キャリーとは、
本項では2.の、主に'76年版について記述する。
『シャイニング』『ミザリー』などのホラー小説で著名なキングの処女作で、代表作でもある作品の映画版。
原作小説が刊行されたのは、1974年で、僅か2年弱で映画化され、大ヒットを記録した。
後に『スタンド・バイ・ミー』という青春小説も手がけるキングだが、このデビュー作では、一見青春物語のような様相を示しながらも、最後はサイコスリラー的な要素が出てくるという、どんでん返しが待っているという展開だった。
映画版の監督は、これまたホラー映画で数々の成功を収めたブライアン・デ・パルマ。
この映画の成功で、彼もまた世界的に名が売れる名監督の一員となった。
主演でキャリー役を演じたシシー・スペイセク、母役のパイパー・ローリーはこの作品の演技が高く評価され、アカデミー賞にノミネートもされている。
ストーリーは共通して、超能力を持った少女キャリーが母親の虐待とクラスメイトのいじめによって精神的に不安定な状態へと追い込まれ、プロムパーティ(アメリカ文化圏で高3に開かれるダンスパーティのこと)でのある出来事をきっかけに街が阿鼻叫喚の恐怖のどん底へと叩き落されるというもの。
何も知らない観客がこの映画を単なる青春映画と勘違いして入って、映画の最後でその恐怖のスプラッタ描写に衝撃を受けて劇場が絶叫で溢れかえった、という当時の逸話も残っている(ちなみに、ここ書いた人のおかーちゃんもその被害者の一人である)。
1999年には、この映画の続編、2013年には、この映画のリメイク(リブート)が公開されたが、どちらも76年版ほどの評価、ヒットには至らなかった。このほか、アメリカでは1998年にブロードウェイミュージカルが、2002年にテレビ映画版も放映された。
ベイツ・ハイスクールの女子高生キャリーは、その容姿や性格ゆえに常にいじめの対象となっていた。
ある時、彼女は体育のシャワー中に初潮を経験。何もしらないキャリーはパニックになり、クラスからのいじめはいっそう激しくなる。
しかし、その騒動も担任教師によって収束し、グループの一人スーはいじめた罪滅ぼしとして自分の恋人トミーにキャリーをプロムに誘うように頼む。何度か断られた後についに誘いを受けたキャリー。
だが、逆恨みしていたグループのクリスは、自分の恋人と共に養豚場からブタの血を抜き取り、ある計画を立てていた。
その計画は、キャリーの秘められた力を解放してしまい、悲劇的な結末を迎えることに・・・
↑76年版
↑リメイク版
掲示板
10 5
2019/02/22(金) 02:27:20 ID: pNs9Jegzdu
>>6
>>5 ですが、見たのはデ・パルマ版です。(クロエ版も見ました)
血をかぶったキャリーをコリンズ先生が嘲笑するのはこの映画だと妄想のような演出に見えたので「善人」という表現になりました。
いち解釈によるものですが、そうともとれる映像だったかと。
小説だとまた表現が違うのですね。詳しくありがとうございます。
11 ななしのよっしん
2020/05/25(月) 16:40:47 ID: HB2hdmMUHT
書いた人のおかーちゃんの話なんざどうでもいいわ
12 ななしのよっしん
2021/04/17(土) 04:39:22 ID: pNs9Jegzdu
最初はもっと痛い文章だった
つーか通りすがりに元記事の悪口消しただけなのに
難癖つけられて災難でしかないわ
急上昇ワード改
最終更新:2023/06/04(日) 15:00
最終更新:2023/06/04(日) 15:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。