カール・マリア・フォン・ウェーバー(1786-1826)とは、18世紀末から19世紀初頭にかけて活躍した、作曲家、指揮者、ピアニストである。
歌劇団を運営していた父の下に生まれ各地を周った。アベ・フォーグラー神父にジャコモ・マイアベーアとともに学んだほかヨーゼフ・ハイドンの弟・ミヒャエル・ハイドンにも師事した。17歳でブレスラウの楽長に就任し、次いでプラハの歌劇場の音楽監督に、1816年ドレスデンのドイツ・オペラ団の監督に就任した。
そこでは、宮廷内政治や前時代から続くイタリア語オペラとの対立関係といった困難な問題に直面。しかしそれを乗り越え「魔弾の射手」といったドイツ語オペラを作曲し、クリストフ・ヴィリバルト・グルックからリヒャルト・ワーグナーへと至るドラマティシズムの発展の系譜に位置づく存在となったのである。
しかし結核のため長期にわたって健康を害し、ロンドンで「オベロン」を初演した数週間後に39歳の若さで客死したのであった。
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最終更新:2025/12/10(水) 05:00
最終更新:2025/12/10(水) 04:00
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