キリアン・エムバペ(Kylian Sanmi Mbappé Lottin)[1]とは、1998年12月20日生まれのフランス人のサッカー選手である。
サッカーフランス代表。フランス・リーグ・アンのパリ・サンジェルマン所属。
フランス・パリ19区(パリ近郊ボンディ)出身。カメルーンとアルジェリアにルーツを持つ。17歳でプロデビューして以降、驚異的なスピードと高い決定力で世界トップクラスのプレイヤーに進化。「フランスの神童」「百万人に1人の逸材」と称され、リオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドに次ぐ次世代のスター候補との呼び声が高い。2018-19シーズンから2020-21シーズンまで3シーズン連続でリーグ・アンの得点王に輝いている。
フランス代表には18歳という若さでデビューしており、2018 FIFAワールドカップでは4ゴールを決め、前述した二大スーパースターが実現できていないワールドカップ優勝を19歳にして実現させている。ちなみに、ペレ以来史上2人目となるワールドカップ決勝でゴールを決めた10代の選手となった。二度目のワールドカップとなった2022 FIFAワールドカップでは連覇こそ逃したものの、決勝でハットトリックを達成し、通算8ゴールで大会得点王に輝いている。
蔑称ニックネームはドナテロ(TMNT)。由来は顔がニンジャ・タートルズのドナテロに似ているから。
エムバぺ、エンバペ、ムバッペの表記ゆれがあるがフランス人としての発音はエムバぺらしい。しかし2019年8月3日現在のニコニコにおいてはムバッペのほうが多くヒットする。一時Twitterや5chなどでエムバぺ呼びがにわか扱いされた時期もあった影響だろうか。なお本人はエンバペと呼んでもらいたい模様。ファーストネームの「キリアン」で呼んだ方が無難かもしれない。
サッカー指導者であるカメルーン人の父親と元ハンドボール選手であるアルジェリア人の母親というスポーツ一家の家系で生まれ育つ。また、フランスのレンヌなどで活躍したジレス・ケンボ=エココは10歳年上の義理の兄にあたる。この義理の兄が最初のアイドルであり、アスリートとしては恵まれた家庭環境で育っている。
幼くして父がコーチを務める地元のクラブASボンディでボールを蹴り始め、4歳の頃にはすでに飛び抜けた才能の片鱗を見せていた。コーチである父親は、当時からドリブルスピードや正確なボールタッチに目を奪われたと語っており、本人も24時間ずっとサッカーのことを考えるほどサッカーにのめり込んでおり、8歳の頃には周囲は「いずれプロになる」とすでに確信していた。
12歳になると、かつてティエリ・アンリやニコラ・アネルカ、ブレーズ・マテュイディらを輩出したフランス随一の育成の名門機関であるクレールフォンテーヌ国立研究所に合格。当時からポテンシャルの高さは知れ渡っており、2012年にはレアル・マドリードから練習に招待されている。他にも天才少年を獲得しようと各国の名だたるビッグクラブが獲得に興味を示すなど、14歳で卒業する頃には熾烈な争奪戦が繰り広げられていた。
2013年にASモナコのユースチームに所属。様々なビッグクラブからオファーがあったが、アカデミーの実績があり、両親から勧められたこともあってモナコを選んだ。ここでも完全に別次元の才能を発揮しており、チームメイトがジェラシーを抱くには遥かにレベルが違うプレイヤーとなっていた。2016年にはユース年代での二冠をモナコにもたらしている。
2014-15シーズンにモナコとプロ契約を交わす。シーズン序盤は出場機会を得られなかったが、2015年12月2日、リーグ・アン第17節SMカーン戦で16歳と347日にしてプロデビューを果たす。2月20日の第27節トロワAC戦では、17歳と26日でプロ初ゴールを記録し、ティエリ・アンリの記録を抜いてモナコの最年少得点記録保持者となる。
2015-16シーズンは、チームが若手を積極的に起用しようとしたこともあり、レギュラーとしてプレーする機会が増える。18歳となった2017年2月15日のリーグ・アン第25節FCメス戦では、リーグ・アン史上最年少となるハットトリックを達成。そして、エムバペの名を世界に知らしめたのがこの年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントでの大活躍である。ラウンド16のマンチェスター・シティ戦では1st legと2nd legで連続ゴールを決め、勝利に貢献。準々決勝のボルシア・ドルトムント戦の1st legでもアウェイで2ゴールを奪い、準決勝でユヴェントスに敗れたものの、アウェイの2ng legでジャンルイジ・ブッフォンからチーム唯一のゴールを奪い、モナコの快進撃の立役者となった。5月17日のリーグ・アン第37節ASサンテティエンヌ戦では決勝点となる先制点を決め、モナコに17シーズンぶりとなるリーグタイトルをもたらしている。シーズンの公式戦通算では44試合26得点という18歳では異例の成績を残した。
このセンセーショナルな活躍ぶりに、欧州各国のビッグクラブは獲得に乗り出すようになり、プロ2年目にしてすでにモナコにとどまるだけの器ではなくなっていた。
2017年8月31日FCバルセロナやレアル・マドリードへの移籍が噂された中、リーグ・アンのパリ・サンジェルマンFCへの買い取りオプション付きレンタル移籍が決定。このときPSGが提示した額は1800万ユーロ(約24億円)と言われ、すでに20歳の頃のメッシの7倍の給与を受け取っていることになる。契約ははじめレンタルで翌年の夏に1億8000万ユーロ(約237億円)を支払うことで完全移籍することになる、といったものだった。
18歳にして巨額の取引がなされた存在となったがそんなプレッシャーなど感じられず、2017年9月5日リーグ・アン第5節のメス戦で移籍後初出場を果たすと、1ゴール1アシストという華々しいデビューを飾る。以降、ネイマール、エディソン・カバーニと共に強力な3トップを形成。CLでもバイエルン・ミュンヘンを相手にゴールを決めるなど、活躍。CLでの通算得点数は十代にして二桁に到達していた。リーグ・アンでもずば抜けた破壊力を誇ったアタッカー陣の一角として移籍1年目にして存在感を放ち、PSGの2シーズンぶりのリーグ・アン優勝に貢献する。
完全移籍に移行した2018-19シーズンからは背番号を「7」に変更。すると、よりストライカー的な役割を求められたこともあってこれまでを遥かに上回るハイペースでゴールを量産。リーグ・アン第9節のリヨン戦では13分間で4得点を決める圧巻の記録を作る。2019年2月には20歳にしてリーグ通算50得点に到達。ネイマールが長期離脱となったシーズン後半戦はエースとしての重責を負うようになったが、それでも勢いは止まらず、リーグ戦の得点数は33得点まで伸び、初のリーグ・アン得点王と最優秀選手賞をW受賞する。
2019-20シーズンはリーグ・アン第3節のトゥールーズ戦でハムストリングを負傷し欠場を続けていたがCLのグループリーグ第3節のクラブ・ブルージュ戦では後半からの出場にもかかわらず3得点1アシストと大暴れし完全復活を印象付けた。出遅れていたリーグ・アンでも第10節のニース戦で開幕戦以来のゴールを決める。2020年3月に新型コロナウィルスの感染拡大のため、リーグは中断。その後打ち切りとなり、リーグ戦18得点で2年連続得点王に輝き、モナコ時代と合わせて4年連続リーグ優勝を経験する。7月24日には久々の実戦となるクープ・ドゥ・フランス決勝サンテティエンヌ戦に出場するが、前半30分にロイク・ペランからの危険なタックルを受けて右足首を負傷。試合後の優勝セレモニーには松葉づえ姿で出席するなど容体が心配されたが、8月に集中開催となったCLで復帰。準々決勝のアタランタ戦では途中出場で流れを変えて逆転勝利を呼び込むなど要所で重要な働きを見せるが、決勝でバイエルン・ミュンヘンに敗れ、あと一歩のところでビッグイヤー獲得を逃す。
2020-21シーズンはシーズン開幕前に新型コロナウィルスに感染したため出遅れることになる。9月20日のニース戦で復帰し早速ゴールを決めると、12月5日のモンペリエ戦のゴールでリーグ戦二桁ゴールに到達すると共に、20歳にしてクラブ通算100ゴールを達成する。国内メディアからはプレークオリティの低下を批判されるが、それとは裏腹にコンスタントにゴールを決めていく。2021年2月16日、カンプノウ開催となったCLラウンド16・1st legバルセロナ戦ではハットトリックの大活躍を見せ、敵地での大勝に貢献する。2nd legでも1ゴールを奪い、バルセロナを撃破してのベスト8進出の立役者となる。3月21日におこなわれたリーグ・アン第30節リヨン戦で2ゴールを記録し、リーグ史上最速&最年少で通算得点数100得点を達成している。4月7日のCL準々決勝・1st legバイエルン戦でも2ゴールを奪い、敵地での先勝に貢献。しかし準決勝のマンチェスター・シティ戦の2nd legを欠場し、チームは敗退。リーグ・アンではリールの逃げ切りを許し優勝を逃すが、27ゴールを記録し、3シーズン連続得点王の個人タイトルを獲得。
あと1年となったPSGとの契約延長交渉が決裂したこともあり、2021年夏にレアル・マドリード移籍が現実味を帯びるようになる。実際レアル・マドリードから移籍金250億円でオファーが届いたが、PSG側が拒否したため移籍交渉は決裂。契約を延長しないまま2021-22シーズンもPSGに残ることになる。
開幕から例年通り順調にゴールを決めるが、ネイマールとの確執が報じられるなど、チーム内で孤立していることが伝えられる。9月22日のリーグ・アン第7節メス戦では、味方の決勝ゴールが決まった際に相手GKに対して暴言を吐いたことが問題視される。リオネル・メッシが加わった攻撃ユニットは機能性の高いものではなかったが、それでも高い個人能力でエースとして君臨。2022年2月15日のCLラウンド16 レアル・マドリードとの1st legでは試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決める。2nd legでもゴールを決めるが、チームは逆転負けを喫し、敗退。4月のリーグ戦では驚異的なペースでゴールを量産し、28ゴールで4シーズン連続での得点王とアシスト王をダブルで獲得。2年連続でリーグの最優秀選手にも選出される。
CL敗退以降、去就問題がさらに過熱し、相思相愛の関係と言われたレアル・マドリードへの移籍がもはや既定路線として報じられていた。ところが、5月21日に一転してPSGと新たに3年契約を締結したことが発表され、契約金168億円、年俸78億円という破格の条件で残留することになる。
電撃的にPSGに残留した2022-23シーズンは第2節のモンペリエ戦でシーズン初ゴールを決めると、8月21日の第3節ニース戦でハットトリックを達成。9月6日のCLグループステージ第1節ユヴェントス戦でも2ゴールを記録し、勝利に貢献。例年通りの順調なスタートを切るが、ネイマールとの確執が取り沙汰され、王様のような振る舞いが何かと批判されるようになる。それでも周囲の雑音など関係ないとばかりに例年通りゴール数を増やしていき、2023年3月4日の第26節ナント戦で2ゴールを決め、24歳にしてクラブ通算201ゴールに到達し、クラブ最多得点記録を更新する。CLではラウンド16でバイエルン・ミュンヘン相手に完封負けを喫するが、リーグ・アンでは29ゴールを決めて5年連続得点王を獲得。リーグ連覇も成し遂げる。
シーズン終了後、残り1年となった契約を延長しない意向を示したことでクラブとの関係が悪化。翌年のフリーでの放出を阻止したいPSG側はエムバペを事実上の構想外とし、2023年7月の日本ツアーには参加させず、練習にも参加させないという強行的な措置を取る。2023-24シーズンのリーグ・アン開幕戦もメンバー外となるが、8月13日にトップチームの練習に合流したことが発表される。こうして2年続けての去就騒動は残留という形で一定の終息を迎える(結局契約延長はしていないらしい)。
2023年8月19日のリーグ・アン第2節トゥールーズ戦でベンチ入りすると、途中出場から先制ゴールを決める。第3節のRCランス戦からスタメンに復帰すると、リーグ戦3試合連続2ゴールと驚異的な得点力を発揮する。11月11日、第12節伊東純也の所属するスタッド・ランス戦ではハットトリックの活躍でチームを勝利に導く。リーグ前半戦の時点で18ゴールと得点ランキングトップを独走。
少年時代からエリート街道を歩んでいたこともあり、各年代のフランス代表でプレーした経験を持つ。2016年7月にドイツで開催されたUEFA U-19欧州選手権2016には当時16歳ながらもU-19フランス代表として出場し、5得点を決めてチームを優勝に導き、大会の優秀選手に選ばれている。
フル代表には、2017年3月26日ロシアワールドカップ欧州予選のルクセンブルク戦で18歳と95日でデビュー。以降、代表に定着するようになり8月31日の欧州予選オランダ戦で代表初ゴールを記録する。
2018年6月にロシアで開催された2018 FIFAワールドカップに憧れのジネディーヌ・ジダンが付けていた背番号「10」を付けて出場。右ウイングで起用されると、爆発的なスピードでフランスの攻撃の切り札的な存在となり、世界中のファンを魅了する。グループリーグ第2節のペルー戦でW杯初ゴールを決め、大会における最年少得点者となる。ラウンド16では、メッシ擁するアルゼンチンと対戦。前半に爆発的なスピードでPKを得れば、後半に2得点を奪う活躍を見せる。7月15日におこなわれたクロアチアとの決勝では、後半20分にミドルシュートを決めてチームの4点目を奪い、ペレ以来2人目(出場も3人目)となる決勝戦でゴールを決めた10代の選手になる。大会では得点ランク2位の4得点を記録し、フランスの2度目のW杯優勝に貢献。ベストヤングプレイヤー賞も受賞し、19歳にして世界の頂点を経験することになった。
2021年6月に開催されるEURO2020のメンバーにも順当に選出されるが、大会直前の親善試合後のオリビエ・ジルーの自身への批判とも受け取れる発言に激昂。ジルーからの謝罪を受け入れず、2人の対立がクローズアップされるようになる。迎えたEURO2020本大会では、グループステージの3試合でゴールを決めることができず、ラウンド16のスイス戦では120分間フル出場しPK戦では5人目のキッカーを務めたものの、GKヤン・ゾマーに止められ、フランスを敗戦させてしまう。結局大会を通してノーゴールに終わり、プロになってから初めて大きな挫折を経験した大会となった。
2021年10月10日、UEFAネーションズリーグ2020-21決勝スペイン戦では、チームを優勝に導く決勝ゴールを決めるが、このゴールがオフサイドであったとスペイン側が主張し、論争となる(ちなみにこのときのルールではオンサイド)。2021年11月11日、本大会出場に王手をかけた2022 FIFAワールドカップ欧州予選カザフスタン戦では、代表では自身初となる1試合4ゴールの圧巻の活躍を見せ、フランス代表に7大会連続のワールドカップ出場権獲得をもたらしている。
二度目の出場となった2022 FIFAワールドカップ・カタール大会でもグループリーグ初戦のオーストラリア戦で1ゴール1アシストの活躍を見せ、早速怪物ぶりを発揮。第2戦のデンマーク戦では2ゴールの活躍を見せ、グループリーグだけで3ゴールを記録する。決勝トーナメントに入っても勢いはとどまらず、ラウンド16のポーランド戦ではロベルト・レヴァンドフスキとの最強ストライカー対決が注目された中、2ゴール1アシストとチームの全得点に絡む大活躍で勝利に導く。アルゼンチンとの決勝は、リオネル・メッシとの新旧スター対決が実現。2点のビハインドを背負った後半35分にPKを決めると、そのわずか1分後に信じられないダイレクトのボレーシュートを決める。さらに再びリードを許し敗色濃厚となった延長後半11分に再びPKを決め、またもや敗色濃厚のフランスを救う。ワールドカップ決勝でのハットトリック達成は、1966年大会のジェフ・ハースト以来史上2人目の快挙となった。その後チームはPK戦で敗れ、惜しくも連覇は逃したが、通算8ゴールで大会得点王に与えられるゴールデンブーツを受賞。
ワールドカップ後、代表を引退したウーゴ・ロリスの後任としてフランス代表のキャプテンに任命される。キャプテンとして最初の試合となった2023年3月24日のEURO2024予選オランダ戦で2ゴール1アシストの活躍を見せ、4-0の快勝に貢献する。10月13日のアウェイのオランダ戦でも2ゴールの活躍を見せ、勝利に貢献。フランス代表をEURO2024本大会出場に導いた。
シーズン | 国 | クラブ | リーグ | 試合 | 得点 |
---|---|---|---|---|---|
2015-16 | モナコ | リーグ・アン | 11 | 1 | |
2016-17 | モナコ | リーグ・アン | 29 | 15 | |
2017-18 | モナコ | リーグ・アン | 1 | 0 | |
パリ・サンジェルマン(loan) | リーグ・アン | 27 | 13 | ||
2018-19 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 29 | 33 | |
2019-20 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 20 | 18 | |
2020-21 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 31 | 27 | |
2021-22 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 35 | 28 | |
2022-23 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン | 34 | 29 | |
2023-24 | パリ・サンジェルマン | リーグ・アン |
モナコでブレイクした頃は左ウイングが主戦場となり、ティエリ・アンリの再来と称された。PSGへ移籍してからはネイマールが左ウイングにいることもあり、右ウイング、2トップの一角、1トップと前線のあらゆるポジションを経験。よりストライカー的な動きを覚え、得点感覚が年々増している。フランス代表では右ウイングで起用されることが多い。どのポジションでも自分の長所を発揮できる対応力がある。
一番の特徴は何といっても爆発的なスピード。最高時速は44・7キロ。トップスピードは陸上のウサイン・ボルトと遜色ないレベルである。一歩目のスピードが尋常ではないレベルのため、静止した状態からの加速力が速く、独力で相手の守備を壊すだけの能力が備わっている。また、ドリブルの切れ味も特徴的であり、自慢のスピードを活かしつつ緩急をつけることで相手に的を絞らせない。小さく蹴り出しながら進む独特のフォームから一気にギアを入れて大きく蹴り出し、ロシアW杯で見せたようにDFをぶっちぎり置き去りにする。
身体能力だけでなく、ボールテクニックにも秀でており、スピードを落とした状態のときにエラシコを披露することもある。ボールを受けるための動作もうまく、足下でボールを受けることも、スペースに走りこんでボールを受けることも得意としている。シュートは、コースを狙った正確なタイプのシュートのほうが多い。ワイドで起用されたときは、カットインから中に切れ込んでのシュートも多い。同時に味方を使ったプレーも選択肢に入っており、大外からのクロスの精度も高い。
フィジカルモンスターにありがちな、ボールの受け方や受ける位置を全く考えないという問題とは無縁で、相手を外した位置取りや相手の死角から飛び出すなどの知性的な動きも見せている。味方の位置や相手の位置もしっかり把握できるサッカーIQの高さも特徴的である。
弱点は1人で持ち込もうとしすぎて判断を間違えることがあることと、守備意識の低さが挙げられる。特にサイドで起用されたときに必要なときに自陣に戻ってこないことがある。ただ、爆発的なスピードを生かすためカウンター要員としてあえて高い位置に残っていると見ることもできる。
PSGのライバルチームであるオリンピック・マルセイユに所属していた酒井宏樹は、対戦した選手の中で手のつけられなかったFWに、真っ先にエムバペの名前を挙げている。
掲示板
37 ななしのよっしん
2022/12/22(木) 20:33:26 ID: 8AacEaSgt/
ロシア大会の頃はスピードにまかせた突破が目立ったけど、カタールではより技巧的になっててヤバい
まだ全盛期じゃないと思う
38 ななしのよっしん
2022/12/26(月) 00:04:08 ID: ALC2NMueuP
>>32
エムバペ…サイドでもプレーできる怪物ロナウド
ハーランド…左利きのイブラ
プレースタイル的にはこんな印象
>>37
あなたの言う通りだよ
2018年のエムバペはこのアルゼンチン戦のドリブル突破に代表されるようにスピードは凄まじかったが狭いスペースでのプレーに難があった
Destroying Speed Amazing Kylian Mbappé vs Argentina HD
https://
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
39 ななしのよっしん
2023/07/08(土) 10:29:39 ID: wa4XUHLa9d
「日本人を傷つけるのが目的だ」エムバペを“悪用”した韓国のフェイク動画に仏メディアが怒り!「信じられない」「悪意のある捏造」
https://
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/18(木) 02:00
最終更新:2024/04/18(木) 02:00
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