ガッデスとは (ガッデスとは) [単語記事]

曖昧さ回避

女神（God dess）
Gaddess - 英語圏の姓。
ガッデス(魔装機神) - 本稿で説明。綴りは「Gaddess」。
ガッデス(機動戦士ガンダム00) - テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』に登場する架空の人型機動兵器、モビルスーツ（MS）。綴りは「Gaddess」。

ガッデス（Gaddess）とは、『魔装機神』シリーズに登場する架空の人型機動兵器、水の魔装機神である。

本稿では、ガッデスの操者であるテュッティ・ノールバック、テュッティのファミリアであるフレキとゲリについても解説する。

機体概要

ラングラン王国の「魔装機計画」により開発された魔装機の一つ、水の魔装機神であり、水の精霊ガッドと契約している。

精霊の格は水系高位の「水」で、フル改造によるランクアップ水系聖位の「刻」に変化する。複合曲線を多用した曲線的・女性的なデザインをしており、セニアは「魔装機神にふさわしい姿」だと形容している。

水の精霊の力によってあらゆる地形や環境に適応することが可能である。機動性や攻撃力はほかの魔装機神に多少劣るものの、普通の魔装機と比べれば段違いの性能を有している。長射程の武装を生かした後方からの砲撃のほか、『魔装機神LOE』では修理装置も装備しており、それを生かした支援役に回ることが多い。

武装・必殺技

搭載武器

トライデント / グングニール
近接格闘用の装備。所謂、三又の槍。
それぞれ、ギリシャ神話のポセイドン、北欧神話のオーディンに由来する名称である。
ポセイドンは海神であり、テュッティが北欧の人間である事からの関連と思われる。
ファミリア / ハイファミリア
魔装機神共通の武装で、ガッデスには2基が用意されている。所謂魔装機神版のファンネル。
他の魔装機神のハイファミリアと少し違い、体当たりではなく振動波をぶつけてダメージを与える。但しα外伝では振動波と体当たりを両方繰り出す演出になっている。
ケルヴィンブリザード
ガッデスを中心に液体ヘリウムの超運動によりブリザードを発生させ、周囲の気温を絶対零度（0ケルビン）まで下げる事により広範囲に冷気のダメージを与えるマップ兵器。
通常のマップ兵器と異なりガッデス本体周辺には影響が無い物で、その効果範囲はドーナッツを思わせる。移動後に使用できないため、混戦状態になると使いどころをなかなか見出せないのが難点。
ハイドロプレッシャー / ヨツンヘイム
グングニールの先端から標的に向け高圧力の圧縮流水を発射する、ガッデスの最強武装。
フル改造してランクアップするとヨツンヘイムに変化する。

なお、作品によっては武器とは別に修理装置を搭載していた事もあったが、ここでは割愛。

必殺技

フェンリルクラッシュ
作品によって演出は若干異なるが、巨大な水(氷？)の狼を召還し、対象を噛み砕く攻撃。
彼女のファミリアが狼をモチーフにしたものである事、北欧生まれと言う点からの名称と思われる。

テュッティ・ノールバック（Tyitti Norrback）

20歳のフィンランド人女性。もう一度言う、20歳。決して17歳ではない。だが、CVは井上喜久子。でも中の人ネタはやった。

スリーサイズは85・58・84。ゲスな意味での戦闘力は高い。流石さっちん。マサキがラ・ギアスに召喚されて初めて出会った人間で、お姉さんを自称する。

詳細は割愛するが、相羽さん家のタカヤ君並の不幸な女性。F完結編ではとあるアンソロ作家に「あの女とは目を合わせるな！」とまで言わせた。公式でも「不幸な女性」と明言されている。

趣味は料理だが、味覚音痴な上に極度の甘党であり、味付けが度を越えて甘くなるため、料理をしようとする度に周囲から止められている。本人には自覚が無く普通だと思っており、自分ではなぜだか分かっていない。ちなみにどれくらいの砂糖を投入するかというと、クッキー１枚のカロリーが600キロカロリーに跳ね上がるほど甘くなる（そのクッキーはマサキをして「非常食ならぬ非常識食」と称するほどであった）。他にもすき焼きにビール中ジョッキ分以上の砂糖をぶち込むという凶行に及んでいる。