カケアミ

カケアミとは、漫画を描く際に用いられる技法の一つである。

概要

漢字で表記すると「掛け網」。
みじかい線の束を角度を変えながら描きこんでいくことで、絵に濃淡をつける技法。
綺麗なカケアミを描くためには、ペンの向きを変えるのではなく、自分が描きやすい角度に紙を回して描くのが
ポイントである。

つけペンで絵を描くための、もっとも効果的なトレーニングになるともいわれている。

主にアナログ時代に使われていたもので、スクリーントーン普及後はあまり使われなくなったが、
(カケアミ模様のスクリーントーンが登場していることもあり、)
手書きのカケアミには独特の魅力があり、いまだに人気は根強い。

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