ガウルとは、
インドや東南アジアに生息する大きなウシの仲間で、オーロックスと同様に最大級のウシの仲間。
体長は2.6mから3.3mほど、体重は700㎏から1000㎏ほど。体高は80㎝から100㎝にもなる。オスメスどちらにも角が生えるが、メスの方がオスよりも体が小さい。一番の特徴は、その大きく盛り上がった肩。体色は焦げ茶色で、脚の先は白く、ソックスを履いているようにも見える。角は80㎝にもなる。映像などを見てもらえば分かるが、とても筋骨隆々でごっつい見た目をしている。
標高1800m付近の高山の森林森林地帯に数頭から10頭程度の群れを形成して生活している。主に草を食べるが、木の葉やタケノコなども食べる。家畜のウシとも同様で、薄明薄暮性で、朝に植物を食べて、昼間はそれを反芻して消化する。
その大きさから、天敵もあまり手を出そうとはせず、ヒョウやドールに関しては成体を襲うことは稀である。とはいえ、トラやイリエワニは成体も襲うことがある。
近年では生息地の開発や家畜経由の病気によって数を減らしており、一部の保護区で小規模な個体群が見られるという形で絶滅の危機に瀕している。保護区は法律によって保護されているが、依然として危険な状態であることには変わりない。
日本において横浜市立金沢動物園に1頭が飼育されているのみである。かつては繁殖のために複数飼育されていたが、現在では1頭しかいない。しかも、割と寿命も近くなってきており、近い将来日本で観ることができなくなってしまう可能性が高い。
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最終更新:2025/04/02(水) 06:00
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