カイマンとは、以下のものを指す。
中米及び南米大陸に生息するワニの仲間。ワニの仲間では小さい方となる。最大のものでもクロカイマン属に属するクロカイマンで、大きさは成長すると4メートル以上にもなる。最小のものはコビトカイマン属のコビトカイマン。成長しても1メートルほどにしかならない。
ワニの仲間の中では原始的な特徴を色濃く残しており、背甲板の発達が悪い。なお、南米には現在、カイマンの仲間とクロコダイルの仲間しかいないため、ものすごく分かりやすく言えば「南米に住む大きくないワニの仲間」がカイマンということになる。
種類としては、メガネカイマンなどが属するカイマン属、ブラジルカイマンとコビトカイマンが属するコビトカイマン属、クロカイマンが属するクロカイマン属の3つに分けられる。
魚類や甲殻類、小型の哺乳類を食べる。クロカイマンはそれに加えてカピバラも食べる。天敵はジャガーなどの大型の捕食者で、ジャガーに頭部や首をかみ殺されてそのままごはんにされてしまうことがある。
ワニ革におけるカイマンとしては、アリゲーターも含めて脇腹の革を使う場合が多いのであるが、クロコダイルについては背中の革を使う。カイマンの革は比較的安価に手に入るとはいえ、最近では「カイマンクロコダイル」などと謳って勘違いさせるようなこともあるため注意。こういったものが増えたのには、なめし技術の発展によりカイマンの背中の革を使った製品が作られるようになったというのも大きい。主に財布や小物によく使われる。
皮革製品が多い都合上、市場でも革製品が多い。
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最終更新:2023/04/02(日) 03:00
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