オンバーンとは (オンバーンとは) [単語記事]

オンバーンとは、ポケットモンスターに登場するポケモンである。初登場はX・Y。

基礎データ
名前	オンバーン	タイプ	ひこう　ドラゴン
英語名	Noivern	高さ	1.5m
分類	おんぱ	重さ	85.0kg
性別比率	♂：50.0%	特性	おみとおし
性別比率	♀：50.0%	特性	すりぬけ
グループ	ひこう	隠れ特性	テレパシー
孵化歩数	5120歩	捕捉率	45
世代	第6世代	努力値	素早さ+2
進化	オンバット→ オンバーン(Lv48)
図鑑データ
全国図鑑	#715	図鑑の色	紫
カロス	#114（ﾏｳﾝﾃﾝ）	アローラ	#084(USUM/ｱﾛｰﾗ･ﾒﾚﾒﾚ) #030(USUM/ﾎﾟﾆ)
ガラル	#177 #182（ﾖﾛｲ）	ヒスイ	#???

←オンバット　｜　ゼルネアス→

No.715	オンバーンおんぱポケモンタイプ　ひこう　ドラゴンたかさ　1.5m おもさ　85.0kg
つきあかりすら　ない　やみよを　とびゆだんしている　えものを　おそう。くらやみの　たたかいでは　むてきだ。

種族値　合計535
ＨＰ	攻撃	防御	特攻	特防	素早
85	70	80	97	80	123

図鑑説明

ポケットモンスターX: つきあかりすら　ない　やみよを　とび　ゆだんしている　えものを　おそう。　くらやみの　たたかいでは　むてきだ。
ポケットモンスターY: みみから　はっする　ちょうおんぱで　きょだいな　いわも　ふんさいする。　くらやみに　まぎれて　おそいかかる。
ポケットモンスターウルトラサン: らんぼうな　せいしつだが　こうぶつの　じゅくした　くだものを　あげると　てのひらを　かえしたように　なつく。
ポケットモンスターウルトラムーン: いわも　くだく　ちょうおんぱで　めに　はいる　もの　すべてに　こうげきを　しかける　ちのけの　おおい　ポケモン。
ポケットモンスターウルトラサン: くらやみで　なにもできない　てきを　ねんいりに　いためつける。　ちのけが　おおく　ざんにんな　せいしつ。
ポケットモンスターウルトラムーン: くらやみを　とびながら　いわをも　くだく　ちょうおんぱで　いためつけ　するどい　キバで　とどめを　さす。

概要

ポケットモンスターX・Yに登場するひこうタイプ・ドラゴンタイプとして2013年 6月に公開された。
独特な形をした耳が特徴的であり、首にはマフラーのような白い体毛、見た目は若干蝙蝠に似ている。この耳は目と間違えられることも少なくはなく、実際の目は赤い「Ｖ」のような鶏冠のすぐ下にある。
ドラゴンタイプの中では最も素早さの種族値が高く、それ以外もバランスが取れているが全て100を下回っている。
高威力の特殊技が揃っていて種族値的にも高い特殊方面を中心とするアタッカーが主な使い方である。
技の候補としては、一致技のりゅうせいぐんやぼうふう・エアスラッシュを筆頭に、相性補完に優れたかえんほうしゃ・デメリットなしで高い威力と命中を誇るばくおんぱ・こだわり系のアイテムとの相性が抜群なとんぼがえり・すりかえ等がある。特にすりかえは、自身の特性とも非常に相性がいい。
特性の「おみとおし」は、場に出た時に相手の持ち物がわかるというもの。同特性を持つポケモンの中でも最速である。火力補強のために拘りメガネを持たせつつ相手の持ち物を探り、厄介なアイテムを持ってたり耐久型のポケモンに出くわした時等にすりかえで相手に押し付けるといった戦法も採れる。もう1つの特性の「すりぬけ」は、従来の仕様に加えて「みがわり」をも無視できるようになったので、こちらも採用するうえでは有力な候補。「みがわり」を張った状態の相手に拘りすりかえができる貴重な存在で、それができる他のポケモンとは攻撃範囲の広さや素の素早さの高さで差別化できている。
上記のように「すりかえ」は非常に便利な技ではあるが、遺伝技である上に、マーイーカ→ヘイガニ→アーケン→オンバットと経由する必要があるので、少々面倒なのが難点か。
ドイツ名がなかなか面白く「UHaFn ir」でUHF(極超短波)とファフニール(Fa fn ir=北欧神話に登場するドラゴン。別の読みでファフナー)を掛けあわせた物になっている。Uhafn irではなくUHaFnirと大文字と小文字が入り乱れる名前はとても珍しく、こいつとオンバットくらい。ちなみに英語やフランス語は日本と同じく「音に関係する単語」＋ワイバーンで構成されているので異常さが際立っている。
アニメでは、BWにてパンジーのポケモンの1体としてXY発売に先んじて登場した。
また、サトシのオンバットが、兄貴分のルチャブルのピンチに進化し、同時に「ばくおんぱ」を習得した。臆病・泣き虫といった面が目立ったオンバット時代に比べて凛々しくなっており、四天王クラスの実力を持つアランのメタングを相手に、敗れこそしたが「あと少しでこっちがやられるところだった」とアランに言わしめるほどの成長を遂げた。