カナダ
基本データ | |
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正式名称 | カナダ Canada |
国旗 | ![]() |
国歌 | オー・カナダ![]() |
国花 | サトウカエデ |
国鳥 | アビ |
公用語 | 英語、フランス語 |
首都 | オタワ(Ottawa) |
面積 | 9,984,670km²(世界第2位) |
人口 | 約3200万人(世界第34位) |
通貨 | カナダドル(CAD,$) |
旧大英帝国植民地の一つで、現在もコモンウェルス(イギリス連邦)の構成国の一つ。その為、国家元首は英国の国王/女王であると定められており、カナダ総督がその代理として実務を行う。なお、カナダでは英国国王/女王とは呼ばずカナダ国王/女王と呼ぶ。
元首が国王/女王である為にカナダ海軍はRoyal Canadian Navy(王立カナダ海軍 略称RCN)と呼称し、又連邦警察もRoyal Canadian Mounted Police(王室カナダ騎馬警察 略称RCMP)という名称になっている。
正式名称もそのまま「カナダ」。漢字表記は加奈陀で略号は加だが、アメリカ合衆国・カリフォルニア州の略号も加(←加州)なのでややこしい。
アメリカ合衆国本土の北、北米大陸の北半分を占める。が、アメリカと一括りにされると嫌な顔をする。カナダ人曰く「女王もいるし保険だってあるし俺達は戦争もふっかけてない。よっぽどマシさ!」との事。
面積は日本の約27倍で世界第2位。ただしこのうち半分強が森林のうえ、国土の多くは北極圏内であり居住可能地は少ない。このため人口は日本の約1/4である。
主要国首脳会議(G8)参加国のひとつだがなんとなく影が薄い。
連邦制国家で、カナダ連邦政府の下にそれぞれの州政府が存在する。アメリカ合衆国と比べると、それぞれの州の権力は小さい。カナダではそれぞれの州はStateではなくProvinceと呼ぶ。
東部のケベック州はもともとフランスの入植地だったため住民の大半がフランス系で、長らく独立問題がくすぶっている。1970年10月には、後に「オクトーバー・クライシス」と呼ばれるケベック独立過激派による要人拉致事件が発生した。事件の発生後、当時のカナダ首相ピエール・トルドーはメディアからの「警察や軍隊の出動など、どの程度まで事態の規模を拡大するつもりなのか」と質問された際、「まぁ、見ていたまえ」(Well, just watch me)と返答した。この発言の三日後、カナダ史の中においてそれまで二回(それも世界大戦時)しか発令された事のなかった戦時措置法(≒戒厳令)が適用された。これを受けて首都オタワとケベック州全域にカナダ軍が展開、警察は拡大された逮捕権に従い約500人を逮捕し事態の収拾を図った。尚、過去2回の住民投票ではいずれも独立は否決されたが、1995年におこなわれた2回目の住民投票では独立反対が約50.6%と、相当ギリギリでの否決だった。
公用語は英語とフランス語だが、州ごとに見るとケベック州ではフランス語のみ、ニューブランズウィック州では英仏両方が、そのほかの州では英語のみが公用語となっている。
国旗に描かれている葉は国花・サトウカエデ(シュガーメープル)の葉で、「メープルリーフ旗」と呼ばれることもある。また、前述の通りアメリカ合衆国と一括りにされる事が多く、カナダの事を「アメリカ合衆国メイプルリーフ州」と呼ばれる事がある。
カナダの有名な小話として、1945年9月2日に行われた降伏文書の調印式がある。戦艦ミズーリ艦上に日本の代表団と連合国の代表が集まり、ポツダム宣言の文面に署名を行った。その時、カナダ代表コスグレーブ大佐が書く所を間違えてしまい、一段下のフランスの欄に署名してしまった。フランス代表もこのミスに気付かず、その次のオランダ代表で初めてミスが発覚。マッカーサー元帥の指示で、オランダはニュージーランドの欄に署名した。グダグダになった結果、カナダの欄だけ空白になった降伏文書が誕生した。ちなみにその原本は東京港区の外交史料館に収蔵されている。
全体的に早口な傾向があるが、総じてハッキリとした発音で聞き取りやすい英語を喋る人が多い。僅かに語尾の発音を上げ調子で喋るとされる。
単語の使い方はアメリカ寄りで、殆ど差は無いが幾つか特徴的な物が存在する(後述)。綴りはイギリス寄りで、例えばCenter(米式)ではなくCentre(英式)と綴る。とはいえ、米式の綴りで書いても特に問題は無い。
建物の階の数え方は正に英/米の中間で、一階はGround Floor(英式)。しかし二階以降は米式にSecond, Third... Floorと数える。
カナダ英語を代表する言葉として"Eh"が存在する。おいィ?エィと発音し、日本語の「えっと」や「そのー」などと言った間を繋ぐ音として使用される。イギリスやアメリカでは殆ど使用されない為、この音で間を繋いでいたらカナダ人或いはカナダ英語話者である可能性が非常に高い。日常会話では念を押す確認等にも使われる事がある。
例:You can eat it, eh? (それ食べられるでしょ?ね?)
世界有数の資源産出国で、天然ガス・石油・石炭のほかウラン・鉄鉱・ダイアモンド・イオウなどなど、様々な種類の鉱物資源を相当量算出している。その為、天然ガスと石油両方の採掘地を抱える中部のアルバータ州では、買い物に対して課される州税が無い(連邦税である5%のみ)。また自動車・ITをはじめとする工業が盛ん。
米・メキシコとともに北米自由貿易協定(NAFTA)を締結しており、貿易の多くを対米貿易が占める。
ヒグマを超えるグリズリーさんとかが住んでいます。メイプルシロップもおいしいよ。
カナダでは何といっても"アイスホッケー"が圧倒的な人気のあるスポーツである。
カナダ国民の大半はアイスホッケー経験者であり、バンクーバーオリンピックが行われた時には、
"他の競技でいくら金メダルを取ってもアイスホッケーで金メダルを取らなければ成功とはいえない"
と国内では言われたほど。実際にアイスホッケーカナダ代表が金メダルを取った時には日本が野球の世界選手権のWBCで優勝した時の倍以上の経済効果があったことから相当な人気スポーツだと言える。
他のスポーツではバスケットボール、野球などが人気。隣国がアメリカなこともあるせいか、人気スポーツもアメリカと若干かぶっているところがあり、サッカーがあまり人気が無いところも一緒である。プロのリーグ戦も、NHL、NBA、MLBはカナダのチームも参加しており、4大スポーツでカナダのチームが参加していないのはNFLだけである。これはカナダではアメリカンフットボールよりもカナディアンフットボールが人気のためである。
姓アイウエオ順、記事のある人物は太字
掲示板
272ななしのよっしん
2022/06/26(日) 07:59:38 ID: hqd68KR2Tq
273ななしのよっしん
2022/07/12(火) 01:35:58 ID: kVpPGrSFRq
カナダ、独にノルドストリーム1の設備返却へ ウクライナ反発
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カナダ政府は、同国で修繕を終えたロシアとドイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム1」のタービンを、ドイツに返却すると発表した。時限的に対ロシア制裁の適用除外とし、欧州がロシア産ガス依存から脱却するまでエネルギーを安定調達できるよう支援すると表明した。
ウクライナ政府は、カナダはロシアの「気まぐれ」に応じて制裁を変更しているも同然だと反発し、決定の撤回を求めた。
ロシア国営ガスプロムは先月、独シーメンス・エナジーがカナダで修繕中の設備の返却が遅れていることを理由にノルドストリーム1経由のドイツへのガス供給量を従来計画の4割に削減した。
シーメンスは10日、できる限り早期にノルドストリームにタービンを戻せるように取り組んでいると表明した。
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最終更新:2022/08/18(木) 16:00
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