ガダモン単語

ガダモン

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  1. モンスターファームPS2)のキャラクター
  2. クトゥルフ神話における架怪物りは「Ghadamon」

本項では両方について記述する。

1の概要

このゲームシリーズ第3作にあたり、『初代』『2』の過去の時代を舞台としている。モンスターファーム (初代)には、ガダモンを含む当作品キャラの名を冠した古代明神像がアイテムとして登場していた。古代にされるほど大それた事をやらかしたのだろうか…
最初に出会うライバルブリーダーで、赤毛オレっ娘彼女の育てるモンスター名前頭文字が全て「ガ」。
勝ち気で傲慢、負けず嫌いで大人げない性格をしており、当作の調教助手フレリアとの仲は控えめに言っても悪い。

2の概要

クトゥルフ神話TRPGサプリメント由来の旧支配者(グレートオールド・ワン)だが、小説世界にも輸出されてはいる。二つ名は「幼生のグレートオールド・ワン」(Larval Great Old One)。

ラヴクラフト』収録のキース・ハーバーexitによるTRPGシナリオピックマン子/Pickman's Student』で登場した(英語初版1986年刊だが、資料によっては1987年作になっているものもある)。
探索者達は、こちら側(覚醒世界)に侵攻しようとしているガダモンの陰謀の犠牲者を救うために奔走する。か昔のミ=ゴによるガダモン製作現場を見学(!)できたり、クリーチャーデータ集には記載されていないガダモンの二つの(一つは覚醒世界への現出に使うためのもの、もう一つは…?)に苦しめられたり、「ガダモンの手先(ミニオンズオブガダモン)」(住処のに群生している)と見つめ合ったり、と盛りだくさんの内容で、ガダモンファンの皆さま以外にも強くおすすめできる傑作シナリオだ。

その姿の描写や、現在の住処であるドリームランド地下世界の不毛の(Sterile Lake)については、このサプリメント中に全て記載されている。
みがかった色の膜に覆われた一見巨大なナメクジのような姿で、体表の膿疱が時折破裂しそこから汁やガスを吐き出すことがあるが、それらは隣に生えてきた頭のようなものに再吸収される。移動時には体内から擬足のようなものを出してわしゃわしゃと動かすのだが、地上での移動速度ははっきり言って遅い。
覚醒世界に現出した場所が辺から離れていた場合には、深きものどもに連絡を取って身を隠せる底に運んでもらい、そこで成長するまで微睡み続けることになるだろう(シナリオ中にはガダモンの覚醒世界での「このあと滅茶苦茶寝た」予言が示唆されている画が出てくる)。

この怪物るときにたまに出てくる「アザトースの種子」とか「生ける人間の上に産み落とされ…」とかいう話は、ミ=ゴがガダモンを(その理由は不明だが)製作した過程に由来する。なのでわざわざ人間に襲いかかってを啜ったりはしない。
既に述べたようにこいつは幼体で、ハイパーリア時代(後述するエイボンの時代)より前からずっと寝続けているにもかかわらず、現在の体重はたったの500kg程度に過ぎない。その上起きるまで寝たいというタイプなので自身から攻撃を仕掛けることは少ないが、不毛のでは数のガダモンの手先に襲われるのは間違いない。

ローレンス・J・コーンフォード著の『霊の落し子/The Offspring of the Tomb』(2001年)内でもその存在について触れられている、というか上記シナリオ内で出てきた「エイボンの書」の抜を元にして書いたのがこの小説だったりする。作中の「襲来が間近だという警告」は一体何だったのか。
作中で「(え!? この『東方から来たもの』って、ひょっとしてガダモンなの? どうなの?)」と混乱してる感じのエイボンさんが可愛い。いえそいつは見ての通り普通食屍鬼です…ドリームランドから出てくるために旧支配者とか借りてるかもしれませんが。

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最終更新:2024/03/28(木) 23:00

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