カメノテ単語

カメノテ

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カメノテとは、ミョウガガイ科の甲殻類である。

概要

カメノテ
本体画像
有柄
胸上
ミョウガガイ科
学名 Pollicipes mitella
英名 Japanese goose barnacle

北海道西部からマレーに生息している。

全長は通常3センチメートル程だが、大きいものだと7センチメートルにもなる。頭状部は殻と呼ばれる硬い殻が左右相称に並んでおり、そこから下は一面が細かな鱗片で広がる柄部となっている。この形状の見たが「亀の手」に似ていることからこう呼ばれるようになった。

磯や消波ブロックに群生する。波で運ばれてくる餌を蔓脚という部分を使って捕食する。

また、食用にもなり「ゆで」にしたりすると美味である。ゆで汁に濃厚で美味な出汁が出るため、味噌汁など汁ものの具とされることも多い。カメノテで出汁をとったことを売りにしているラーメン店も日本各地に点在している。

中国では「龟足(足)」として日本語での「亀の手」と類似した発想の呼び方をしている。日本と同じくメジャー食物ではないが一部地方では食用としており、高級食材である。

スペインでも、厳密には本種とは別の種のようだが、かなりよく似た近縁種が高級食材とされている。

英語ではカメノテとエボシガイが「goose barnacle」としてまとめて呼称されることがあり、翻訳の際にこれら2つが混同される場合もある。

別の呼び名

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最終更新:2024/03/29(金) 06:00

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