キングクルール 単語

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キングクルール

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ドンキーコングの関連項目一覧 > キングクルール

キングクルールとは、任天堂ゲームドンキーコングシリーズに登場するキャラクターである。
CV : 小杉十郎太TVアニメ版)

概要

キングクルールスーパードンキーコング』で初登場。本作敵営「クレムリン軍団」の総帥であり、ラスボスを務めた。

容姿は王冠マントを身に着けた巨ワニで、血走った大きな左眼が特徴。

英語表記は「King K. Rool」であるため、正式名称は「キング・ク・ルール」で発音も「キング・ケイ・ルール」だが、日本語表記では特に意識されず「キングクルール」と表記・発音されている。

スーパードンキーコング』ではクレムリン軍団を率いてドンキーバナナ倉庫から大量のバナナを盗むという地味な悪事を行った。最終的に自身のガレオン上でドンキー決闘を行い、死んだフリ等の戦法を使いながらも敗北(一定ダメージを与えると偽のエンドロールが流れ、その後復活する)。バナナを全て取り戻される。

その後『ドンキーコング64』では新兵器ブラストティック」を搭載した上移動要塞でコングフミリーらの住処DKアイランドをごと滅ぼそうとするも、操縦ミスで要塞が突し兵器が故障。修理の時間稼ぎのためまたもバナナを盗み、さらにディディーコングら4匹のコングを監禁する。しかし結局バナナ仲間のコングを取り戻され、兵器も不発に終わったことから小飛行機で脱出を図るが墜落墜落した飛行船に乗り込むとなぜかプロレスリングが設営されており、ボクシンググローブをはめたキングクルールとの最終決戦になる。

『ぶらぶらドンキー』ではジャングルピック優勝メダルを盗み逃走(ただし運搬途中でそのほとんどを落としてしまう)。その続編である『ジャングルクライマー』ではバナナ人からクリスタルバナナを奪った。同作ではクリスタルバナナ巨大化したクルールとの決戦になる。

ドンキーコング たるジェットレース』では部下のクレムリンたちと共にレースで参加。ほぼ全員が小たるジェット2機装着で出場する中、一人だけ大たるジェットに搭乗して出場する。

シリーズを通してコングフミリーにちょっかいをかける、マリオシリーズで言えばクッパのような立場の悪役キャラである。しかしマリオファミリーの一員のような扱いでパーティゲーム等に参加していたドンキーコングとは違い、キングクルールがマリオシリーズに出演することはこれまでなかったが、『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』にて隠しキャラとして初登場。野球の試合中だけではあるが、初めてドンキーコングと協する。しかしクッパとの仲は悪いらしい。

2008年発売の『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』を最後にその後のドンキーコングシリーズには登場しておらず、ファンの間では何らかの形での再登場を望まれていたが、2018年に発売された『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で晴れPCとして参戦。

初登場作『スーパードンキーコング』での戦闘BGM「キングクルールのふね」は陽気なイントロから一変してロックメロディへ変貌する構成などで人気のあるBGMであり、『スマブラSP』でもキャラテーマBGMのような扱いでACE氏が編曲したバージョンが用いられている。

兄弟?コスプレ?謎多きクルールの設定

スーパーファミコンスーパードンキーコング2』『スーパードンキーコング3』ではそれぞれラスボスとして「キャプテンクルール」「バロンクルール」というキングクルールに非常に容姿が似たキャラが登場する。この2体について日本版・海外版で設定が異なっている。
日本では『2』当時の攻略本にてキャプテンキングであることが明記され、『大乱闘スマッシュブラザーズX』のキングクルールのフィギュア説明文にも同様に書かれているが、『2』作中では特にそういった描写はされておらず、同時期にコロコロコミックで連載されていたコミカライズでもキャプテンが顔がキングと似ていることを摘されると「キングクルールなんて知らん」「任天堂に聞け」とごまかすなど、媒体によって揺れが生じている。
海外では彼らは衣装を変えただけの本人、つまり同一人物として扱われており、レア社公式サイト現在閉鎖)には「クルールの様々な顔」というタイトルイラストで3名が掲載されていたり、『ドンキーコング64』の海外版説明書では「クルールが(キャプテンバロンのような)馬鹿馬鹿しい変装をやめたのかもしれんが~」というクランキーの言が載っていた。GBA版『2』では日本語版でもキャプテンキングが同一人物であるような記述があったりと、基本的なレア社の見解ではすべて同一人物の扱いである。
そもそも2作の登場作品である『2』のタイトル画面のBGM名が"K.ROOL RETURNS(クルールが帰ってきた!)"なのでまぎれもなく本人であるとする意見もある。
ちなみに『ドンキーコング64』で日本語版ではキングクルールとされていたクランジーが海外版ではただの手下であったり[1]と、日本語版と海外版では細かいキャラ設定がそこまで共有されていなかった模様である。

スマブラでのキングクルール

ヒーローvsライバルの形式の映像が流れた後、それをテレビで見たドンキーが消し、欠伸をしながらダラダラしていた。(この時点で、海外ゲーマーガチファンは彼の参戦を確信した。)
すると、大きな振動が発生。何かがに近づいていると感じたドンキーディディーから確認。すると、大きなが現れ、そこにいたのは紛れもないアイツの姿。
その直後、屈んだ後に現れたのが、アイツコスプレをしていたデデデ。これには、2匹も然。そんな彼らを笑いながら、バカにするデデデ

ッ!バシッ!ビューン!

そんなデデデをぶっ飛ばしたアイツ…、キングクルールが遂に参戦した。

10年ぶりということもあり、初期のバタ臭い容姿と後作のマイルドになった姿の中間あたりのデザインになっており、過去出演作で使用した多様な攻撃を駆使しながら、ドンキーとも本編以上にガチな殴り合いを繰り広げる。
彼が登場する作品で使っていた技をスマッシュ技や必殺技に搭載。「1」の王冠投げ、「2」のラッパ(ご丁寧に海賊帽子を被っている)、「3」のプロペラ機、「64」のボクシンググローブが該当する。
最後の切り札も、「64」の兵器兼基地であるブラストティック本編では、発射寸前で終わったのが遂に発射。原作の発言通り、DKアイランドをぶっ飛ばした。

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脚注

  1. *しかし、この日本版の公式設定がネットを通じて海外にも知られ、そちらでも「クランジーはクルール」という認識が広まっているらしい。
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