カルトェグン 単語

カルトェグン

1.5千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

칼퇴근(カルトェグン、カルテグン)とは、韓国俳優イ・イギョンによる楽曲である。

タイトルを直訳すると「物退勤」だが、この場合は「定時退勤」の意。

概要

大韓民国俳優「イ・イギョン」(이이경、)が2020年2月20日リリースした楽曲で、作詞作曲は「ク・ヒサン」(구희상)。

この曲は「トロット」(別名、ポンチャック)という、日本でいえば演歌のような位置づけのジャンルの楽曲である。イ・イギョンにとってはこの曲がトロット初挑戦であった。

タイトル『칼퇴근』(カルトェグン、またはカルテグン)の「칼」(カル)は「物」、「퇴근」(トェグン、またはテグン)は「退勤」を意味する言葉であり、つまりは「スパッと定時で退勤する」ことを俗語

歌詞の内容は
定時退勤めちゃくちゃしたい
残業ほんと嫌
たちく帰って、視線が気になるんだ
飲み会ほんと嫌
飲み会するなら始業時間を遅らせてくれよ
と嘆くもので、明るい曲調ながら歌詞ほぼ全編が「よ帰りたい」というサラリーマンの叫びで構成されている。

YouTube公式ミュージックビデオ投稿されているが、こちらのミュージックビデオでも上に詰められていたり残業を余儀なくされるサラリーマンの姿を多数描いている。

Twitter日本語ユーザー間での人気

リリースされてから2年以上は、日本での知名度はきに等しかった。

しかし2022年7月4日に、短文投稿コミュニケーションサイトTwitter」にて、本楽曲が韓国の歌番組で歌われた際の映像サビの部分に日本語字幕を付けた動画ツイートされた。

このツイートが広まったことで、本楽曲の日本での知名度が少し上がったようだ。

どうも、少なくない日本人にとって共感できる歌詞であったようだ。

余談

ちなみに、韓国ニコニコ大百科みたいなサイトナムウィキ」の「칼퇴근」(カルトェグン)という言葉の記事(本楽曲の記事ではなく、あくまで「この言葉」の記事)によれば、
「칼퇴근(カルトェグン/刃物退勤)はあくまで俗語であって正式な言葉じゃないからな。正式な言葉は정시 퇴근(チョンシトェグン/定時退勤)だぞ」
物退勤っていうなんか定時に帰るのが悪いことみたいなニュアンスを含む言葉を使うのは、残業させる雇用正当化するようなもんだからな」
「それどころか、圧迫脅迫によって過業務と勤をさせることを当然のように考える韓国の悪しき文化が、滅びと差別を受ける覚悟をして働いている非正規職労働者の間にまで根付いちまうぞ」
みたいなことが記されている。

この文章を書いたナムウィキ編集者の人、何か辛い過去(あるいは現状?)を抱えていそうだ。

関連項目

この記事を編集する
流行語100

掲示板

掲示板に書き込みがありません。

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/12/11(水) 23:00

ほめられた記事

最終更新:2024/12/11(水) 23:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP