カミキ・セカイ 単語


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カミキセカイ

4.1千文字の記事

カミキ・セカイとは、「ガンダムビルドファイターズトライ」の主人公少年である。

冨樫かずみ

概要

とある「師匠」と共に次元覇王拳法という拳法修行の旅をしていた少年
ビルドファイターズトライ」1話にて学園中等部の2年に転入。
その際にガンプラバトル部の部長ホシノ・フミナ」と出会い、彼女を通じてガンプラバトルの魅力を知る。

最近の子供ではしい・・・というかガンプラ世界的知名度と規模を持つ世界にも関わらずガンプラはおろかガンダムの存在すら知らない変りな少年だが、前作の主人公と違って別に異世界王子というわけではない

ガンプラバトルプレイスタイルは彼の得意とする次元覇王拳法を交えた近接戦闘な戦い方であり、機はバトル部の棚で偶然見つけたビルバーニングガンダム及び改修したトライバーニングガンダムガンプラを作成したのはサカイ・ミナトとのバトルで組んだ武者號斗丸が初めてだが、最終話時点ではキジマ・シアに師事しながらカミキバーニングガンダムを造り上げ、新たな機としていた。

  次元覇王拳法を縦横に活かすスタイルにより,近接戦闘では類の強さを誇る一方で射撃では的に一発も当てられない,戦術面ではなりふり構わず突出しすぎて返り討ちうなど、当初は素人同然である(ここら辺はぶっつけ本番ながらテクニカルな運用が出来たレイジとの対ともえる)
また、特徴的な性質にアシレイト自己暗示の一種)によってビルバーニング疑似的に一体化し性を飛躍的に向上させるというものがある。ただし、一体化という暗示の欠点としてノウシーボ効果という思い込みマイナスに働くところがあり、ビルバーニングが破損するとセカイ自身にフィードバックされてしまう。 

性格に関して、表裏のない体育会系を地でゆくようなもので、カミキ・ミライからは繊細さや遠慮のない点を散々に言われていたが、武道精神からか上の人には基本敬語を崩さず,礼儀正しい面もある。
一方で,当初はユウマからもミトコンドリア以下と評された単純さはガンプラバトルでも如実に表れており、まさに猪突猛進を地で行く戦い方を見せる。 

フミナやラルさんなど、身内以外の年上には敬語を使うように心がけているが、ミヤガのように礼な相手には「礼には礼で返す」という部分もあるので一概にに対しても敬語というわけではない。
また、直情的だが素直であり、サカイに負けた際にはガンプラバトル本質の一部を改めて理解し、更に精進をするように決意を固めた。

特別編アイランド・ウォーズ」は3年生に進級したの話。
後述の美味しすぎる設定がさらに悪化しかかっていたりする。

設定が美味しすぎる!

上記のセリフは、第二話にて彼の遇にえたお前クラスメイトセリフである。

本人の実直な人柄ゆえに人が集まってくるのだろう。
が、まさかここまで美男美女いというのはリア充ぶりを発揮するホビーアニメパロディなのか。

ちくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおお!

ビルドバーニングガンダム

彼が劇中で使用するガンプラ
元々はガンプラバトル部の棚にあった第7回ガンプラバトル世界大会優勝トロフィー内に入れられていた「HGUC ドム」に入れられていた機体である。

前作の主人公であるイオリ・セイ制作したガンプラであるが、詳しいことはあまりわかっていない。
劇中のユウマの発言によると,第11回ガンプラバトル選手権世界大会にて,イオリ・セイが使用していたガンプラであり,現在セカイが使っている機体は、当時のビルバーニングガンダムがさらに改装が施された姿であるようだ。
ドムに内蔵されていたという特殊な初登場シーンのせいもあり固有武器などは一切持たない全な接近戦
しかしセカイ次元覇王拳法の使い手であったこともあり、徒手拳での戦いでも難なく戦えている。

劇中のチナの発言から、本来ビルバーニングガンダムは今は異世界アリアンにいるセイの友であるアリーア・フォン・レイジ・アスナの為に開発された機体であることが明かされる。
だが、全大会の映像で動いているトライバーニングガンダムを見たセイが感銘を受け、正式にセカイへ譲渡されることになった。

トライバーニングガンダム

セカイの成長に伴って機体が耐え切れなくなったビルバーニングガンダムユウマが考案した案を基にセカイフミナ、ユウマ、カオルコ、シモン全員で改修し完成させた新たなビルバーニングガンダム

プラフスキー粒子の力を最大限にパワーアップさせるためにクリアパーツに全面的な改造が成されており、各パーツが新規のものに変化している。

戦闘ではセカイの闘気に反応し装甲がパージされ粒子を全開放する「バーニングバースト(ユウマ命名)」を装備しており、
ビルバーニングガンダム時代にパーツを破損させ放った不死鳥衝撃波傷で放つことができる等格段にパワーアップしている。

大会決勝戦を前にユウマの手によりライトニングガンダムフルバーニアンスターウイニングガンダムと関節及び規格のポリキャップを統一している。

カミキバーニングガンダム

BFT最終回修行の旅に出たセカイが1から作成したセカイだけのオリジナルガンダム。先述の通りキジマ・シアの教えによりガンプラの作り方をマスターしたことで完成しており、「ガンプラに関して素人だった自分がこれからガンプラを始める」というセカイの意向の徴的なものになっている。
外見はトライバーニングガンダムに似ているが、背中には日本刀を装備しており、トライバーニングガンダムの時から更に近接特化な作りとなっている。
1年後の「アイランド・ウォーズ」でも継続して登場するが、当初の次元覇王流一本の戦術からそのスタイルは大きく変わっており、肩の「神」の文字からビームを繰り出し、炎を己の闘気であるかのように自在に操り、他のガンプラから粒子供給を受けることでパワーアップどころか、チーム戦以外の使用かつ8体分の粒子を溜めこんだとはいえスペリオルカイザーを召喚して操るなど、これまでの機体よりガンプラバトルの領域に踏み込みながら大きく進化したセカイを表すことができている。

その完成度はフミナやユウマが驚きを隠せないぐらいに高く、最終回にしてセカイビルダーとして大きく一歩を踏み出した結果となっている。

必殺技は上記の不死鳥波動の技名がついた「神ガンプラ義・鳳凰覇王拳」。

次元覇王流拳法

余談

偽装用の外装であったドムがホバーを使わず走り、軽やかに回し蹴りを浴びせ、
羽取りからの正拳突きを見せるという躍動的な姿を見せたこともあって、
1話直後はHGUCドム/リック・ドムネットで売り切れまくるという現象が起こった。

この動き……まさかサザキ・ススム再来とでも言うのか…!」

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