カールト(Kaalut)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。
カールトは〈貪るもの〉とも呼ばれる巨大な昆虫の幼虫の姿をした存在である。
不明確なクリルモン(K'gil'mnon)という領域で寄生昆虫の従者ガロイド(Gharoides)という存在とともに棲んでいて、人間を含む者たちによって崇拝されている。崇拝者はカールトから超自然的な知識を与えられるといわれ、ガロイドにも同様の力があるといわれている。
カールトは心を操作し、テレパシーを使い、全知であり、宇宙誕生から生きていると言われるほど不死の存在である。真実を歪めることができると言われるがそれは定かではない。真実を歪めることができるのならばその力はニャルラトテップ(Nyarlathotep)に匹敵するだろう。
強大な力を持っているがクトゥルフ神話における王アザトース(Azathoth)とは関係していない。ただそれはクリルモンだけの話で、現実の世界に現れたときにどんな関係性になるのかはわからないだろう。
すべての神話生物の中で一番最強は誰なのか。あまりにも強大すぎてわからないことだろう。
登場作品:『Genuine Article』-J.B. Lee
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最終更新:2024/04/24(水) 17:00
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