ギリメカラ単語

ギリメカラ

1.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

ギリメカラとは、インド神話におけるインドラの乗り物とされているアイラーヴァタ」の蔑称である。

宗教的解釈

仏教発祥の地であるインドでは、バラモン教のが根強く残ったものの、他宗教は免れず、 結果として、多神教としてのヒンドゥー教が発展した。 現在インドではヒンドゥー教徒が多数を占める。これに対して、スリランカには初期の仏教、特に上座仏教が伝来し、そのまま根付いた。

このため、スリランカインドでは宗教を地盤とした文化には違いがあり、後期仏教における帝釈天、つまりバラモン教におけるの一柱であるインドラの乗り物アイラーヴァタが魔物として扱われる。役割も仏教におけるサタンに近い他化自在マーラ天魔第六天魔王など)の乗り物となり、 容姿もからに変わり、名称もギリメカラとなる。

釈迦入滅以後、様々な悪魔を受け入れてきた大乗仏教に対し、上座仏教の解釈に厳しく、そのため、インドラやアイラーヴァタを悪魔視するようになったものと思われる。

なお、ヒンドゥー教におけるインドラ、アイラーヴァタは、教義の変化によって人気を減じ、 現在ヒンドゥー教におけるたるは、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーである。
インドラの属性シヴァにより濃く、その乗り物であるところのアイラーヴァタは、 シヴァ息子であるところのの首を持つ「ガネーシャ(別名ヴィグネーシュワラ)」に、それぞれ受け継がれたものと思われる。

真・女神転生シリーズにおけるギリメカラ

初期のうちから登場し、プレイヤー達に一種のトラウマを植えつける。

何かというと、この悪魔特性として物理攻撃を反射する」というのがあり、うっかり強い武器を持った主人公物理攻撃をセットしてオートバトルにするとあっさり死亡 → タイトル画面。初見殺しの代表的なである。金子一馬氏のデザインから、「「1つ」にはオート厳禁」と言うのが定番である。

なお、「女神転生Ⅱ」では「ギリメカ」になっている。単純に「ラ」と「テ」を見間違えたのであろう。

ちなみにシリーズによっては「アイラーヴァタ」「ギリメカラ」の両方が登場する。

ドラゴンクエストシリーズにおけるギリメカラ

ギリメカラ(ドラゴンクエスト)を参照

関連商品

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2024/03/29(金) 07:00

ほめられた記事

最終更新:2024/03/29(金) 07:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP