オリビエ・ガイヤールとは、アニメ「カードファイト!! ヴァンガード レギオンメイト編」の登場人物である。
担当声優の濱健人氏はこのガイヤール役でアニメ声優デビューとなった。
ヨーロッパ大会優勝者。一人称は「僕」、二人称は「君」と一見物腰柔らかいように見えるが、その実凄まじい激情家であり、相応にプライドも高い。
児童施設の出身であり、過去に施設で貰ったゴールドパラディンのカードがヴァンガードを始めたきっかけになっている。だから時間軸どうなってんだ。
先導アイチの下に集った4人の世界的ファイター「カトルナイツ」の一人にして、実質上の中心人物。「青き炎のガイヤール」。
青き炎で構成された異空間「ホーリープロミネンスプリズン」を発生させることができ、ジャッジメントを受けた人間はその青き炎を一身に浴び身を焼かれる。
発動キーとして青い結晶の嵌った指輪を所持しており、頻繁にその指輪に口づけをしている。この指輪は自身の分身たるカードから出現したカトルナイツの証。
アイチをさん付けで慕っており、忠誠心ともいえる程に彼を慕っている。その理由は、施設の子供たちが“Я”に巻き込まれ、それを解決するために心身ともに摩耗しきり、屈しそうになったところでアイチが“虚無”の侵略を止めたからである。
同様の理由で、“虚無”に真っ先に洗脳され、“Я”を振り撒いた櫂トシキに対し非常に強い憎悪を抱いていた[1]が、ラウル・セラの裏切りにより窮地に追い込まれ、櫂と一時的に共闘。
メイトの戦い、そして櫂が自らを上回るようになった根底・・・人を信じること、仲間への想い。櫂らが「メイト」と呼んだその根底を知ったことで、ガイヤールは他者全てを利用し否定するセラに勝利することができ、櫂トシキという人間を真に理解することができた。そうしてカトルナイツの不始末をつけた後、櫂と改めてファイトで向き合う。
ファイトには敗北し、櫂に全てを託すことになるが、抱えていたしがらみは吹っ切れていた。
そのため、以降激情は落ち着きを見せ、穏和で子供に優しい様子が描かれている。
最終話では、櫂にユーロリーグに来ないかと誘いをかけていたことが明かされ、実際に「ヴァンガードG」の時間軸ではネーヴと3人でチームを組み、ユーロリーグを荒らしたトップファイターとなっている。
劇場版「ネオンメサイア」において大会「メサイア・スクランブル」に参加。蒼龍レオンとMY族vsLe族青双闘対決を繰り広げたが、レオンに敗北した。
続編「カードファイト!! ヴァンガードG」においてユーロリーグで活躍していることが明言され、ファングッズが確認できる。台詞自体はないが、同リーグ新進気鋭のファイターであるハイメ・アルカラスを通し「Plan.G」=「ギアースクライシス」に参加。明神リューズの利用していたGIASシステムへの介入に貢献した。
ちなみに、そのイケメンさから女子人気が高く、彼のファンは大抵彼と同じゴールドパラディンを使用しているとか。
G4期「カードファイト!!ヴァンガードGNEXT」1話においては、ヴァンガード普及協会のサイトの記事で確認できるが、ユーロ第一リーグ決勝戦でVS櫂トシキという大一番を控え、パリに留学している安城トコハからインタビューを受けた記事が掲載されている。岡崎クミ曰くフランス語でのインタビューだったそうだが、彼自身は日本語すごいペラペラだったような・・・。
ゲーム「カードファイト!! ヴァンガードG ストライド トゥ ビクトリー!!」でも彼視点の物語が存在。こちらはレギオンメイト編の最終話から半年前の話である。
使用デッキはゴールドパラディン。
櫂との初戦では先導アイチの「解放者」と似た構築だったが、それは対戦相手の櫂に対してのあてつけであり、本来のデッキは《青き炎の解放者 パーシヴァル》を筆頭とした「青き炎」軸の「解放者」。カトルナイツ本拠地・月の宮での戦いでは他2種の「青き炎」を解禁している。
内部名称「青き炎」は全て双闘ユニットの「解放者」。コストが軽く、山札から3~4枚と範囲の広い、これまでのゴールドパラディンと比べ圧倒的に使いやすいスペリオルコール能力を基本としており、戦線の立て直しだけでなく、スペリオルコールに感知してのスペリオルコール連鎖によりリアガードに置いた《五月雨の解放者 ブルーノ》が火力を底上げ、《青き炎の解放者 プロミネンスグレア》のフィニッシャー能力など、これまでのゴールドパラディンに不足していたフィニッシャーとしての能力を持っている。
またレギオンメイト《誓いの解放者 アグロヴァル》が緩い制約で容易にユニットを増やすことができるため、速攻能力も得た至れり尽くせりの存在となっている。
ガイヤールの登場により彼と「青き炎」がゴールドパラディンの中心として扱われる節があり、その後も定期的に強化を受けている。少々構築の壁は高いが・・・。
彼のファイト開始時のコールは「スタンドアップ・ル・ヴァンガード!」。
まさかのフランス語からの参戦であり、彼の個性として「Le族」が誕生した。
なお、櫂との最終戦では互いの譲れない気持ちの表現か、お互いにトリガーを引きまくるという異常な攻防を見せつけた。最終的に、シークメイトで戻したヒールトリガー残量を上回るクリティカルの一撃を受け敗北した。
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最終更新:2025/12/08(月) 06:00
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