キングオブコントとは、プロ・アマ問わず”コント”によって”真のコント日本一”を決めるお笑いイベントである。
2008年からスタート。M-1グランプリが漫才の日本一を決めるのに対して、キングオブコントはコントの日本一を決めるお笑い賞レースである。
決勝の司会はダウンタウンの浜田雅功[1]が務めており、彼らと審査員の芸人との絡みも見所の一つである。
コントは漫才よりも自由な形で演じることが出来るものであるがゆえに、コント以外の面で注目される要素もあり、代表的なものがコント中のBGMとして使用される音楽である。2013年に天竺鼠がコント中に使用したAlexandra Stanの『Mr.Saxobeat』や、2015年にコロコロチキチキペッパーズが使用したSURFACEの『さぁ』、藤崎マーケットが使用したDEENの『ひとりじゃない』などが印象に残る楽曲として注目を集めた。
大会の冠スポンサーはオロナミンC(大塚薬品)、タウンワーク(リクルートジョブス)と変遷した後、第9回大会(2016年)から第11回大会(2018年)はCygames[2]が、第13回大会(2020年)では2019年末より当番組MCである浜田雅功がCMキャラクターに抜擢された出前館が務めている。
第12回大会(2019年)までは単独の特別番組として放送されていたが、第13回大会(2020年)からはキングオブコントを含む複数のお笑い特別番組を連結させた長時間特番「お笑いの日」(番組メイン司会:ダウンタウン)のトリを飾るメイン番組という位置づけで放送されている。
なお、過去の大会は一部を除きTBSとテレビ東京共同のストリーミングサービス「Paravi」にて配信中。
毎年夏頃から予選が始まり、一回戦、二回戦、準決勝を経て秋の決勝で8組の芸人がコントの腕を競い合う。M-1グランプリと異なり敗者復活戦はなく、結成10年の縛りも存在しない。審査員は2014年まで師匠格ではなく準決勝で敗退した100人の芸人が審査を行う形式を取っていたが、2015年に「コント師が尊敬するベテランのコント芸人」が審査する方法に改められ、松本人志・さまぁ~ず・バナナマンの5名が持ち点100点、合計500点満点で審査する方法に改められた。2021年からは松本以外の審査員が山内健司(かまいたち)・秋山竜次(ロバート)・小峠英二(バイきんぐ)・飯塚悟志(東京03)といった、過去の優勝者に一新された。
2008年は二段階方式。決勝8組をAリーグとBリーグの二組に分け、それらを準決勝で敗退した100人が持ち点5点の500点満点で審査。AリーグとBリーグのトップがもう一本ネタを披露し、それを本人も含めたファイナリスト8組が口頭で投票し5票を得た組が優勝という方式であった。
2009年から2013年までは全ての組が2つのネタを披露し、それぞれのネタ審査員が10点の持ち点で評価する1000点、合わせて2000満点方式である。2014年はまず一本目の一騎打ち形式で勝者5組を決め、二本目は1組目と2組目がネタを披露→2組で投票を行う→票の多い方が勝ち残る→3組目がネタを披露→先程勝ち残った組と3組目で投票→票の多い方が勝ち残る→…を5組目まで繰り返す形式であった。(2015年からは前述のとおり)。
第1回(2008年)記念すべき第一回大会。 まず予選だが、無駄にリーグ制を採用しているため最も点数の高い2組が最終決戦に上がれない事態が発生。 |
Bリーグ=青 |
第2回(2009年)昨年からルールが一新。100人が審査するのは変わらないが、ブロック制が廃止され全ての芸人が2ネタ披露する事が出来るようになった。 一つ目のネタではサンドウィッチマンの本来の土俵であるコントだということもありダントツで一位を獲得したが、二つ目のネタで東京03が「旅行にやってきた男女三人組」のコントで笑いを爆発させ当日の最高得点をとり逆転優勝を果たす。 この日もう一つ話題になったのはダウンタウンのDNAいじりである。浜田が審査員の一人である若手芸人のDNAに振ったところ、彼らは慌ててしまって上手く返せなかった。しかしそのテンパリ具合が逆に面白かったのか、その後も浜田は彼らに振り続け、その度にDNAは顔を真っ赤にさせ会場を湧かせていた。 |
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第3回(2010年)2015年12月、優勝コンビのキングオブコメディのツッコミである高橋健一が、東京都内の高校に侵入し女子高生の制服等を盗んだとして逮捕され、契約解除、コンビ解消してしまう事件が発生。 |
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第4回(2011年)ロバートが史上初の完全優勝(ファーストとファイナルでそれぞれ単独1位かつ全体の得点ランキングで1位2位を独占しての優勝)を達成した。 準優勝の2700の二本目のネタ「キリンスマッシュ」は従来のコントの概念とは大きく異なるもので、優勝は逃したものの放送直後から話題になり、ネット上ではそのネタの是非を巡る議論が行われた。 この年は、ダウンタウンから審査員芸人への振りが殆どgdgdになってしまったという生放送ならではの一面も話題になった。 2018年2月、決勝出場コンビであるトップリードの新妻悠太が、住居侵入及び窃盗未遂の現行犯で逮捕され芸能界を引退したため、Paraviでは該当コンビの出演部分がカットされている。 |
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第5回(2012年)優勝したバイきんぐは100人審査時代の最高である合計1941点を記録。 |
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第6回(2013年)アルコ&ピースのファーストステージのネタが精子と卵子の受精コントという自由すぎるものだったためTBSに苦情が殺到したらしい。 優勝者であるかもめんたるがファイナルステージで987点という高得点を記録。 |
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第7回(2014年)
2度目の大幅なルール改訂が行われた。(ルール詳細は上述) ファーストステージ第1試合先攻のシソンヌの紹介VTR途中で番組スタッフが誤ってCMのボタンを押してしまい、CMへ行ってしまう放送事故が発生した。 |
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第8回(2015年)ファーストステージで上位5組がファイナルステージに進み、2つのネタの合計点で優勝者を決めるルールになった。 2014年までの恒例であった大会のDVDの発売が、この年から行われなくなった。 ファーストステージを一位通過したロッチが、ファイナルステージのネタで大きくコケて優勝を逃してしまう珍事件が発生。 |
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第9回(2016年)ファーストステージのかまいたちのネタの採点時に、三村の機会が故障してしまうトラブルが発生。その後すぐ機械は修理されたが、三村は点数の書いた紙をスタッフに渡す措置をとっていた。 ファーストステージ終了時点でジャングルポケットとライスが同率1位となった。ファイナルステージではファーストステージ得点の低い組からネタを行うが、どのような経緯で決定されたのか分からないまま、ライス→ジャングルポケットの順番で行われた。 |
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第10回(2017年)
上記の事もあり、大会終了後は優勝したかまいたちよりもにゃんこスターにスポットが当たる事が多く、かまいたちは後に出演した番組等でその事を度々いじられる羽目になってしまった。 |
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第11回(2018年)ワタナベエンターテインメント所属の芸人初の三大賞レース(M-1、R-1、KOC)優勝者となった。 最終決戦に進める組が3組に変更された。 2020年時点での決勝進出最多記録保持者であるさらば青春の光が、この年を最後にKOC引退を表明。結果は4位であった。 新ルール、というか新企画である「ファイナリスト完全シークレット制度」が始まった。 この運営の杜撰さに加え、そもそもこの新制度自体が極めて不評だったこともあって、番組開始前から大会への非難の声が相次いだ。 総合3位のチョコレートプラネットがロッチ現象(2015年参照)を起こしたと話題に。 ポストを読み込み中です |
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第12回(2019年)どぶろっくがファーストステージで2015年以降の審査制度における最高得点「480点」を記録した。 昨年物議を醸したファイナリストシークレット制度がまさかの続投。 |
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第13回(2020年)
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第14回(2021年)
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第15回(2022年)
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第16回(2023年)
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第17回(2024年)
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関連商品関連項目 |
掲示板
75 ななしのよっしん
2024/12/23(月) 16:07:42 ID: guibiPD1S5
こうして全部見返すと2015大会から実装された5人審査が1番公平な結果になってるからこのままルールは変わらないで欲しいところだね。2008〜2013までの芸人審査も良かったけど好みで点数つけたのが多かったんだろうかね。2014年に至っては芸人ウケが良いシソンヌが完全に有利だったからなぁ…(俺はシソンヌの優勝は文句無かったけど)。
76 ななしのよっしん
2025/02/05(水) 20:27:34 ID: tnpYL+oCEO
コロチキ、さらば、ニューヨークあたりは審査員制じゃないままだったらファイナリストなってなかっただろうな
77 ななしのよっしん
2025/03/11(火) 13:25:17 ID: tnpYL+oCEO
ダウンタウン二人ともいなくなって司会は誰になるんだろうな
今田がM1やってるから東野とかか
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最終更新:2025/03/15(土) 20:00
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