カスタムロボに登場するガンの一覧記事。
概要
カスタムロボにおける右手武器。他の装備に比べて最もバリエーションが多いのが特徴。
ガンはボム・ポッドといった攻撃手段と比較して威力・弾丸性能にすぐれると共に最も使用に注意を払う攻撃方法である。
理由は発射後に常に排莢動作が存在し、弾丸を連射する時間を加味すれば最も硬直の長い攻撃手段であるということに由来する。
よって、キャラ5体分ぐらいの中距離で完璧に対処されれば反撃は免れないというリスクを孕む。
そのかわり、地上で発射すればその移動していた慣性のまま滑って射撃する「スライドショット」、
ガンで敵をダウンさせれば画面内にある敵のガンを消滅させることができる「オーバーロード」等のシステムが存在し、如何にガンの隙を消しつつしっかりと当てるかというカスタムロボの基本的な駆け引きが成立する。
バリエーション
合法ガン
- 3ウェイガン
平行に進む横3列の弾を3連続で撃ち出すガン。
威力は低めなものの弾速・ホーミングは標準的で使いやすく、ベーシックガンに代わる基本的なガンといえる。
逆に言えば際立った特徴がなく、ジャンプなどで回避しやすいという短所もある。
中距離以上でばらまく牽制的な使い方が主になるだろうか。
- ガトリングガン
威力の低い弾を連続で10発ほど発射するガン。
弾速が早く、あらゆる距離に対応できる性能が詰まっており、初心者御用達とされる。(V2で作中そういう台詞がある)
が、このガンの性能はいわゆる器用貧乏というやつで、速度もホーミングも中途半端なため、遠距離でかつ空中にいる相手にはまず当たらなかったり、一発一発のダウン値が低いため、ダウン値の高いガンと近距離で差し合うと残念なことになったり、そもそも発射時間の割に火力がそんなに高くなかったりするなど、他のガンと比べると欠点が目立つ。
他のガンが何かしら特徴的な強みがある中、無個性と言っていいこのガンは相対的に厳しい。
ただし、ストーリーモードでは序盤に手に入るほぼ唯一の攻撃的なガンであり、それ故に愛用者の思い入れの詰まったガンであると言える。
ちなみに、見た目とは裏腹に近距離で全弾当てるより遠距離で当てたほうがダメージが若干高い特徴がある。
- バーティカルガン
敵に向かってまっすぐ飛ぶ弾と、斜め上に一度上昇した後、敵に向かって進む弾を同時に2連続で発射するガン。
この軌道により、壁の後ろから狙うということも可能である。
また、ダウン値が高めに設定されているため、安定した立ち回りをしやすいのも特徴。
弾速・ホーミングもまずまずで、様々なパーツと組み合わせやすいガンだといえるだろう。
- スナイパーガン
ガトリングガンとは対照的に、狙撃銃を模した単発でダメージの高い弾を1発だけ発射するガン。
だが別にダウン値まで高くするつもりはなかったらしく、がまん5以上のロボ
(エアリアルビューティー・リトルレイダー・リトルスプリンター・ファニーオールドマン以外)を一発でダウンさせることはできないため、長い硬直も相まって何も考えずに乱射していると逆にビューティフォーされる。
その他ホーミング力が低く、弾速は速いものの高さで揺さぶられると割と簡単にかわされたりする。
また、空中で撃つと何故か発射前に大きな隙を晒すという、訳の分からない欠点がある。スコープを覗いているのだろうか……
硬直見てからジャンプ余裕でした。
- スタンガン
言わずと知れた近距離ガンの代名詞。
連射速度が早く、一度当たってしまえばひたすらガンを連射するだけで200ダメージ近く奪えてしまう。
一応、当たった相手を少しの間動けなくするのでコンボ始動として使ってもいいが、そもそもショットガン並に射程が短いスタンガンをコンボ始動にするのは至難であり、スタンガン自体もダウン値が高めで、シャイニングファイターに2回スタンガンを当てるだけでダウンしてしまうので、運よくスタンガンで相手がダウンしなかったなら素直にアタックしたほうが良い。
シリーズ通して序盤~中盤に入手できるので、これだけでストーリーをクリアしたという人も多いはず。
- ホーネットガン
弾速は遅いものの、ホーミング力の高い蜂のような弾を5体同時発射する。
ダウン値も割と高いため、何発か当たるとダウンし、他の弾が追撃してダメージがさらに加速されることもしばしば。
ゼロ距離で打つと5発が全部補正なしでヒットし、ショットガンすら上回る威力を発揮するが、
その際の射程はナックルガンをも下回るため基本的にネタ扱いされている。
- フレイムガン
火炎放射機のごとく炎の形をした弾を8発ほど連続発射する。
単発威力を少し抑え、射程限界があり、弾数を大幅に増やし、判定を広げ、ダウン時の吹き飛びが上になったベーシックガンのようなもの。 どう考えても上位互換です。本当にありがとうございました。
射程限界があるものの、その範囲もレイのダッシュ1回強くらいはあるのであまり気にならない。(というかベーシックガンを遠距離で撃つ状況がほぼ無いので立ち回りは変わらない)
上に飛ばす性質上、トマホークボムやスマッシュボム、ジャンピングポッドなどでコンボができる。
- ショットガン
3発が塊となった短射程・高威力の弾丸を射出する近距離用のガン。
一撃でシャイニングファイター系のライフを200近く奪う大威力と、重量級を一撃で転倒させるダウン値が魅力。横幅も広く、射程内の水平移動に対してはほぼ引っかかるという強力さ。
反面、誘導は緩く、読まれていればジャンプ、空中ダッシュで軽く回避される他、短射程故にほとんどのガンの有効射程の更に内側に潜り込むため、戦略的な移動が求められることから、カスタマイズも格闘戦向けにブラッシュアップされることが求められる玄人向け。
更に言えば「フレイムガン」やタイミングを合わせた「ホーネットガン」、「スプラッシュガン」といった近距離迎撃に優れたガンに対して大きく不利が突く等、ガン同士の相性が極端なのも欠点。
CPU戦ではオーバーロードが狙いやすく、一方的な攻撃が可能となるため、非常に心強い。
V2まではより射角が広く、命中しやすかった「マグナムガン」の存在で下位互換的な扱いだったが、「BR」ではマグナムガンの弱体化によって近距離一撃必殺系ガンの標準モデルとして返り咲いた。
- ドラゴンガン
速度は遅いが相手を強くホーミングする、先端が竜の形をしたレーザーを発射する。
1度に1発しか撃てず、撃った後の隙も大きいが、その1発の威力とダウン値はとても高い。
闇雲に撃っても簡単に避けられて反撃を受けるだけなので、ボムやポッドで当てられる状況を作ってから撃つこと。
性能は一長一短だが、ドラゴンという響きが男心をくすぐるのか男の子に人気が高い。ハヤオとか。
- バブルガン
弾速は遅いが強いホーミング性能を持つ泡のような弾を発射する。
地上では持続時間が短いが真正面を避けるように小さな弾を斜め前の左右に1発ずつ、空中では正面に長く残る大きな弾を1発撃つ。
空中弾単発の威力は50強とごり押して突破するには無視できない数値であり、さらに空中撃ちの隙がかなり小さいため、適度に撃っておけば相手は簡単に近づけない、「スプラッシュガン」に並ぶ近距離キラーである。
その性能から空中撃ちに頼りがちになるので対空や高速弾に弱い。また、あまり離れすぎると弾が届かず消えてしまうので遠距離も苦手。
- レイフォールガン
ジロウ愛用のガン。地上撃ちと空中撃ちで弾の性能が異なる代表例。
地上撃ちは、一度発射地点の上に留まってから、相手に向かってホーミングし始めるという、特徴的な軌道をしている。
空中撃ちは留まることなく相手に弾が向かうため、これを利用して時間差攻撃を仕掛けるのが基本。
しかし硬直が非常に長く、近距離ガンや弾速の速いガンとの相性は最悪。ガンを撃っている間はボムもポッドもアタックも使えない仕様のため、壁から隠れて地上撃ちをするのが普通。
- レフト(ライト)アークガン
左前(ライトアークは右前)に少し飛んでから相手に向かって屈折するブーメランのような弾を2回発射する。空中では発射時の向きが逆になる。
屈折する特性上、壁や柱の向こうから攻撃する事ができ、またホーミングもそこそこにかなりの弾速を誇るため、空中速度が遅いファニーオールドマンのような相手にとても当てやすい。
しかし距離が近いとホーミングしてくれない、縦の回避に弱いなど欠点も多い。相手の動く方を予測して地上と空中のどちらを使うか見極める必要がある。
- スプラッシュガン
近距離~中距離を間合いとするガン。
アイスキューブを思わせる弾を同時に3発撃つ。この弾は判定が大きく、その上異常に連射が効くため、ストマグや近距離ガンに対しては天敵。
欠点は射程と火力。ボムと組み合わせれば後者はどうにかなるものの、前者は如何ともしがたい。
- イーグルガン
地上ではすぐさま、空中ではしばらくその場にとどまってから相手に向かって飛んでいく鳥の形をした弾を発射する。
空中撃ちは時間にして2秒ほどとどまるため、空中撃ち→ダッシュ→地上撃ちでセルフ十字砲火もできる。
意外にも速度の割には地上撃ちのホーミングが高いので高空の相手をスナイプできることも。
ライトニングスカイヤー型と合わせて空中で弾をばらまく戦法がよく取られるが、この手のガンによく言えるオーバーロードに注意。
- Vレーザーガン
空中では一直線、地上ではV字型に飛ぶレーザーを発射する。
またR+A同時押しの空中地上撃ち(空中での撃ち方を地上でやるテクニック)も凶悪で、慣れるまでが
難しいが、使いこなすと手強い武器となる。
弾速がやたら速いことも合わさり、よくリトル系がカモにされている。
- マグナムガン
大威力の弾丸を1発射出する近距離一撃必殺系ガン。
ショットガンと同じく、一撃で重量級が転倒するダウン性能を持つ上に、威力は若干落ちたが、ショットガンには無かった誘導性(正確には発射する角度の広さ)を獲得し、有効射程内で見てからかわすのはほぼ不可能。タイミングを読んで先読みジャンプでしか明確な回避が無いという強力な命中精度を得た。
V2ではそれに加えて新系列ストライクパニッシャー系のステルスダッシュによって、迎撃をくぐり抜けて一撃を叩き込む『ストマグ』と呼ばれる構築が猛威を振るった。
(ただし、近距離一撃必殺系の例に漏れず、ガン同士の相性が極端であるため、対策さえ練れば凌ぎ得るレベル)
結局、BRではストライクパニッシャーと一緒に下方修正を受けた。弾速が弱体化し、しっかりと相手の硬直を取ってゆく戦法が必要となる玄人向けのガンとなった。
- ニードルガン
相手にまっすぐ1発、それより少し上に広がるように2発、計3発のレーザーを同時に発射する。
ヒットすると相手は手前上方に引っ張られるため、中距離以近なら上の弾に続けてヒットする。
威力もそこそこに地上撃ちの弾速が速く、発射後の隙も少なめと性能が非常に優秀。
しかもダウン値も高く、メタルグラップラーとファッティバイス以外の正規パーツなら1ショットでダウンが取れる。
が、横の動きには弱いので過信は禁物。
- スターレイヤーガン
一度上方に飛び上がり、5発に分かれて降り注ぐ弾を発射する。
地上では縦に広がる弾を、空中では上方で少し停滞した後に横に広がる弾を発射する。
レイフォールガンと最初の挙動が似ているため隠れながら戦うことを強いられるかと思いきや、空中撃ちは発射後の隙が小さいのでわざわざ壁の裏に隠れなくても隙があれば撒いておくことができる。
しかし単発威力はたったの20程度しかなく、連続で当たるような弾でもないのでいまいち使いづらさが目立つ。
- グライダーガン
遠距離向けのガン。レイフォールガンと同じく、地上と空中で性能が異なる。地上ではまっすぐ飛び、途中で
止まり残る弾が2発発射される。空中では左右から1発ずつ計2発の弾が発射される。空中撃ちはかなりの
高ホーミングで、相手が離れていればいるほど縦移動や横移動にも追いついてくれる強い弾となる。基本的
には遠距離で空中撃ちをメインに戦い、相手が近づいてきたときに地上撃ちで対応する。
火力をほとんど空中撃ちに依存しているので、空中撃ちを回避できる相手だと辛いものがある。
- マルチプルガン
発射後、少し飛んでから地上では縦に5つ、空中では横に7つに分裂して相手をホーミングするミサイルのような弾を発射する。
数の割にそれぞれの単発ダメージが高めなので遠距離において高い火力と制圧力を誇る。
しかし飛んでくるタイミングがほぼ同じで、さらに地上撃ちは横の、空中撃ちは縦のホーミングが弱いため、ジャンプや空中ダッシュ1回で完全回避されるので注意。しかも撃った後の隙も大きいため、近距離ではまるで役に立たないのも難点。
ちなみに僅かだが軌跡にも判定があるので回避する際はうっかり当たらないように。
- トラップガン
地上では発射後しばらくそこに留まってから相手に向かって飛ぶ弾を7発、空中ではすぐに相手に向かって飛ぶ弾を5発ばらけて発射する。(「激闘!」では地上、空中ともに3発)
その時間差からセルフ十字砲火が可能。
地上撃ちの待機中の弾が非常に見づらいため、「追いかけていたら目の前から弾が飛び出してきた」なんてことにならないよう、トラップガンを相手にした時は注意すること。
立ち回り次第で画面外から弾を飛ばすこともできる。対人戦では非常に有効。
- ドリルガン
ドリルの形をした弾を10発ほど連続発射する男のロマン。
名前から近距離ガンと勘違いされやすいが、フレイムガンより気持ち短い程度の射程を持つれっきとした中距離ガン。
全発ヒットでメタルグラップラー、ファッティバイスを除く全てのロボをダウンさせる高いダウン値も持つ。
ダウンした相手をドリルなのに手前やや上方に引っ張るので、アタックによる追撃がしやすい。
火力はドリルなのに控えめなので、アタックや他パーツでの追撃方法をしっかり練る必要がある。
- ファングガン
地上では斜め上に飛んでからほぼ同じ角度で降り注ぐ弾を、空中では相手に向かってまっすぐ飛ぶクワガタの顎のような弾を8発ほど連続発射する。
地上撃ちの弾速はとても速く、上に迂回することを踏まえても見てから避けるのは困難。そして単発威力が高く、さらにヒット時の硬直時間が長めなのでリターンが大きいが、近すぎても遠すぎても当たらないので絶妙な距離加減で撃たなくてはならないリスクも付きまとう。
空中弾も弾速こそ速いものの、ホーミングが皆無で威力も低くダウン値も低い、さらにヒット時の硬直もほぼ無いので滅多なことがない限り使う意味が無い。
地上撃ちがカスりでもすればコンボに繋げられるため、スライドショットの距離が長いリトル系ロボとの相性が抜群。
- ジャイアントガン
攻撃力、弾速、ホーミング力が低く、連射もできないというネタガン。
射程と弾の大きさはそれなりにあるが、殆どのロボは空中ダッシュするだけでかわせる。
多分全てのガンのなかでも一番実用性がない。
- ナックルガン
至近距離に拳の形をした弾を1発発射する。
射程がロボ2体分しかないので必然的に相手に密接しなくてはならない、近距離よりも近い「至」近距離ガンと言えよう。
単発が約160ダメージとバカにならない火力なので土壇場で大逆転することも。
地上撃ちは当たると上にゆっくり浮き上がり、空中撃ちは判定がさらに1回り小さく、当たると奥に大きく飛ばす。
リロードが早いので外した時のリスクは少ないが近づくまでがハイリスクなため、フリーズ系のボムやポッドなど、ナックルガンを当てるためのカスタマイズが重要になる。
- キャッチガン
地上では撃った直後に小さな山を作るような軌道を取った後に、空中では撃った直後から相手をホーミングするレーザーを発射する、見た目は違えど感覚はドラゴンガンに非常に近いガン。
地上撃ちはホーミング開始が遅い分空中撃ちよりも強烈にホーミングする特徴を持つ。
しかし火力のドラゴンガンとは対を成し、威力とダウン値が大幅に抑えられた代わりにヒットした相手をガンの手前側に引き寄せる。
この時ののけぞり時間が長く、キャッチガンを当ててからメタルベアーのアタックが間に合うほど。
もちろんガンだけでは全くダメージが入らないので、アタックやボム、ポッドとの連携が必須となる。
ドラゴンガンに比べ撃った後の隙が少ないので、ドラゴンガンよりは反撃を受けにくい。
そして恐るべきはそのホーミング持続時間で、「かわされたと思ったらホロセウムを1週してきてヒットした」という報告も。
シナリオ中でも解説される「ポッドで足を止め、ボムで追い込み、ガンでトドメ」というテクニックを真っ向から否定したガン。
- アクセルガン
撃つと少し低速で動いた後、急激に加速するレーザーを4発発射する。
地上では相手を奥に飛ばし、空中では相手を引き寄せる弾になる。
加速した弾は目で追いきれないほどに速く、離れた射線上でガンでも撃っていようものなら反撃確定なので注意。(例:ドラゴン見てからアクセルでオーバーロード余裕でした)
「離れるほどにホーミングが上がる」と説明されているが、実際は速さにホーミングがついて来れてないので上下左右に動き回れば遠距離でも回避は容易に可能。
加速前のホーミングが弱く、ガンを撃った後の隙が大きいため、近づかれると苦戦必至。
- ブレードガン
剣の形をした弾を1発だけ発射する。
それだけだと弱そうだが、スプラッシュガン並みにリロードが早いので連射ができて隙も皆無。
スプラッシュガンと比較すると、
長所
・射程限界が無い
・単発の威力が高い
・地上撃ちの弾速が速い
短所
・1回の発射数が少ない
・判定が狭い
・ホーミングしない
と、同じ連射タイプとはいえスプラッシュガンとは全く役割が違うので注意。
ブレードガンは主に行動の合間に撃って牽制したり、相手のガンの隙に差し込むことで体力を削っていく戦法が基本となる。
ちなみにこのガンは遠距離になるほど威力が高くなり、プレーンステージの端から端まででブレードガンを連射すると相手がダウンから起き上がるまでに300オーバーという超火力になるのだが、そもそもホーミングしないガンなのでこの恩恵に与ることはほとんど無い。
- スターダストガン
相手に向かって放射状に大量の弾を発射する。射程ギリギリになると弾は減速する。
射程限界に近づくほど威力が上がるが、離れると弾のばらつきが激しく、狙ったダメージが出せない。
運が良ければ1回で200オーバーの大ダメージにもなるが、運が悪いと立ち止まってる相手に弾が1発も当たらないなんてことも。
- グラビティガン
地上では相手に向かってしばらくまっすぐ飛んだ後に停滞する低威力の弾を、空中では同じくらいの距離を一瞬で飛び相手の上方に停滞する高威力の弾を1発発射する。
地上弾は当たると上に飛ばし、空中弾は当たると下に落とすので、空中→地上でコンボが成立する。
停滞時間がかなり長いので空中戦を軸にするロボに強く、あらかじめ空中弾を撒いておくとジャンプ行動を制限する事ができる。
逆に地上を走り回るロボに効果は薄いので、GやP系のボムやポッドでフォローできるようにしておくのが無難。
激闘!ではバーニングビースト型のような背の低いロボと組み合わせると、トリックフライヤー型のような背の高いロボには相手が飛んでいなくとも地上撃ちがガンガン当たる
- フェニックスガン
地上では相手の斜め上を山なりに通るレーザーを左右1発ずつ、空中では相手をホーミングする弾を1発発射する、対空型Vレーザーガンとも言える代物。
地上撃ちに当たると真下に落とし、空中撃ちに当たると相手を大きく吹き飛ばす。
ガンの性質上、エアリアルビューティーなどの空中戦がメインのロボには強いが地上戦では役に立たないので、その時は相手がジャンプしたくなるようボムとポッドで誘導するか、GやPの爆風などで無理やり当たりに行ってもらうか、どちらにせよこれ単体では活躍できないので他パーツのアシストが必要な玄人向けのガン。
- エンジェルリングガン
「BR」より登場した、名前の通り弾の形が天使の輪を彷彿とさせるガン。
地上では相手に向かって発射位置からかなり離れた位置の上方に大きな弾が3発重なって出現し、ゆっくりと相手をホーミングする。空中では中距離程度を飛ぶ弾を3発連続発射する。
地上撃ちの弾はほぼ瞬間的に出現するため対空として優秀で、ヒット時の硬直がやや長く威力も高い。
グラビティガンの空中撃ちのような感覚に近いが、あちらと違いゆっくりとだが追いかけるためジャンプしなくても当たり、ヒット時の硬直に続けて地上撃ちで追撃ができるが、地上から撃つので目の前の障害物などに遮られやすい。
また上から追いかける弾なので壁の後ろにいる相手を追い出すのにも有効である。
空中撃ちの弾は当たると相手を大きく奥に飛ばすので近づかれた時の牽制になるが、威力は控えめで判定が少し狭いのであまりこれに頼らないで距離を離す方法を考えておいたほうがいい。
- フレアキャノンガン
「BR」より登場した、発射後に一定距離を飛んでから炸裂する弾を2回発射するガン。空中では炸裂までの距離が少し遠くなる。
炸裂した弾は6つに分裂し、周囲にごく僅かな距離を飛ぶ。この時の威力がかなり高い。
炸裂前はベーシックガン1発にも劣る火力、炸裂位置より遠い相手には全く当たらない、まさに「中距離」専用ガンである。
しかし炸裂弾の判定が見た目以上に広く、うまく炸裂位置と相手を重ねることができれば一撃で200オーバーの大ダメージを叩き出すこともある。
また炸裂前の弾はまとめて当たるためダウン値が高く、あえて近距離ショットでダウンさせてからコンボに繋げても良い。
つかず離れずの距離をうまく取り続ければ想像以上のパフォーマンスができるだろう。
- レフト(ライト)ループガン
「BR」にのみ登場したガン。
発射後に左に(ライトループは右に)膨らむように弧を描き、自分と相手の直線上に達すると再び直線上に沿うように進む弾を8発ほど連続発射する。空中では膨らむ方向が逆になる。
使用感は「ガトリングガン」に近いが、あちらに比べて総火力が高い代わりに、膨らむ関係で近距離で当たらない、射程限界があるので遠距離も当たらない欠点がある。
器用貧乏なガトリングガンに対して、こちらは個性が強すぎて使い手を選ぶガンになっている。
しかし裏を返せば壁の向こうから攻撃できるため、一方的に攻めることも可能。
- レフト(ライト)5ウェイガン
「BR」より登場した「3ウェイガン」の亜種。
相手を軸に左に(ライト5ウェイは右に)広がるように5発の弾を2回連続で発射する。また、空中では広がる方向が逆になる。
横方向への捕捉範囲がとても広いため相手の動く方向に撃てば多段ジャンプのロボ以外では回避はほぼ不可能。
単発火力は近距離では20程度、中距離以遠では40強くらいに上がる。またコンベアのような移動床を利用すると隣の弾にも当たって1回で150オーバーになるなど、広範囲ガンには珍しい高火力が出せる。
また軸になる弾は相手に向けてまっすぐ飛ぶため、他のレフト(ライト)シリーズに比べて近距離に対応できるのも魅力。
しかし広がるほうの反対側は弾が全く飛ばないので、如何に相手の動きを予測して撃つかが鍵となる。
- サークルソードガン
「BR」にのみ登場した弾が剣の形をしたガン。
発射後に相手の上方に留まり、少ししてから相手に向かってまっすぐ飛ぶ弾を同時に8発撃つ。地上と空中では弾の止まる位置が変わる。また、待機中の弾を上から見ると名前の通り円形になっている。
感覚としては「レイフォールガン」に近いが、出現位置がレイフォールガンより奥なので壁の後ろの相手にも当てることができる。
弾が大きく同時に8発も放たれ、さらに上空に出現するので遠近補正もあり見た目のインパクトが非常に大きい。
しかしそのインパクトとは裏腹に、威力が低い、隙が大きい、突進時のホーミングが低い、とマイナス要素が三拍子揃っているので取り扱いには注意。
- スライドガン
「激闘!」に登場したガン。
地上では低速レーザーを間隔を置いて3発、空中では相手を軸に横に広がるレーザーを4発同時に発射する。
地上撃ちは3発全て撃ち切るまでスライドショットが続く。その時間が非常に長く、それこそ違法パーツ含む全ガンの中でもぶっちぎりのスライド時間の長さ。
あまりに長すぎる故に「相手の攻撃を避わしつつ攻撃する」「発射時の隙を軽減する」という目的のはずのスライドショットで隅に引っかかりつつも撃ち続け、逆に相手からいい的にされることがしばしば。
空中撃ちは所謂「Vレーザーガン」に近く、ジャンプ直後に撃てばやや威力が低いことを除けば普通のVレーザーガンとほぼ何ら変わりは無い。
むしろ空中で撃てるVレーザーと考えるとその有用性は非常に高く、こっちが目的でこのガンを選ぶ人がほとんどだとか。スライドとはなんだったのか・・・・・・
- スコーピオンガン
「激闘!」に登場した、サソリの尾のような形の弾を飛ばすガン。
地上ではまっすぐ相手に飛ぶ弾を2発重ねて2回撃ち、空中では一度後ろに飛んでから広がって相手をホーミングする弾をこれまた2×2発撃つ。
地上弾の速度と判定はほとんどベーシックガンと同じだが、威力とダウン値が大幅に上回っている。ベーシックガンェ・・・
ただホーミングはしないので少し動けば簡単に回避される。主に近~中距離で猛威を振るうタイプ。
空中弾は威力は並かつ一度後ろに飛ぶので速効性は無いが、バブルガン級のホーミングを維持しつつそれより速い速度で飛んでくるので動き回ることでの回避が非常に困難。
しかもダウン値も地上弾と変わらず高いので初弾を回避できなかったらダウン確定だと思っていい。こちらは中~遠距離で活躍することが多い。
地上、空中ともに欠点はあるものの、それを互いにカバーできるので総合的に高性能なガン。
違法ガン
- ゴウセツガン
無印、V2で登場。
3ウェイガンをベースにした違法ガン。弾が巨大になり、威力とホーミングも増加。ただし連射数は2回に減っている。
見た目は派手だが、性能自体は無印違法の中ではまだまともな方。
- ミナモガン
無印、V2で登場。
レイフォールガンをベースにした違法ガン。1度の発射数を6発に増やし、滞空時間が短縮されている。
ちなみに弾も赤くなっている。
- シノノメガン
無印、V2で登場。
Vレーザーガンをベースにした違法ガン。威力が上がり弾が異様に太くなり、地上撃ちの弾の感覚が狭くなっていて「V」より「U」に近い。
その代わり連射力が落ちており、元のVレーザーと異なる使い方となる。
- ナナセガン
V2、激闘!で登場。
違法改造されたスターダストガン。
攻撃力とホーミングが上がった他、弾のバラつきが減り当てやすくなった。ただし、元のガンと同じく安定して当たらない。激闘!では元のガンの命中も改善されているので多少は使いやすくなったか。
- ロクドウガン
V2、激闘!で登場。
ジェイムスン専用として違法に作られたガン。歴代カスタムロボのガンの中で最大級の大きさを誇る。
V2ではCPU専用で地上撃ちは5方向に炸裂し、空中撃ちは発射後その場にしばらく留まった後にプレイヤーに向かって高速でレーザーが発射される。その為、もし使用可能だったとしてもジェイムスン以外では満足に使いこなせず、ネタガンの扱いを受けていたかも知れないと言われる。
激闘!では性能を大きく変えて登場。地上撃ちでは弾速の遅く太いレーザーを左右に撃つ。棒立ちの相手には当たらないが、弾が太く敵を大きく吹き飛ばせるので動き回る相手には有効。空中撃ちは発射後一瞬その場に留まり、その後低威力の弾が5方向に拡散する物となっている。
- オロチガン
BR、激闘!で登場。
ドラゴンガンをベースにした違法ガン。威力とホーミング性能と共に、地上撃ちは弾が4発に、空中撃ちはスナイパーガンのような高速な弾を1発発射するように強化されている。
ベースも元から強力だったが、それをさらに派手にしたようなガンで、見た目も栄える。
- リップルレーザーガン
BR、激闘!で登場。
ベースが特に存在しない特殊な違法ガン。射程は短いが当たるとかなり長い硬直時間を発生させる。
違法ガンとしては威力は高くなくダウン値も低いのだがこの硬直が曲者で少しでもかすれば追撃は必至。その硬直中に至近距離でジェノサイドボム(違法ボムで、桁違いの威力を持つボム)を撃ちこむのが正しい使い方(ゲーム中でも実際にそういう使い方をされる)。
- ラミュガン
激闘!で登場。
違法改造されたエンジェルリングガンだが、外観はスナイプに合わせており原形を留めていない。
地上撃ちはエンジェルリングガン同様一度上方に向かって発射し、その後リング状の弾が展開して相手をホーミングするが、弾の出現位置が変化し近くの相手に当たりやすくなっている。しかしその分射程が落ちており遠くの相手には当たりにくい。空中撃ちも基本はエンジェルリングガンだが、途中までは小型で後半から一気に大型化する弾を撃つ。以上の点から元は遠距離ガンだがこのガンは中距離ガンに当てはまるだろう。その為、元のガンとは使い勝手が異なるので注意。
- イグニアガン
激闘!で登場。
違法改造されたスコーピオンガンだが、外観はフリーダに合わせており原形を留めていない。
元のガンが高性能と評されるだけあって、激闘!の中でも高性能な違法パーツ。まず連射数が地上撃ちは4発、空中撃ちは3発に。さらに地上撃ちは1発あたりの威力が強化され、空中撃ちはホーミングが強くなっている。1発あたりのダウン性能はそのままなので一発当たればほぼ確実にダウンするだろう。欠点は連射数の増加による硬直時間の増加ぐらいだろうか。
- ザバルガン
激闘!で登場。
違法改造されたスライドガンだが、外観はバイオレントボアに合わせており原形を留めていない。
スライド時間が通常のガン相当になり、弾速と弾の太さが上がっている。空中撃ちのゼロ距離射撃の威力は強力。移動中の相手に当てるのは厳しいのでダウン追い打ちに使うのがベストか。
- モルグガン
激闘!で登場。
違法改造されたメガバーストガンだが、外観はナガミツに合わせており原形を留めておらず、より大型になり剣のような形をしている。
ストーリーではコマンダーを斬り付ける様な演出があるが、ゲーム上ではその様な効果はない。発射後3段階に大型化する弾を3発発射するガンで、弾が最大の大きさの時のみ威力が高くなる。地上撃ちではダウンした際殆ど吹き飛ばさず、空中撃ちはリロードが若干速い他ダウン時に遠くに吹き飛ばす。
基本的にメガバーストガンと殆ど同じで、射程が伸びており元のガンが持つ「障害物を貫通する」効果を体感しやすくなっている。また、ガンが大型化した事で発射位置が本体から若干遠くなっている。弾のサイズが最大化した際の威力はメガバーストガンと同一だが、それ以外の威力は向上している。
- ハドロンガン
激闘!で登場。
違法改造されたナックルガンだが、外観はハドロンに合わせており原形を留めていない。
性能面でもあまり原型は残っておらず、吹き飛ばしが強い弾を3連射する。射程はマグナムガンよりちょっと長い程度。地上撃ちで横に飛ばし、空中撃ちで上に飛ばす。その為地上撃ちのフルヒットはほぼ無理。威力はフルヒットで元のガン2発にギリギリ届くかと言ったところ。また、ダウン値も下がった。このガンはスカイヤーダッシュで近づきながら撃つ、強襲用として使うべきか。
- リアフロントガン
激闘!で登場。
違法に作られたガン。
自機前方2ヶ所に弾を複数発設置する。設置した弾は僅かな間の後、地上撃ちの場合は二つの弾を結ぶ線を境に発射した側に、空中撃ちの場合はそのまま前方に弾が飛ぶ。ホーミング性能は悪くなく、弾が飛ばない方向を除けばかなり追尾してくる。
空中撃ちは当てやすいが威力が低く、地上撃ちは威力こそ高いが障害物に阻まれやすい上に、弾より手前側に敵がいなければ誘導しない為命中精度に難がある。
スペシャルガン
他多数(追加求む)
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