オリジン弁当とは (オリジンベントウとは) [単語記事]

オリジン弁当とは、イオングループの「オリジン東秀」が運営する持ち帰り弁当店チェーンである。

本部: 東京都調布市仙川町3-2-4

略称は「オリジン」、「オリ弁」。

特徴

一号店は神奈川県川崎市で開業（1994年）。
撤退したコンビニエンスストアの跡地や、駅前に出店することを中心としている。
最近開業したイオン系の商業施設にもテナントとして入居していることがある。
多くの店はコンビニのごとく24時間営業を行なっており、夜遅くなったときや朝早い日でも便利。
他の持ち帰り弁当チェーンと比べて惣菜類が異様に充実している。定番の揚げ物類はもちろんのこと、煮物・グラタン・サラダ類、さらにはデザートまで扱っている。
事前予約をすれば、惣菜を盛り合わせたオードブルを作ってくれる。また1週間前迄の予約に限り配達も承ってくれる(配達は一定金額以上なら弁当も配達可)。
また年末にはおせちも販売している(完全予約制)。
店内の自動販売機は伊藤園の商品を扱っている（通常の自販機より若干安い）。
2012年にはケータイクーポンサービスも始めている。

メニュー(2014年6月現在)

ここで紹介するのは基本的に関東地区のメニューである。季節限定メニューはなるべく除外。

弁当（レギュラーメニュー）

各メニューでご飯大盛(+70円)・特盛(+120円)をオーダーできる。
一部メニューを除き、おかずのみオーダーすることもできる(ご飯が無い分だけ割安になる)。

のり弁当（299円）
ちくわの磯辺揚げ・白身魚フライ・昆布が入った定番中の定番。しょうゆとタルタルソースが付属なのもうれしい。
ぶっちゃけ、迷ったらこれか、後述の「のりチキン竜田弁当」で安定
特のり弁当（399円）
のり弁当にさらに唐揚げ1個と卵焼きが追加されたもの。
デミグラスハンバーグ弁当（399円）
デミハンバーグが一個ゴロンと入った弁当。
のりチキン竜田弁当（399円）
和風タレの掛かったチキン竜田が入った弁当。
迷ったら取り敢えずこれを頼んでおけばいい商品その2。
唐揚げ弁当（399円）
のり弁と並ぶ弁当の定番の一つ。
肉じゃがコロッケめんたい弁当（390円）
長い。そしてややこしい名前の弁当。
肉じゃがコロッケと唐揚げが入っている。ご飯は明太子ソースが掛かったもの。
チーズチキンカツ弁当（399円）
とろっとしたチーズが入ったチキンカツが一枚入った弁当。とんかつソースが付いている。
鮭弁当(399円)
鮭と白身魚のフライが入った一品。醤油とタルタルソースつき。
ビーフカレー（399円）
そのまんまのビーフカレー。
牛丼（399円）
牛丼屋で買った方が安く済むことが多いからかイマイチ不人気な弁当。
オリジン弁当の幕の内(565円)
定番の幕の内弁当。鮭・煮物・エビフライ・ごま和え・蒲鉾などベーシックなおかずが色々入っている(度々中身が変わる)。以前は幕の内・上幕の内・特上幕の内の3ランクに別れていた。
紅鮭弁当（565円）
鮭弁当の鮭よりもランクが高い紅鮭と煮物，卵焼き，胡麻和えなどが入った弁当。コスパはいまいちな気がする。
さばの味噌煮弁当（565円）
紅鮭弁当の紅鮭が鯖味噌に変わっただけ。
～管理栄養士が考えた～オリジン弁当のバランス幕の内（504円）
名前の通り、栄養バランスが考慮された弁当で、色々なおかずが少しずつ入っている(季節で変化する)。弁当自体はこぢんまりとしていてカロリー控えめなため、女性向けのメニュー。
専用容器の容量の関係で、これだけはご飯大盛注文不可。
三元豚のしょうが焼き弁当（504円）
定食屋の定番メニュー・豚のしょうが焼きの入った弁当。
～1日に必要な野菜の半分使用～6品目の野菜炒め弁当 (504円)
豚肉とキャベツなどのたっぷり野菜を炒めて味付けした弁当。生姜焼き弁当と並んで人気が高い。
とんかつ弁当（504円）
厚切りのロースカツの入った弁当。
かつ丼（504円）
とんかつを卵でとじたもの。
かつカレー（606円）
ビーフカレーにとんかつがくわわったもの。
チキン竜田生姜焼き弁当（606円）
生姜焼きとチキン竜田がセットになった弁当。がっつりメニューその1
チーズチキンかつ生姜焼き弁当（606円）
チーズチキンかつと生姜焼きがセットになった弁当。がっつりメニューその2。
デミグラスハンバーグ生姜焼き弁当（606円）
デミグラスハンバーグとしょうが焼きがセットになった弁当。がっつりメニューその3。
とんかつ生姜焼き弁当（710円）
トンカツと生姜焼きの入った満腹セットな弁当。がっつりメニューその4。

惣菜類

量り売りの惣菜は品目を問わず基本一律で183円/100g。
単品のものは品目によって異なる。

鶏の唐揚げ　しょうゆ味
惣菜類の定番の一つ。
鶏の唐揚げ　塩ガーリック味
いわゆる塩唐揚げ。ガーリック風味が食欲をそそる。
イカの唐揚げ
 しょうゆ味のイカの唐揚げ。おつまみにも。
とり天
 大分県中部の郷土料理のとり天を再現したもの? 季節によって味付けが変わる(胡麻七味・のり塩・梅しそ)
四川風麻婆豆腐
香辛料の聞いた餡が特徴の麻婆豆腐。
ジャーマンポテト
皮付きじゃがいもとベーコン、胡椒の風味が効いたジャーマンポテト。ベーコンはたまにソーセージに変わったりする。
酢豚
色々な具が入ったさっぱりとした味付けの酢豚。
肉じゃが
だし味の効いた肉じゃが。
筑前煮
 鶏肉・椎茸・根菜がゴロッと入った定番の煮物。
かぼちゃ煮
甘く煮込まれたかぼちゃ。
豆腐とひじきのミニハンバーグ
 ひじきの入った豆腐ハンバーグ。
ひじき煮
様々な具材の入ったひじきの煮物。
鶏レバー煮
揚げ出し豆腐
揚げ出し豆腐。定期的に上に載る餡が変わる。
牛肉団子の甘酢あん
甘酸っぱいあんを絡めた中華風の牛肉団子。
レバニラ
厚切りのレバーの入ったレバニラ炒め。
生芋こんにゃくのピリ辛炒め煮
滑らかな絹生揚げとこんにゃくをピリ辛味に炒めたもの。
海老とブロッコリーの塩炒め
ブロッコリーと海老のコントラストが鮮やかな惣菜。胡椒がアクセント。
エビマカロニグラタン
 北海道産牛乳を使用したエビグラタン。パック詰めにしてカウンターに持って行こう。
きんぴらごぼう
細切りのシャキシャキしたきんぴらごぼう。
椎茸とれんこんの肉詰め煮
鶏団子の出汁が効いた煮物。春雨の食感がまたいい。
焼売（4個入：108円、8個入：204円）
軽い食感の焼売。
餃子（3個入：120円、5個入：178円、10個入：315円）
香味野菜を効かせた餃子。
炭火焼鳥　ねぎま・もも・皮・つくね（各80円）
カニクリームコロッケ（102円）
北海道産生乳を100％使用したカニクリームコロッケ。
アジフライ（102円）
トンカツ（250円）
ハムカツ（102円）
肉じゃがコロッケ（102円）
粗挽きメンチカツ（170円）
8品目春巻き（102円）
豚ロース玉ねぎ串（102円）
言い方が回りくどいが、要は串カツ。
うずら卵串（102円）
うずらの卵を5連結した串揚げ。
サバの塩焼き（162円）
サバの照り煮（210円）
豚汁（162円）
什器からセルフサービスでカップに盛るが、中身が多かろうが少なかろうが量り売りではなく単品価格。

サラダ

惣菜と同じく基本一律 183円/100g。

パストラミビーフのサラダ
パストラミビーフをふんだんに使用し、マヨネーズとマスタードで和えたサラダ。
中華春雨サラダ
トマトサラダ
おろし野菜がたっぷり入ったドレッシングの掛かったトマトサラダ。
わかめとタコの酢の物
小松菜とインゲンの胡麻和え/ほうれん草の胡麻和え
 夏期は小松菜とインゲン、冬期はほうれん草。
ポテトサラダ
時期によって使用するじゃがいもが変わるポテトサラダ。
玉子マカロニサラダ
コールスローサラダ
海老とブロッコリーのサラダ
 海老・ブロッコリー・卵をマヨネーズで和えた、オリジン弁当の定番のサラダ。
ツナ＆コーンサラダ(150円)量り売りではなく単品のカップサラダ。ドレッシングは別売(ごま・青じそ/30円)

主食類

ジャンボ手作りおにぎり（162円）
店内で握った巨大なおにぎり。
鮭・焼きたらこ・明太子・ツナマヨ・昆布・おかか・炊き込み鶏五目・五目おこわ・赤飯など種類も豊富。
ライス（小:105円、中:189円、大:262円）

その他、パン類，チャーハン、焼きそば、パスタ、オムライス、ビビンバなどをたまに見かける。

デザート類

フルーツサラダ（183円/100g）
様々なフルーツをヨーグルトソースで和えたもの。
デザート類では唯一の量り売り。
季節のフルーツカップ（190円）
季節によって果物の内容は変わる。
オリジンのくちどけプリン（129円）
杏仁豆腐（105円）

小ネタ

のりチキン竜田弁当はチキン竜田にネギのトッピングされているものは注文を受けてから作ったもの、トッピングされていないものは作りおきのものだとか。現在はどちらもネギは載っていない。
作り置き弁当においては本来入っているキャベツの代わりに，卵焼き・煮物 or きんぴらごぼうであったりパスタになっていたりする。またかつ丼の作り置き弁当はなく，かつとじ弁当になる。
かつとじ弁当のような作り置き限定の弁当(メニュー表に乗っていない弁当)が多数存在する。まめにチェックするといいかも。
一時期ディスカウントストアチェーン「ドン・キホーテ」に買収されかかったことは有名。