カラスマンとは、漫画『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
遥か昔に全超人への神々による裁きから逃れた超人「完璧超人始祖」の一員であり、卓越したテクニックと高速のスピードを誇る。
太古の昔に超人としての力を正しく使おうと唱え、神の座を捨てた男ザ・マン(現超人閻魔=ストロング・ザ・武道)に導かれカピラリア七光線での全超人抹殺から助かった超人達「完璧超人始祖」の一人。
"完璧・玖式"の称号を持ち、「闇のダンベル」を所持している。
名前通りカラスの姿をした超人。羽毛を生やし、背中の黒い羽で宙を舞い、嘴を備えたマスクを付けている。この羽により空を飛び高速移動が可能。この素早さは始祖のなかでも随一であり、ゴールドマン(後の悪魔将軍)さえもこの速さを捉える事が出来なかったという。この羽は千切れても瞬時に再生可能。
また、テクニックも高く、相手と自分の位置を入れ替える技「体躯鸚鵡返し(たいくおうむがえし)」や羽毛を武器・防御に使用したり、筋肉の膨張・収縮を操る事も出来る。カラスを使役し、材料があれば一瞬で鳥の巣を作るスゴ技も持つ。
笑い方は「カラララ」。
堂々として落ち着いており、強者の雰囲気を漂わせる。自らを破ったニンジャを称賛する高潔さと潔さを合わせ持つ一方で破った相手の死体をペットに食わせる猟奇的な趣味を持っている。
かつて自分を負かした相手であるゴールドマンにリベンジするべく、二度と誰かに負けないという意味を込め、特にお気に入りなペットのカラス二羽に「ネバー」「モア」と名付けた。かつての同志であるゴールドマンの事を気に掛けていたようでもある。
超人の神々による地上の超人抹殺を生き延びた後、ザ・マンら始祖達と行動を共にしている。理想を目指し修行を行い、その間のスパーリングでゴールドマンに一度敗れている。拠点を移した後の「裁きの日」における地上の超人への武力介入にも関わっている。
京都東山の銀閣寺に太古の昔にシルバーマンが超人たちを指導した「シルバーキャッスル」を再現し、下のリングにて悪魔六騎士のザ・ニンジャと対決。ニンジャを上回る技・スピードで「順逆自在の術」を逆にかけ返すなど終始試合を優勢に運び、ニンジャを追い詰めていく。ニンジャの気迫の攻撃も退け「完璧・玖式奥義 鴉の早贄刺し」で文字通り串刺しにし仕留めたかに見えた。しかし、応援に駆け付けたブロッケンJr.達正義超人の超人血盟軍"Lの陣形"を見たニンジャは復活し、火事場のクソ力を発動。起死回生の「悪魔忍法・蜘蛛糸縛り」を喰らうが、これも「体躯鸚鵡返し」で突破。しかし、ニンジャも執念の「忍法顔写し」でカラスマンの技をコピー。壮絶な技の返し合いの末についに力尽き、「忍法鋼縄」によって鉄製に変化したロープによる「忍法クモ糸縛り」によってバラバラに千切れ敗北した。
試合後、自らの”ネバーモア”を破ったニンジャを称賛し、ゴールドマンが尊敬されている事に安心し死亡した。カラスマンの敗北についてサイコマンは、「下等超人のことを心の底では認めたがっていたという迷いが敗北につながった」と分析している。
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最終更新:2024/04/25(木) 16:00
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