える。
また、アポロンのことは「兄さん」と呼んでいる。神話においては「アルテミスが先に生まれ、母親のお産を助けた」という話があるのだがその辺りの詳細は明らかになっていない。

戦闘面では術担当。
適当に乱れ撃っているようでその矢(と、たまにダーリン)はどれもがちゃんと命中するという狩り女神の面躍如である。

サーヴァントとして

宝具

女神矢(トライスター・アモーレ・ミオ)』
ランク:A+ / 種別:対人宝具 / レンジ:1~50 / 最大捕捉:1人

彼女はあくまで運命の矢を放つものに過ぎないため、はちきれんばかりな胸元でも(弦が物理的に存在しないため)関係に矢を射出することが可
真名解放するときのものはアルテミスオリオンに対するで放つ矢。溢れんばかりのを伴って射出されるため、標的に絶大なダメージと極度の混乱を及ぼす。
なお、宝具真名は召喚された際に現代を受けて勝手に変えた模様。
トライスターとはオリオン座の中心にある三ツのこと。「トライスター」が英語、「アモーレ・ミオ」がイタリア語アルテミス本人はギリシャ……なのでオリオンからも「お前どこ出身!?」と突っ込まれている。

ゲーム上での性Arts単体攻撃宝具。2つめの「幕間の物語」をクリアすることで強化され各倍率上昇とクリティカル発生率ダウンが追加。


射法・玉射(みこっと)
ランク:A+ / 種別:対人宝具 / レンジ:1~50 / 最大捕捉:1人

オリオンに対する苛お仕置き兼攻撃宝具どこかで聞いたような響きだが、気のせい。 オリオンを矢の代わりに番え、男性股間めがけて射出する。男性に対し特攻効果あり。


・速射の白銀ラビッドファイア・オルテュギアー)

コミカライズ版『-turas rèalta-』で披露した技。作者であるカワグチタケシTYPE-MOONに掛け合って設定を作ってもらった。

ゲーム内性能

お月見イベント女神はお団子を見るか?』にて実装された恒常アーチャー

女神男性特攻と聞いてゴルゴーン三姉妹二人を想像するが、中身は攻防一体のスキル宝具による安定した立ち回りが魅の要塞アーチャーである。
特に宝具追加効果が優秀で、「チャージ減」で厄介な攻撃を遅延しつつ「クリティカルダウン」で事故要素を抑制、更には「攻撃デバフ」により味方全体の被弾ダメージ自体をも抑えてくれるという至れり尽くせりの一品。
この宝具を回しているだけで「攻め手を封殺しながら強化済み倍率の宝具ダメージゴリゴリ削る」という一方的な立ち回りが可となる。
またスキルも一見耐久向けだがクリティカル強化スキルと攻撃バフを持つためダメージ較的出しやすく、更に相手が男性となれば特攻倍率による大ダメージを狙っていける。

欠点は男性以外に対する火力では攻撃特化に及ばないことと、ArtsキャラでありながらArtsカードの稼ぎ性が低い点。
後者オリオン単体で見るなら優秀なQuickとExtraを振ることで幾らでもカバー出来るが、Artsチェインを軸とする所謂「Aパ」で積極的にチェインに貢献させると肝心の本人のNP効率に難が出がちである。
環境を支配するサポートキャスター諸葛孔明」「マーリン」や「玉藻の前」は全員ってNP供給手段を持つArtsキャラであり持久戦における相性も抜群なため、強敵相手にオリオンを出す際は是非ともタッグもしくはトリオを組んで挑もう。
男性サーヴァント(特に攻撃相性有利をとれるセイバーバーサーカー戦)では、同じく「男性特攻を持つArtsアーチャー」であるエウリアレとのコンビも有効。オリオンの持つ各種デバフに加えてエウリアレスキル宝具による魅了で相手を底的に足止めができる。

普段の周回などに連れ出す場合は相手を選ぶものの、特に耐久力められるボス戦にはめっぽう強い。メインストーリーでは六章の難所と名高い「前ガウェイン」に対する札として名が挙がるほか、イベントにおいても数多のユーザーが悲鳴を上げた羅生門イベントの最高難易度ころし」の攻略、「CCCイベント」ではラスボス戦攻略や一種の隠し要素と言える魔性菩薩撃破、同イベント裏ボスであるMONSTER攻略など、相手が強敵であればあるほど存在感を増すというある種のジャイアントキリングに特化した性質を持っている。
単純な対男性決戦兵器としても高難易度クエストでのピンチヒッターとしても育てておいて損はないだろう。

なお、上述の通り「あくまでもオリオンが本体でアルテミスオマケ」という扱いのためゲームシステム中では「男性」として扱われる、ある意味では物凄く初見殺しサーヴァント
性別による出撃編成や威ボーナスが発生するイベントの場合、「対サーヴァント」で絞り込むと男性達に混ざって一人だけ女神様のアイコンが現れるなんてことも。また、女性サーヴァントからの魅了や男性特攻が入ってしまうこと、黒髭の「紳士的な」対外であることにも留意。
敵に回すとなかなか厄介である。ギリシャ神話系男性絶対殺すウーマン特攻となるので、彼女を連れて行くという手もある。

異聞帯のアルテミス ※ネタバレ注意

キリシュタリア・ヴォーダイムが担当している「ギリシャ異聞帯」(Lostbelt No.5)では「1万4000年前になにかの撃退に成功した」結果、ギリシャ々が体というメカメカしい姿のままである。こちらのアルテミス宇宙に浮かぶ衛星としての機に特化した姿となっており、に反逆する対への天罰穿黄金 (シューティングスター・オルテュギュアー) 」による対地攻撃を得意とする。精汚染も持ち合わせていたが、カリギュラ効化された為、汎人類史のサーヴァントは精汚染耐性を持っていると勘違いし以降使用せず。
これらの伏線については度々示唆されていた。
ギリシャってロボなんでしょ?(イシュタル)
美女の姿はオリオン趣味で本来はロリ巨乳もへったくれもない(サーヴァント・サマー・フェスティバル!)
・もっとスレンダーで冷たい姿だとインプットされていた(メルトリリス)
・2部オープニングオリオン
オリオンセイングラフ背景機械
アルテラへの因縁

超人オリオン

アルテミスがくっついてこなかった人間の姿として召喚されたオリオン
ゆるいクマのぬいぐるみめいたナマモノから想像もつかない230cm長身文字通り丸太のように太い四肢から一見ただけで偉丈夫とわかるまさしく人。ベルトオリオン座の配置に因んでいる。
そのナンパな性格は変わっていない。

ゲーム内性能

2部5章前半「代巨海洋 アトランティス」で実装された限定アーチャー
恐ろしいまでのクリティカルアタッカーであり、攻撃Busterクリティカル倍率の3色バフに加えてクリティカルスターの生産・回収まですべて自分で賄い、それらが乗った状態でのバスタークリティカル一発10万ダメージえる。
耐久面もガッツが存在するので意外と隙がく、一枚しかないアーツカードもかなりの性
一方で、スキルの多重掛けが有効である一方、スキルの効果時間が切れた後のいわいる『息継ぎ』が必要なことが欠点といえる。Buster3枚構成なので仲間のチェインを邪魔しがちなのも欠点。

呪いによりダメージが20程多く入る。

関連動画

男性オリオン)と女性アルテミス)のコンビ」であるため、バレンタインイベントも「チョコをもらう(チョコ礼装)・チョコをあげる(お返し礼装)」が両方用意されている。

オリオンチョコをあげた時がこれで、

アルテミスからチョコ……?をもらった時がこれである。

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