ガデラーザとは、劇場版機動戦士ガンダム00に登場する架空の兵器である。
型式番号:GNMA-Y0002V
全長:302m
全高:86m
本体重量:unknown
装甲材質:Eカーボン
動力機関:GNドライヴ[T]×7
武装
・GNブラスター
・大型GNファング×14
・小型GNファング×140
・GNミサイル×256
・クローアーム×4
・GNバルカン×4
搭乗者
デカルト・シャーマン
セカンドシーズンの後、連邦軍によって開発されたイノベイター専用MA。
開発は元人類革新連盟系技術者を中心に行われ、同時期開発のブレイヴと次期主力機動兵器の座を競っている。搭乗者のパイロットスーツには、かつてのソーマ・ピーリスのそれと同様の脳量子波遮断処理が施されている。
GNMA-0001V レグナント (Regnant) を参照に開発され、系譜としては
GNMA-Y0001 エンプラス → GNMA-0001V レグナント → GNMA-Y0002V ガデラーザ
連邦に所属するイノベイターは作中ではデカルト・シャーマンのみだったので実質彼の専用機となっている。
形式番号からわかる通りGNZシリーズの流れも汲む機体で、頭部もアルケーの意匠を感じさせるなどイノベイドの技術もふんだんに使われている。
武装は機体先端部にある大型のGNキャノン、大型小型含め154ものGNファング、GNミサイル256発、GNビームガン(GNバズーカとほぼ同サイズ)とかなりの数だがこれら全ては、操縦者1人が脳量子波等によって操作する(全てのファングの収容作業まで一人で行える)
ファングコンテナは機体下部に左右2基配置され、大型ファングをそれぞれ7基ずつ収容する。ファングコンテナの蓋にあたる部分の下部にカタパルトを配置し、これでファングを射出する(正確にはコンテナ部6基とカタパルト部1基という内訳があるが)コンテナドラムの中央部が稼働し、射出方向の調整も可能。なお、このファングコンテナはMSの収容と発進も可能でブレイヴなどのMSを収容し発進させる事もできる。
その巨体にも関わらずその巡航速度はブースターを装備したGNーXⅣを軽く引き離し、ブレイヴの飛行形態と同じ速度。(構想では、いずれガデラーザを中心にブレイブを支援機とした超高速戦闘も練られていた)
後部の3基を繋げた直列型擬似太陽炉2基と本体に内蔵されている1基の計7基(技術向上も相まって出力は同じ7基のアルヴァトーレより上である。)の大出力を利用したこの機体は、作中随一の機動性と火力を誇るのだが、相手との相性が悪く早々に退場することとなってしまった。
ソレスタルビーイング号ほどの巨艦ならともかく普通の艦には収容できないため、ナイル級大型航宙艦には専用の固定装置を取り付けて曳航している。緊急時にはこのパーツはパージできる。頭部は巨大センサーシステム群でセンサー系の機能などが集中している。戦闘モードと巡航モードの二つの形態を持ち、戦闘モードは両舷が腕のように色々な方向に自在に可動して動くことができ、頭部と胸部がせり上がり現れ、ファングコンテナや4本のアームやミサイルコンテナなどすべての武装も展開できる。
ちなみにこの機体サイズ(全長:302m)は作中はおろか、ガンダムシリーズ中でもかなりのものである。
(IGLOOのビグ・ラング 全長:203m 0083のデンドロビウム 全長:140m(砲含まず:73.03m) Xのパトゥーリア 全長:617m)
この巨体に関わらずGNフィールドを装備していないが、この機体は『大量のファングでフィールドを形成するみたいな機体』というコンセプトであったことがデザインを担当した鷲尾氏のインタビューで明らかになっており、奇しくもその機構はクアンタのソードビットにも搭載されている。(上記の注文の他、変形する機体というデザインの注文も受けている)
つまりこの機体は本体ではなくνガンダムのファンネルバリアやサバーニャ クアンタのようにファングがビームバリアやフィールドを展開するのである。GNドライヴ10基分で張るフィールドは絶大な防御力を誇る。ELS相手にあまり使えなかったのはファングでフィールドを張ってもファングを操作してる脳量子波やビーム粒子を通してELSの叫びに聞こえる膨大な情報量がパイロットに流れ込んでしまうからと思われる(デカルトのパイロットスーツは脳量子波を遮断する特製のものでELSの干渉を防いでいたがファング制御などの機能に影響する特定のチャンネルのみオープンにしてしまっていた。現にファングから伝ってきたELSの大情報で集中を大いに乱され、最後にはビームサーベルで斬りつけたところELSの意識がビームの粒子を伝って逆流して今まで取り込まれたファングから流れ込んできたものも合わせ、脳を壊された。)
MS級の大型GNファング14基とそのファングに小型GNファングがそれぞれ10基ずつ搭載されており、計154基の膨大な基数を誇る。大型GNファングにはMSと同等サイズの疑似太陽炉が後部に搭載されており、その出力にあかせた先端部から放つビーム『GNブラスター』とその先端部から放出される粒子ビームをカッター状に展開して、全身をビームサーベルの刃と化して突撃する『GNカッター』は凄まじい威力を誇る。小型ファングは下部の左右が展開し射出口が現れ、射出される。普段は折り畳んでいるが左右両サイドからウイングを展開する。
大型GNファングから射出される小型のファング。合計140基もあり先端部からビームを発射する『GNブラスター』とビームを楔状に展開して突撃して近接攻撃を行う『GNスピア』の2つの攻撃方法がある。大型ファングのGNカッターと小型ファングのGNスピアの突撃の威力は探査船とはいえELS化したエウロパの船体をたやすく削り取る威力。
GNブラスター
機首から発射するビーム砲。砲身は機体全体の3分の2以上という巨大さで、その長砲身全てで圧縮した粒子を砲身の奥の大口径砲で撃ちだすビームは当然ながら強力。エウロパを轟沈したほか、連邦の大型艦船を一度にまとめて2,3隻以上轟沈させ、なおも勢いを失わなかった程の威力。発射後は強制放熱のため上下各2基ずつのパネルから放熱を行い、連続での使用できない。
GNミサイル
ウィング下部のコンテナに左右16発ずつ搭載。中に小型ミサイルが8発内蔵されており、発射後ミサイルの中から小型ミサイルが8発発射される。
隠し腕
左右のウイング内とミサイルコンテナ上部に装備された戦闘用アーム。ウイング部とコンテナ部では形が違い、コンテナ部では中央にビーム砲口を備えた3本指のクローとなっている。ウイング部は先端がビーム砲となっている。
これらのビーム砲は便宜上GNバルカンと呼ばれ小口径に見えるが、本体自体が規格外に大きいため実寸ではGNバズーカに匹敵する大口径と高威力。更にこれを機関銃のごとく連射してくる。
またそこからビームサーベルも展開可能でこれも00のライザーソードに匹敵する程長大なビームサーベルである。コンテではガデラーザや大型艦艇を覆いつくすほどの巨体を持つ中型ELSをそのビームサーベルで両断するシーンがありどれほど長大かがわかる(ただこのシーンはELSの大情報がビームサーベルの粒子を伝って脳量子波の感受性の強いパイロットに流れ込んで平気なのはどうかと思われたらしく没になったようだ)
掲示板
195 ななしのよっしん
2021/03/17(水) 18:58:00 ID: cbD84gDVLI
小型の群れに追われてる状況だと艦首方向にしか撃てないGNブラスターが十分に威力を発揮できなかったのもあるかな
ガデラーザの推力で振り切ってヘッドオンできない敵とか想定されてなかったんだろうけど
196 ななしのよっしん
2021/05/11(火) 01:45:08 ID: W0JH/JhfL4
トランザムした巡航携帯のハルートはおろか粒子貯蔵タンク装備とはいえMSを押し返せる程のGN粒子の本流を放つOOのトランザムバーストですら押し返すどころかたいした失速もせずに突っ込んでくるELSの推力がおかしいからなぁ。
ELSの速度を考えると旋回してブラスター発射するまでの僅かな時間で取り付かれて侵食されかねんしあの地獄の追いかけっこではファングによる迎撃が妥当だよな。
ただ迎撃するファング以上にELSが多過ぎた。
197 ななしのよっしん
2023/04/27(木) 18:33:55 ID: Ruo7ai8WBG
ELSが来なかったら連邦議会の軍縮派から税金の無駄遣いとか槍玉に上がってた可能性大
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
最終更新:2024/04/25(木) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。