ガンダムAGE-FX 単語

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ガンダムエイジエフエックス

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ガンダムAGE-FXとは、

  1. アニメ機動戦士ガンダムAGEキオ編)」に登場する架人型機動兵器モビルスーツ)である。キオ編後期(三世代編)の役機として登場した。
  2. 同番組における1の機体テーマと思われる楽曲。

この項ではに1について解説する。

概要

火星での戦闘ガンダムレギルス膚なきまでに破壊されたガンダムAGE-3戦闘データを踏まえ、立なマッドーナ工房工場長となるべくディーヴァの整備士長として武者修行しているロディ導で、AGEシステムを用いて最終決戦のために単機で圧倒的なパワーと攻撃を用いて大部隊を殲滅することを眼としていたAGE-3コンセプトに単機で他をかに駕する圧倒的なスピード、どんなに優れたパイロットでも最大限に対応できる追従性というコンセプトを追加して生み出した後継機。ここでのFXFollow X-rounderXラウンダーに付いていける)の略であり、製造段階からキオ・アスノXラウンダー対応機としての運用が考慮され、サイコフォローシステムと呼ばれる独自機でこれをサポートする。

ギラーガ等のヴェイガンの新とは違い、基本設計での機動性の強化がされていなかったAGE-3底的に設計レベルでの軽量化、スラスター追加等を行い、ガンダムレギルス以上に機動性・追従性を大幅に強化している。重量はAGE-3の68.4トンから63トンと、約5トンの軽量化になっており、最軽量高機動となるのは身につけた武器をある程度切り離し身軽になった状態ということになる。一方で、装甲自体は非常に堅なものになっており、クランシェを両断したフォーンファルシアバトンや、アデルマークIIを開けたティエルヴァのTビットの直撃を幾度となく受けながらも、立った損傷を負わない程である。ウェアシステムはオミットされているが、戦況に応じた様々なXラウンダー専用装備であるファンネルを換装することで善されている。100戦争の休戦後には量産の為に非Xラウンダーでも操作可なように研究がされており、ウェアに頼らずに開発されたAファンネルは、その為のOS開発されたりした。

基本火器としてはシグマシスライフルを強化した、強スタングルライフルと手甲部展開タイプビームサーベルを持つが、本機最大の特徴といえる武器は「Cファンネル」と呼ばれる遠隔操作追尾兵器である。シグルブレイドエネルギー衝撃波を放つことができるレベルブレード等の技術を応用した緑色を大6枚・小8枚全身に組み込んでおり、これを展開して防御を行なったり、または相手を切り裂き、場合によっては相手を戦死させないような狙いどころまで正確に決めて射抜くことができる。このほかCファンネルは腕に取り付けることでの役割を持たせることも可となっている。また、スタングルライフルのチャージモードAGE-3ブラスティアキャノンの小良版であり、チャージ時間や耐久性が大幅に善されており、大出距離射撃ユニットダイダルバズーカを換装することでフォトンリングレイブラスティアキャノン、チャージモードえる領域の質のビームを発射することが可である。

本機は実戦投入後もAGEシステム進化を応用し、大規模決戦と効率的多数撃破に備えFXバーストモードガンダムAGE-1タイタス・リミットブレイクを思わせる強化形態)への移行を盛り込んでいる。発動すると限界まで出が桁違いに上がり、全身がり、余剰エネルギーで機体が自壊しないように逃がすために全身のファンネルホルダーからビームサーベルを発生させハリネズミ状となり、同時にパワーと攻撃耐久性、機動をはじめとした総合的な性爆発的に引き上げられる。このため敵大機の攻撃を防ぎ切り、切り刻み、突き刺し、投げ飛ばすという芸当まで可になった。ただし機体の制御が難しくなるため、上述にある「相手を戦死させない正確な射抜き」についてはこの形態では難しくなってしまったが、AGE-FXの秘めたる常識逸脱した出解放したこの形態は、本機をA.G.史において最強MSたらしめるものとなった。

本機は番組企画当初からAGEデバイス玩具)内に仮称の「AGE-4」としてデータが存在しており、周到に登場予定を立てて出現したガンダムという事になる。デザインとしてはファンネル装備ガンダムということでいくつかの機体を思い浮かべがちなところだが、AGE-3特性を保ちながら、AGE-1の作中の生形であるスパロータイタス両者の長所を盛りあわせた、いわばAGEシステム進化の究極に至っているのは見逃せない。

ちなみに、トリコロールが基本配色になっているガンダムにおいて、しく赤色を全く採用していない役機である。

小説版

小説版でのこの機体はAGEシステムではなくアスが作成したものとなっており、AGE-3修機ではなく後継機となっている。
バーストモードは当初から隠しシステムとして搭載されており、Xラウンダーを強化・拡大する「FXシステム」が追加。Cファンネルを子機としてキオの想いを量子化し伝えることができるようになっている。

最終決戦ではダイダルバズーカに加え、AGE-2ダークハウンドのドッズランサー、ガンダムレギルスレギスシールド、両腕に固定したシグマシスキャノン2門という装備を全て詰め込んだ仕様で出撃している。

外部出演

スーパーロボット大戦シリーズでは「スーパーロボット大戦BX」で初登場。しかし、ガンダム騎士ガンダムらにとられた為パッケージを逃す。
射撃と格闘の配分がAGE-3と噛みあわない(力武器は格闘)のと、パイロットキオが「」や「覚醒」を持たず、火力面で劣る。また、必殺武器追加までは武器が移動後攻撃不可能なところも注意したい。
全てが噛みあうガンダムハルートと組み合わせると、アレルヤが「突撃」を使えることもあって使い勝手が飛躍的に上昇する。
FXバーストモードは途中解禁される必殺技として採用。モーションはザムドラーグ戦とヴェイガンギア・シドの大パンチ合成であり、再現度が非常に高い。

EXVSシリーズではAGE初参戦時には登場機会を逃したものの、次作「機動戦士ガンダム EXTREME VS. MAXI BOOST ON」で初登場と相成る。
自衛は高いが武装性の低い通常形態から、体力が4割を切るかEXバースト[1]により、に機動と格闘性が大幅に強化されたFXバーストモードに自動的に変化する。通常形態ではスタングルライフルダイダルバズーカ、Cファンネルを軸に、AGE-2ダークハウンドAGE-1フルグランサによるアシストを駆使する万機。FXバーストモードになるとスタングルライフルで牽制しつつ、各種性が変化したCファンネルと全身のビームサーベルを駆使して一気に懐に飛び込み、強な格闘を叩き込む格闘機になる。
覚醒技は2つ存在するが、そのうち1つはフリットを説得する流れを再現したものであり、フリットAGE-1大量破壊兵器プラズマダイバーミサイル上に発射する。原作では被害を避けるために敵地を避けて発射したが、本作では高跳び対策や巨大ボス対策と使いどころは一応存在する。また、「敵を狙わず上に撃つ」というバーストアタックシリーズ初の物となっている。ほかにもCファンネルを使用していない間はシールドガードCファンネルを用いた全方位ガードになるなど、ほかにはない特殊な性を有する。

最強論について

本機はGガンダム及びターンタイプダブルオークアンタとならび、頻繁に最強論争に駆り出されている。しかし本編ではキオが相手を戦死させないように撃墜していたり、戦っていたため、圧倒的な戦闘描写等はFXバースト以外で見当たらず、議論の種となっている。
アニメ作中での最大の功績は、援護ありとはいえ武装を失うだけで本体は傷のままヴェイガンギア・シドを沈めた一戦。確かに強な機体だが、アニメの個体は小説版程の化け物ではないため、最強議論に名を連ねることができるかは微妙なところ。ただし、かつて封印された技術の塊であるヴェイガンギア・シドを含め、波推進などの技術が発達していたAGE世界の技術では一切に見えた損傷ができなかったその硬さは少なくとも評価に値する。

論争に挙げられる要因は月刊コロコロコミック2012年7月号での「ガンダム史上最強MSが人類を守る!!」というキャッチフレーズであり、必要とあらばAGEシステムでいくらでも強化できる点も要因となっている。
しかし、A.G.世界MSは、14年間ヴェイガンの初期の量産機であるガフランに負け続けていたジェノアスがドッズガンで辱をらして以降、戦果を上げて近代修したMSヴェイガンの技術の到達点であるギラーガを撃墜したり、AGE-2近代修したMSAGE-3パワー、攻撃ギラーガ以上の機動性を持つガンダムレギルスの性差を覆して撃墜したりと、人の、経験、そして気持ちの強さが最後には勝敗を決する点からも、時として数値上のスペックでは測れない広い可性を持っており、一概に最強とは言い切れない。

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関連項目

脚注

  1. *ダメージが少ない場合、EXバースト効果終了とともに通常形態に戻る
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